マイコンでコイン投入疑似信号とコイン払出疑似信号を作成して回路に搭載して、パチスロにとなぐとコインを使わずにプレイできるようになります。
メダル投入疑似信号
①GNDをみつける
テスターを使って、導通をたどってGNDを探します。ヒントはスイッチとセンサーです。精算スイッチとメダルセレクターとの導通からGNDがわかっちゃいます。詳細はこちら ②メダル投入疑似信号
パチスロにメダルを投入しながらテスターで電圧の変化をみます。
メダルセレクターから本体主基板につながる配線のどこかにアクティブロー（５V⇒０V）アクティブハイ（０V⇒５V）の信号線があります。
テスターでは信号線の確定まではできますが、オシロスコープを使うと、メダル投入信号の波形がわかります
詳細はこちら③マイコンプログラムを作る
オシロスコープは信号の動きを時系列で教えてくれます。
マイコンの端子を出力に定義して②で調べた通りの波形を本体に送ります。
④マイコンを搭載する回路を作る
パチスロは３枚投入されると４枚目が入らないようにブロッカーコイルが開いてメダルの通路に落とし穴ができて、メダルホッパーには行かずに戻ってきます。メダル投入疑似信号出力が３枚目で止まるのはこのブロッカーコイルの信号を取り込んでプログラムされているからです。ブロッカーコイルはDC２４Vでやりとりしているので、そのままマイコンに入力できません。工夫が必要です。
メダル払出疑似信号
①ホッパーモーター（＋）（ー）
パチスロに貯玉（CREDIT）が残っている状態で精算スイッチを押すとモーターが回転します。テスターがDC２４Vを示すとき、赤の電極側がホッパーモーター（＋）、黒の電極がホッパーモーター（ー）です。
②ホッパー駆動信号
小役が当選するとパチスロ主基板はDC24Vを出力してモーターを回します。
③メダル払出疑似信号
ホッパーにメダルを入れてメダルが払い出されるタイミングでメダルホッパーから本体主基板につながる配線のどこかにアクティブロー（５V⇒０V）アクティブハイ（０V⇒５V）の信号線があります。
メダルを払い出しながらテスターで電圧の変化をみます。
テスターでは信号線の確定まではできますが、オシロスコープを使うと、メダル投入信号の波形がわかります。メダル投入疑似信号の②と同じ要領です。
③マイコンプログラムを作る
オシロスコープは信号の動きを時系列で教えてくれます。
マイコンの端子を出力に定義して②で調べた通りの波形を本体に送ります。
④マイコンを搭載する回路を作る
ホッパー駆動信号はDC24Vです。これをこのままマイコンに入力できません。工夫が必要です。
回胴式遊戯機技術研究会はパチスロの入出力信号を調べて、オシロスコープで波形をみて、その通りの疑似信号を出力するマイコンプログラムを作成して、回路にのせて、パチスロのメダル不要回路を作成して、卒業の技術講習を開講しています。
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