回胴式遊技機技術研究 J-Slot Amusement Specification

アミューズメント仕様パチスロの日々

オリンピア・主役は銭形メイン基板修理

2021-09-17 16:12:12 | 日記
オリンピア4号機「主役は銭形」が動かなくなりました。
症状確認
①設定変更ができない
設定モードに入りCOUNTにー1-が表示され、設定変更/リセットスイッチで任意の数値に変更できる。
②スタートレバー操作でCOUNTのーXーのーが消えて設定値決定できる
③設定鍵OFF(左廻し)でゲームモードに戻らない。
通常、③のあとブロッカーコイルが働いてパチンと音がして、メダル通路が確保されるのだが、この動きが確認できない。
各部所を精査するも、異常が見られないのでブロッカー(ー)信号を確認する。
テスターをDC24Vが計測できるレンジに合わせて、黒の電極をGNDに固定し、赤の電極でブロッカー(ー)の電圧を測る
通常、③の動きに合わせてブロッカー(ー)信号の電圧は24Vから0Vに変化するのだが、この動きが確認できない。

結論として、「主役は銭形」のメイン基板が故障して、ブロッカー(ー)信号を発出していないと判断できる。   

ブロッカー(ー)信号の配線をテスターを使って導通確認すると、     
     

メイン基板のCN4㉜につながっていた。ここからメイン基板上の導通を追跡すると・・・・・。     
TPD1039Sにつながるダイオードのアノードにつながっていた。     
どうやら、このダイオードが破損しているようだ。
基板のパターンを切らないように、ダイオードを取り外して新しいものと交換した。

メイン基板をケースに装着してすべての配線をつないで、電源ON。
BINGO!!!
オリンピア4号機「主役は銭形」が見事に復帰した、涙なしには語ることのできない物語、読み終わりとさせていただきます。
めでたし、めでたし。

****************
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