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毒舌猫の晩酌ばなし

食いしん坊猫Farbyとお世話係 時々 東京スカイツリー

File NO.15  モダンシャムのような焼酎

2010-05-05 15:33:19 | 日々是 猫一献
 File NO.15 本格そば焼酎 かおり

 

 私事ではありますが(って ブログに私事以外あんのかぃな…)お世話係
 GW前を狙って 会津若松に行ってまいりやした 今回の酎は ソコで偶然出会ったお方

 そば焼酎を紹介するのはたぶん初めてですな っま イメージとしてそば焼酎というと
 雲海(川中美幸さんのしっぶ~いCMありましたな)とかでしょうか…
 っま なんとなく 芋・麦・米の焼酎御三家(お世話係的分類です)に比べると 
 その次 的なかんじはあるのではないでしょうか

 たぶん その理由のひとつとして 蕎麦が取れる土地=涼しいところ=焼酎の本場 九州ではありえない
 という図式なのかな と思うのですが 意外や意外 そば焼酎の発祥は宮崎県の高冷地
 なんだそうな…

 おっと 話がそれました
 して この 「かおり」 会津若松市内のとある酒屋さんで一目ぼれして買いましたが
 見てみると 話題性大アリ。原料に福島県のオリジナルそば種である「会津のかおり」を使用、
 飯豊連峰の伏流水で仕込んだとあります 
 まま 能書きは ココ を読むとよく分かるので割愛

 して 味ですが こりゃぁ 美味い 分かりますか あのですね お世話係 この酒カテゴリーでは
 旨い と 美味い と ウマイ を使い分けています

 コレはね 美味いんですよ もう ね 呑み口上品 さらりとふわりと香る心地よいそばの香り… 
 いやぁ~ これだけ上品なそば焼酎は呑んだことないですな
 「ほっこりと素朴な田舎娘」 というのが 今までのそば焼酎のイメージだとすると
 この「かおり」は 貴婦人のたたずまい 洗練されています
 分かりやすく 蕎麦 で例えれば これは 極上の更科蕎麦でしょうか…
 お世話係は カラ酒ですが 食中酒としても最適だと思います 

 美味しい水で割ってくださいな と 酎そのものに言われているかのようなすっきり感
 間違っても 東京の水道水 とか つかっちゃ~いけません

 哀しいかな 先週の土曜日に買ってきたのですが 720mlボトルのため ほぼ残りわずか… 
 いやぁ こんな美味しい酒は 是非 いっせうびん で出して欲しいもんです 

 

 余談ですが これを買った 会津若松市の「百薬舎まつ本」さんのお父さん 
 会津の地元ことばなのでしょうか…
 後ろに並んだお酒が 更に美味しく思えるお話ぶりでした

 タイトルは… まんま でしょう 上品な猫といえば ですよ 愛嬌のあるペルシャではなく 
 「洗練されたイメージ」 と言うことで ショータイプのシャム猫さんね 

File NO.14 去勢済みの♂ネコさん

2010-04-27 12:57:50 | 日々是 猫一献
 File NO.14 薩摩の薫 純黒

 

 またまた 間が空いてしまいました。
 お世話係の超趣味的カテゴリー 酒 ばなしでございます。

 さて 今回の酎は 「薩摩の薫 純黒」
 ご存知 鹿児島で明治30年から続く問い老舗 田村合名会社さんの作
 こちらは 徹底したかめ壷仕込みで 一次 二次仕込みともに タンクを使わず
 じっくりと かめで寝かせることにより まろやかな風味を引き出しているんだそうな

 これ ね まず 面(ラベル)を見てください どうですか!! 男らしい荒々しい面構えでしょ
 ガツン っときてくれそうでしょ~ えぇ お世話係も ソコ 期待してました。

 … が しかしっ! しかしっ (大事なコトは二回言う)

 裏切られますねぇ… 見事っ に  

 どこまでも まろやかな 含み口(呑み口 とも言うか) して黒麹のガツッとした強さを
 うま~くオブラートにくるんだような… 
 抜けに残るのは 芋のふくよかな香味とちょっとした土臭さ

 いやぁ~ いい意味で 見事に裏切られました。
 期待していた味とはまったく違ってましたが 旨いです コレ
 旨い というのは 非常に抽象的ですが 黄金千貫の甘味を余すことなく引き出し
 かつ 焼酎本来のどっしりとした味を保っている…

 前回紹介した 「天文館」 もそうですが 地元で愛されている焼酎 というのは
 コストパフォーマンスも素晴らしい 

 ブームやプレミアに惑わされることのない しっかりとした本物の逸品です

 

