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シュウの作業部屋

日頃の事や趣味のアニメ、マンガ、ゲーム、模型製作などを書きたいと思います。

大学選抜 M26パーシング重戦車(メグミ車)

2021-05-11 00:38:24 | 模型関係

ガルパン戦車14作品目であるM26パーシングです。公式キットを使用して製作しました。

公式キットには両フェンダーを支えるターンバックルが付属していますが車体前方のT字シャックルが付属していません。タミヤ製は逆でシャックルが付いていますがターンバックルはありません。
なのでタミヤ製のパーシングの後方のシャックルを小改造して装着しています。
車体機銃と防盾内の同軸機銃、砲塔のアンテナ基部をアドラーズネストの物に交換しています。

砲身はキットの砲身は横から見ると空洞が目立つので金属砲身に交換し、
キット付属の組み立て式履帯もフリウルの金属製履帯に交換しています。

キットにはワイヤーが付属していないのでシャーマンの先端部にモデルカステンのソフトステンレスワイヤー0.8mmを使用しています。固定具はエッチングの切れ端をコの字に曲げて接着しています。
ワイヤーの先端部は後方のT字シャックルが付いていた所に固定されていますが、説明書通りに接着するとワイヤーが取り付けられません。設定画を見ながら角度を変更、隙間が出来るのでパテで埋めています。
また、フェンダーを切って短くしています。

左右フェンダー、道具箱にある大量の小さなコの字型のパーツはファインモールドのエッチングパーツを使用しました。
砲塔後部の重機関銃銃身止めはキットでは寝ているため切って真ん中をプラ棒にして立たせました。

車体と砲塔にある7カ所のぺリスコープを開口しファインモールドの米軍用ペリスコープを使用してガラス部分を再現しています。キューポラのペリスコープは設定では後ろ側、キットでは前側にあるので、ハッチを切り取り後ろに移動し、ペリスコープを上下に切りキューポラの表裏に接着しています。


今回パーシングに乗せるためにプラッツのフィギュアシリーズからメグミを製作しました。
基本アクリルで塗装していますがアクリルに無い色はラッカーの筆塗で塗装しています。
肌色はキットのままのサフレス塗装です。

戦車に乗せてみました。砲塔にプラ板を貼り手の位置にキューポラの淵が来るように高さを調整しています。


全体でみるとパーシングがかなり大きいのがわかります。
塗装は履帯色で履帯とシャドウを吹いてからオリーブグリーンに少量の濃緑色を混ぜたものを吹き、機銃はつや消しブラック、デカールを貼ってからクリアを吹き、フィルタリングとスミ入れをしています。
今回はメグミ車を作りましたがパーシングはドラゴン2両、タミヤ1両購入していたので中隊長車を別仕様で作ろうと思います。今回は砲身、履帯を交換した「全部乗せ」です。さすがにすべて交換できませんので。

ガルパンで各校が所持してそうな戦車

2020-10-28 00:28:04 | 模型関係
ガルパン劇中では多種多様の戦車が登場します。設定で所持していたりする物もあります。
それ以外で「持っていてもおかしくない戦車」を挙げてみます。
完全に個人の考えなのでご了承ください。


聖グロの所持してそうな戦車は「コメット巡航戦車」と「トータス重突撃戦車」です。

コメット巡航戦車は17ポンド砲をコンパクトにした77mm砲を搭載した実質最後の巡航戦車です。(センチュリオン区分としては巡航戦車だが実質主力戦車のカテゴリです)
聖グロの戦車は攻撃力が低いので配備されればかなりの戦力UPになるのではないでしょうか?

トータス重突撃戦車は最大装甲225mm、32ポンド砲を搭載した要塞突破用の戦車で
劇場版に出てきたT28重戦車と設計コンセプトが同じ機体です。
劇中で「持ってませんけど」と言っていますがその後入手したというIF設定で作ってみたら面白いかもしれません。


サンダースが所持してると思うというか確実に持ってるM4A3シャーマンとM4A3E8シャーマン・イージーエイトです。
M4A3はフォードV8エンジンを搭載したシリーズ最良と言われた主要モデルです。
イージーエイトはそのM4A3の最終形で主砲は76mm砲、足回りをVHSSサスペンションに交換した大戦中最高のシャーマンです。
レアなA6も所持してるならA3やA3E8も所持してもおかしくありません。ケイ車長用にイージーエイトで作ってみるのも面白いかもしれません


アンツォが所持していそうな戦車はM13/40カーロ・アルマートとセモベンテM40ー75/18です。

M13/40はイタリアの主力中戦車で47mm砲を搭載、スペック的に九七式中戦車とほぼ同じです。
セモベンテM40ー75/18は主砲をP40の34口径75mm砲を搭載したM43-75/34があります。P40を作ったときに金属砲身に交換したのならキットの砲身が余るのでそれと交換することで製作できます。

