マインズ社謹製アミューズ仕様基板SK-4を再利用して4号機・北斗の拳を動かすことになりました。
パチスロをアミューズ仕様に改造する場合、
①メダル投入時と同じ疑似信号をパチスロ本体に出力
②メダル払出時と同じ疑似信号をパチスロ本体に出力
この2つの仕事をアミューズ仕様基板がやり遂げなければなりません。
さて、4号機北斗の拳はメダル投入センサーが2つあり、そのそれぞれにメダル投入疑似信号を送らなければなりません。幸い、アミューズ基板SK-4はメダル投入疑似信号を2回路備えていますので、SK-4のメダル投入信号1を北斗の拳のメダルセンサー1,SK-4のメダル投入信号2を北斗の拳のメダルセンサー2につなぐことで解決します。
次に、メダル払出疑似信号ですが、あいにく、SK-4はこれを1回路しか持ち合わせていません。4号機北斗の拳は払出センサーが2つあり、そのそれぞれにメダル払出時と同じ疑似信号を送らなければなりません。そこで、当該、メダル払出センサーパルスボードの出番というわけです。
4号機・北斗の拳のメダルホッパーを取り出して、裏をひっくり返してみてみましょう。
メダルセンサーを横から見るとコの字型の形状をしていて金属のプレートが、センサー1のえぐられたような腹の位置にあります。
実はセンサの上下に赤外線が通っていて、今はセンサー1のえぐられた腹にあるプレートがこの赤外線を遮断しています。
一方、センサー2は、今はプレートがセンサー1にあるので、赤外線は遮断さてません。
ところが、メダル払出が実行されるとこれに連動してプレートも動きます。今度は、センサー2のえぐられた腹の位置に動いて、こちらのセンサーの赤外線を遮断します。
センサーを遮断したり(High)しなかったり(Low)でデジタル信号が、メダルを払い出したよーーとパチスロ本体に知らせているのです。
実際にオシロスコープで波形を確認すると
こんな波形が現れます。
マイコンのプルグラムで、アミューズ基板SK-4の払出疑似信号出力をきっかけにメダル払出疑似信号1(high→ low→ High→ Low)メダル払出疑似信号2(low→ High→ Low→High)を出力する回路が本品です。
実際の配線
当該、メダル払出センサーパルスボードの入力はアクティブローを想定しています。アミューズ仕様基板SK-4の機種設定で、アクティブロー出力の機種に設定することを忘れないでください。
SKー4の1回路の払出疑似信号が本品で2回路に分割されて出力されていることがわかる動画。
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