 … で なんでコレが「去勢済みの♂ネコさんか?」って…

 ふぁ~さんも もちろんそうなのですがね 
 発情前に去勢した♂ネコさんってのは 声を枯らして恋をしたこともなく
 また のほほぉ~んと食べることばっかり考えてるので 

 「図体はでっかいが 声と行動が 仔猫のまんま…」

 えぇ うちのふぁ~さんも 体がでっかくて 顔いかついですが それはそれは
 かわいらしい高い声で鳴くんですよ 「ウニャ~ン」って…  

 っま いい意味で 「裏切られた…  」ってコトで… 


 購入は ココ  お世話係 愛用のお店 です 
 きちんとした価格で きちんとした焼酎を販売されてますよ

 
 

File NO.13 オッドアイの銀ネコのような焼酎

2010-02-10 14:12:10 | 日々是 猫一献
 File NO.13 天文館

 

 いやぁ~ コレは コスパの高い酎ですよ 天文館 ご存知の方はもちろん 「あぁ あの鹿児島のね…」と
 くるのでしょうが お世話係 知りませんでした。しかも 知りません といいつつ そこに行った事有りました  
 という 地理オンチぶり

 天文館ってのは 鹿児島の繁華街の名称なんですが っま その華やかさ 艶やかさ 南国女の心意気 というのが
 ラベルであったり この焼酎にこめられたコンセプトなんだそうです

 「行ったことがありました」というのは 今を遡ることン十年 かの地に就職試験を受けに行った時の事 
 職種上 面接では必ずご当地名物についての質問が出るので 各地でその地の名産を食べてから試験に臨む 
 というのが定番になっておりました

 ソコで出されたじょかの焼酎とさつま揚げ…
 20歳そこそこの女が じょかで一人で酎をやってる図 とゆ~のはちっとも絵にならなかったんでしょうな

 きっぷの良さそうな美人の女将さん 時間が早かったこともあり 相手をしてくれました
 就職がなかなか決まらなくて全国を回っていること、焼酎は苦手だけど勉強のためにオーダーしたんだ みたいなこと…
 (当時から大酒呑みでしたが 洋酒ばっかで 日本酒と焼酎は苦手でした)
 
 女将さん ずいぶん励ましてくれたのを覚えています。キレイな人だったなぁ…

 おっと すんません 独り語ってしまいやしたよ
 この「天文館」ジャケ買い(面=ラベルを見て買った)でしたが 地名かなぁ…と思ってググって見ると 
 なんとあの女将のいた酒場の通りのことじゃありませんかっ 

 俄然 近しく感じて 封を切って見ると…
 またこりゃぁ 美味い しかも軽くて味わい深い というなんとも表現が矛盾しているのですが ほんっとそんなかんじ
 白麹独特の淡麗な味わい、クセのない甘やかさ… かといってさわやか過ぎない酎独特のコクはきっちり 
 抜け良し、久々に常備酒に格上げの酎に出会いました(しかも価格2000円以下  )

 やっぱ キミに出会えたのは 運命だったんだねぇ… と思わず頬擦りしたくなりそうな…
 
 20歳のガキンチョには分からなかった酎の味 
 「あぁ 分かるよーになったわい」 とほくそえむジャスフォーなのでありました

 

 ちなみに… オッドアイの銀ネコさん 可愛らしかったり神秘的だったり 多種多様な表情を見せるってことで…
 
 

File NO.12 シッポの短い三毛猫さんのような焼酎

2010-01-25 11:39:24 | 日々是 猫一献
 File NO.12 農家のガソリン ほげほっぽ

 
 
 またもや 久々の酒更新です。

 ナゼ滞っていたかって?? えぇ ソレはお世話係が酒を呑んでない訳では決してなく
 
 「ふぁーさんと一升瓶の2ショットが撮れなかったから」 というとてもシンプルな理由 びびり暴君 
 警戒して逃げちゃうんですよっ

 え~ で この酎 ちょっと笑いません? この名前っ 「農家のガソリン」でっせ
 もう この名前で 即買い  っで この土っぽい色のラベルもイカしてますよねェ

 で 味なんですけどね… 名前は冗談みたいですが なかなかどうして しっかりした酎です。
 麦の香ばしさ ラベルそのままの土臭さ というのかな 粗野ではなくどっしりとした力強さ 
 まさに 大地の恵みというか 黄金色に実った麦畑を彷彿とさせる味わいです