このような感じです。主砲を交換するだけなので資金難なアンツォでも製作可能だと思われます。



知波単が所持してそうな戦車は一式中戦車、四式中戦車、四式軽戦車です。

一式中戦車は九七式中戦車改とほぼ同じで溶接車体になり装甲も最大50mmに強化されています。
四式中戦車は長砲身75mm砲搭載の中戦車で終戦までに2両作られました。
四式軽戦車は九五式軽戦車の砲塔リングを大きくして九七式の砲塔を乗せた物で福田車用作ってみるのもいいかもしれません。
他にも三式中戦車も所持していてもおかしくありません。これらを用いて「新生知波単」を作ってみたらいいかもしれませんね。

自分的に「あったら面白いかな?」と思う車両を挙げてみました。この他にも気になる車両もありますし、「もし大洗に新しい車両をいれるなら?」として考えるのも面白いですね。

アンツィオ高校 P40重戦車

2020-10-11 21:42:35 | 模型関係

ガルパン戦車13作品目であるP40重戦車です。タミヤのキットを使用しました。
P40のキットは公式キットには無く、イタレリのキットか、タミヤ限定シリーズのキットしかありません。しかも限定生産です。丁度再生産されたものを購入しました。

製作に関しては「2014プラモカタログ」でP40の製作記事があるので参考にさせていただきました。
ただし、劇中仕様にするには細部が異なります。

車体右に1個、左に2個ジェリ缶がありますがキットには含まれていないのでアスカモデルの「イタリア軍ジェリ缶セット」を使用しています。また、付属のエッチングの曲げ方が実写とは異なり、十字の所が下にくるはずが横に来ています。曲げガイドが違うので注意が必要です。
また、排気管カバーは劇中車には無いので必要ありません。

予備転輪の取り付け穴が右寄りになっているので少し左に穴を広げて中央寄りに接着します。
また、左にナンバープレートは劇中車には無いので必要ありません。

左右エアクリーナーの下の突起を削り車体に直接接着します。起動輪にある刻印は劇中車には無いので削り取ります。
サスペンションは転輪を挟み込んで製作するのですが、転輪の幅が広いので挟み込むと隙間が出来るので軸を削って薄くします。
履帯は押しピンが気になったのでフリウルの金属履帯に交換しています。

組立には注意が必要です。車体を箱組みする際に反りが酷かったので前半分を瞬間接着剤で接着してから後ろ半分を接着する方法で強引に製作しています。
車体前部をシャーシに接着する際、前に寄せて接着してエンジングリルを接着するとその間に隙間が出来ますのでプラ版を挟んで隙間をなくします。車体前部も隙間が空きますのでパテで埋めました。

このキットの最大の問題は砲塔の製作で説明書通りに作っても上手くはまりません。
本に載っている通りに製作します。まず上を下にして回りを組み合あげます。
砲塔上面の形を紙に写し取り砲塔上面にテープで止めて型に沿ってカットすればうまくはまります。
砲身も金属砲身に交換しています。アマゾンに何故か商品名が「SU-100 金属砲身」で売っていたので購入して使用しました。
砲塔左右リベット3個、計6個が劇中車には無いので削り取ります。
上部ハッチは可動しますが、取れやすいので取れにくいようにプラ板で製作しました。
作り方は後程紹介します。

「2014プラモカタログ」に付属している1/35 アンチョビが付属しているので箱に足場が印刷されているので切り取り砲塔に接着してアンチョビを乗せました。
ライトは中を銀に塗ってからウェーブのIアイズに交換しています。

アンチョビ自体も腕や髪にパーティングラインが目立つので削り取って再塗装しています。
車体左側のアンテナは立ててプラペーパーでフラッグを製作して接着しました。

塗装はオキサイドレッドサフを吹いてから履帯色で履帯を吹くついでにシャドー吹きをして、
ダークグリーンで基本塗装を、排気管はアクリルのダークコッパー、スコップなどは黒鉄色、木はファレホのオールドウッド、転輪はダークラバーを塗装してからモデルカステンのデカールを貼り、軽くクリアーを吹いてから
Mrウェザリングカラー フィルタ・リキッド フェイスグリーンを塗布してからタミヤ スミ入れ塗料ブラックを使用してスミ入れしています。

砲塔ハッチの取れにくいようにする制作方法です。まず普通に製作します。
内側の周りに補強のプラ板を適当に切って貼り付けています。
砲塔ハッチのバーの内側に1ミリプラ板を3枚重ねて接着して土台を作ります。大きさは見えないので適当です。この時バーに隣接するようにしてください。
更に抜けないようにストッパーを開口口にL字にして接着します。