 ほげほっぽ とは 大分弁で「てきとうに」とか「おもろい」などのニュアンスを持つ言葉だそうですが
 決して適当ではない コレ 妥協のない味、「農家のガソリン」というのは 
 この焼酎 いわゆる地産地消を目指して造られたことから ラベルも地元デザイナーさん、
 地元の子どもたちが麦踏み そして何より 麦農家の人たちが本当に呑みたい味を再現したそうな…

 いいハナシじゃないですか… 麦農家じゃなくても 呑みたいですがな 

 裸麦に麦麹 して昔ながらの常圧蒸留 ガツン とくるインパクトにはかけますが 
 しみじみと ほのぼのと 美味い酎ですよ

 オススメは ロック。良い水と酎が混ざり合っていく様が素敵
 もしくは湯割りもいいかな ちょろちょろと じょか であっためてやりたいですな

 シッポの短い三毛猫=ジャパニーズボブテイル ズバリ 「和」だなぁって言うことで…

 

File.NO 11. エキゾチックショートヘアーっぽい焼酎

2009-12-10 14:50:37 | 日々是 猫一献
 File.NO 11 にごり黒

 久々の 酒モノ まま その理由はさておくとして 今回の 「にごり黒」 なかなか 味わいのある酎でっせ 

 

 無濾過… といっても全く濾過されてないわけではなく 最低限度に押さえた
 という意味 でも 独特の濁りは はっきりと目でも舌でも味わえます

 特質すべきは どっしりとした甘さが広まった後、なぜか 口中に蘇るピリッとした辛さ 

 辛さ っていうと語弊があるかなぁ… 一番近いのは 甘くておもた~いどぶろくに 
 ほんの一瞬だけ炭酸っぽいピリピリを感じることってあるじゃないですか 
 まさに アノ感じ よって 決していやなピリピリではなく むしろ味を引き締めてますな

 あと いわゆる「濁り」と呼ばれる酒ってのは 若干 次の日に残りやすい傾向有り なんですが
 コレは驚くほど ソレがないんですなぁ 調べてみると その秘密は 蔵元独自で持っている湧き水 
 焼酎の上手さの90%は水で決まる という人もいるほど 酒にとって水は命ともいえるもの
 これだけの濁りがありながら 雑味をほとんどかんじないのは その良質な水のなせる技なんでせう

 日當山酒造さんは 500年の伝統ある蔵元ながら 呑み人と時代を反映した焼酎作りを
 心がけていらっしゃる (…とお世話係は感じる) 蔵元さん
 繊細なものから 男らしいどっしりとしたものまで これから呑んでみたい酎がたくさんある注目蔵です

 呑み方のオススメは お世話係的には 常温でちびりちびり 少し含んで舌で転がすようなってんですか 
 でも ほとんどの酒屋さんは「水割り」を薦められてますので そのほうが良いのかな…

 その際は ぜひぜひ 活きてる「濁り」を堪能してみてくださいまし 

 

 ちなみに ナゼ エキゾチックショートヘアー かと言いますと なんか この
 「つぶれたマニアックなかんじ」 に ピンときてしまった ってだけなんですがな 

ボジョレーヴィラージュ ヌーボー2009

2009-11-23 10:26:36 | 日々是 猫一献
 っま 縁起物ですからねぇ 酒呑みのたしなみ ってヤツですか…
 先週の木曜日 遅ネタですが…  

 

 ボジョレーヴィラージュヌーボー2009 
 まぁ 当然 若いワインなんでね 味わいは少ないですよ フルーティーさと酸味を楽しむって位かな 

 

 敢えて 言うなら…
 今年のは 香り立ちがすごく いい。あと ボジョレーの抜け(後味)って例年カシスっぽいんだけど 
 今年はストロベリーっぽい感じが強いんじゃないかな 

 前評判どおり デキは かなり良いと見た 

 

 ニャンコも 極めてどーでも良さそーだが… う~ん 酒に対するテンションって伝わるんやろか…

 あと 是非 ひとつモノ申させていただくのなら 「スクリューキャップ」は いただけないっ  
 やっぱ きちっと「コルク栓」にしてほしいなぁ…
 あの キュキュキュッ ってコルク栓ひっぱる時が一番ワクワクするのに… 

 っま ペットボトルに入ってないだけ マシ なのかもしれないですが コスト無理やり落として買わせるほど 
 美味しいものではないんじゃない ってか ボジョレーの解禁って 雰囲気含めて楽しむもんだと思うんで 
 その辺の「ワビサビ」は大事にしたほーがよいのではないかと… ある種 儀式ですもんね