その上から砲塔の端まで、バーを隠せるようにプラ板を接着します。プラ板の端を開口口に合わせます。


そうすることでスムーズに稼働して簡単に抜けないようになります。抜けにくくなりますがはめにくくもあるので注意が必要です。

イタレリのキット製作は2回目ですが仮組みや調整は大変ですがさほど難しいとは思えませんでした。
初心者向けではありませんがある程度経験があれば製作できると思います。
今回はアンチョビを乗せたいが為にP40を製作しました。やっぱり砲塔に乗せるといいものです。
次回も砲塔にフィギュアを乗せたいので何を作るか迷いますが公式キットから作りたいと思います。


ガルパンプラッツ公式キットの新旧の違い その2

2020-07-16 16:15:00 | 模型関係
以前の記事で手持ちのプラッツの公式キットの新旧の違いを紹介しましたが、その時は発売前、未購入の物がありました。
最近ホビコレでアウトレットセールをやっていて毎週金曜日に商品が入れ替わるのですが、この時持っていないガルパン公式キットが販売されたので購入しました。45%OFFはさすがに無視できなかったのでつい購入してしまいました。
購入したキットを調べてみて改めて分かったことがあるので追加として記事にすることにしました。

GP-51 Ⅱ号戦車F型 青師団高校です。
基本GP-34と同じものです。形成色も同じダークイエローで違いはデカールとフィギュアの有無となります。

GP-52 ヘッツァー(38t改)カメさんチームです。
旧キットは前期型の車体でしたがパーツ構成が見直されて後期型のエンジンデッキと防盾のBナンナーが追加され、
六つ穴誘導輪と履帯のC,Dランナーに変更されて劇中に近い仕様になりました。
これからキットを買う人はこのキットを買うといいでしょう。

GP-53 M4A1シャーマン 76mm砲搭載型です。
旧キットはイタレリでしたが新キットはアスカモデルに変更になり、説明書を見る限りはほぼ劇中仕様になります。
パーツ構成を見ていたら気になる所を見つけました。

Cランナーの不要部品74がT字型シャックルで劇場版M4シャーマンに流用できます。

同じくD+Gランナーの不要部品のG8が英軍式消火器でTV版のM4シャーマンに流用できます。
アスカモデルのキットでM4シャーマン各種を作る場合不要部品がとても役に立ちます。買って損はないでしょう。

GP-54 FT-17ボンブル高校です。
GP-42 BC自由学園とパーツ構成は全く同じでデカールだけが違います。

GP-55 CV35 青師団高校です。


上はCV33、下はCV35の説明書です。
基本同じパーツ構成ですが、CV35の方はエッチングが1枚追加されてデカールが変更されています。


説明書を見ていたら、ミスと思われるところを見つけました。しかし、公式のCGが公開されていないので間違っているかもしれません。
機銃防盾E13、19、20を組み立てると指示がありますが、CV35はリベット車体なので防盾もリベットがあるF13、27、28を使用すればいいと思います。
公式CGが存在せず、例作もモデルグラフィックスに掲載されているものしかありませんので今後の公開が待たれます。

アスカモデルのキットで劇中仕様のM4シャーマンを作るには

2020-07-09 12:00:00 | 模型関係
先日シャーマン系キットに定評があるアスカモデルから新キットが出ました。


それがAS-004 M4シャーマン後期型です。これはASシリーズといわれるバリューキットで、
レギュラーキットからエッチングやデカールやM2重機関銃などの付属品を廃し、車両のみとして価格を下げたキットです。
元となったキットは5500円でこちらは3800円で1700円も違います。
このキットを利用してガルパン劇中仕様のM4シャーマンを再現しようと思います。

それではパーツを見ていきましょう。サスペンションのランナーで3枚入っています。
劇中仕様のVVSSサスペンションは5本スポークの転輪の初期型でキットには初期型、後期型の両方のパーツが入っています。
転輪も5本スポーク、プレスタイプが付属していて好きなタイプを選択できます。

起動輪も3種類、誘導輪も2種類あり、劇中仕様は三角形に半月の穴のA6、7、誘導輪はプレスタイプを選びます。

デファレンシャルカバーも2種類付属していて1ピースタイプと3ピースタイプがあり、劇中仕様は不要部品の3ピースタイプを選びます。

エアクリーナーも2種類付属していて、角形と丸型があります。劇中仕様は角形を選びます。
しかし、製作にはエッチングパーツが必要で、この場合別売りの「35-PE10 1/35 エッチングパーツC」を買う必要があります。

また、TV版仕様で必要な英軍式消火器が不要部品で入っていますのでそのまま使用してもいいですし、他メーカーのキットに使い回してもいいと思います。

付属しているベルト式履帯はT51です。劇中仕様はT48です。履帯は色んなメーカーから出ていますがアスカモデルのベルト式履帯ならネットショップで440円で手に入ります。
TV版仕様ならファイアフライのクリーニングロッドのパーツを、劇場版仕様ならT字シャックルのパーツが必要になります。
キットの値段+千円ほどで基本的なパーツが揃います。あとはどの仕様で作るかによって必要なパーツが変わりますがアスカのネットショップならランナー単位で注文が可能なので必要なら使ってみるとよいでしょう。