 とか 言いつつ 1本空けさせていただきましたが … … あ しまった ボヤいただけで オチがない  

File.NO10. ハバナブラウン のような焼酎

2009-11-05 12:28:22 | 日々是 猫一献
  File NO10. 徳之島 郡星(むれう)

 

 NO5でもご紹介した 徳之島のにしかわ酒造さんの黒糖焼酎

 星波が「黒麹・減圧蒸留」 なのに対して 同じ黒糖でもこちらは「白麹・常圧蒸留」
 … コレ ね 酒呑みとしては比べんわけにはイカンのですよ(…イカンことはないか…)

 っで 比べてみました。

 んーー どぉかな… 好みからすれば お世話係 前出の「星波」のほうが好みです 
 顔(ラベル)的には この深みのある青 好きなんですが…

 どちらも甲乙つけがたいレベルではありますが 強いて言うなら この 「群星」は少々 抜けにクセ有り
 酸味っぽいっていうのかなぁ 白麹のフルーティー系の焼酎が好きなヒトにはこっちのが合うかも?

 お世話係は基本的に 男前のどっしりした焼酎が好きなので 
 「白麹のすっきり感と 常圧蒸留独特の いわゆる”素材感の強さ”は上手く住み分けてるんだけど 
 ちと 物足りね… ってとこでしょうか… (あくまで 敢えて 違いを言うなら… のレベルですが)

 ちなみに よく出てくる「常圧・減圧」の蒸留の違いは コチラ 
 あと タイトルの 「ハバナブラウン」はネコさんの種類です 上質のチョコレートっぽい味わいなので…


 

 

File.NO 9 酸いも甘いもかみ分けた 長老ネコのような焼酎

2009-10-19 10:04:32 | 日々是 猫一献
 File.NO9 「呑舞盃(のむばい)参年古酒」

 

 ご存知 米王国 熊本の球磨焼酎 

 コレは渋いですよぉー お世話係 この手の熟成香がある焼酎は あまり得意ではないんです。
 正直 コレを買ったときも「あちゃー やってもた」と思いました。

 樫の木の樽で3年間熟成させたという独特の香味… とろっとした舌触り… 
 「んー コレやったら モルトウィスキー呑んでたほうがええわ」くらいに思ってマシタ。

 でも ですよ… 「まぁ とりあえずMOTTAINAIから割り水しとこ…」
 って サーバーに入れておいたら 超びっくり   

 「うっうっ ウマイやんけーーーっ  」
 びっくり です  割り水によってコレだけ呑みやすくなる焼酎は稀 いやぁー ウマイです 

 球磨焼酎 おそるべし… その底ヂカラ… 
 
 強過ぎる熟成香が ほんのりとした芳香に…
 クセの強い焼けるような喉越しが まろやかでつるりと喉を通っていく感覚…
 特筆すべきは 呑み口で感じた芳香がそのまま 抜け にも残ります。
 うーん なんて言うのかなぁ… 日本の心 偉大なる米に包まれたってかんじ 
 
 いやぁー やられました ほんっと 捨てなくてヨカッタッす
 お奨めは もちろん予め割り水したものをロックで… 
 お世話係にとっては 米焼酎の真骨頂 かも シレマセン…

 あ… ちなみに コレ 酒飲み以外にはあんまし お奨めできませんのであしからず

 

 

File NO.8 ロシアンブルー or シャルトリュー のような焼酎

2009-10-07 13:18:43 | 日々是 猫一献
 File NO.8 「皇神 すめがみ」

 

 コレ お世話係的には "境界線ぎりぎりのさわやかさとフルーティーさ" の焼酎です

 芋焼酎ブームの時代ってやたらとフルーティーな焼酎が 次々登場しましたよね 
 「芋でワイン造っとんかいっ 」 
 ってツッコミたくなるような さわやかな味わい… すっきりとし過ぎた味気のない呑み口…

 して この 「皇神(すめがみ)」 コイツに関して言うと 確かに端麗な呑み口 
 ボトルのデザインそのままに蒼い…といいますかすっきりとした上品な味わい…
 でもね コイツにはひとつクセモノが 文字通り ”仕込まれて ” います
 それが 「黄麹(きこうじ)」 皇神には 白麹で醗酵させたあと 時間差で追麹というかたちで 
 黄麹を使うという丁寧極まりない仕事がされています

 元々 黄麹というのは日本酒由来のもので扱いが難しく 
 焼酎にはあまり使われることがなかったそうなのですが、その独特の芳香と甘い口当たりで 
 このところ 「個性派」と呼ばれる焼酎に多く使われはじめているんですな

 この「黄麹」、味的には なんというのかな… すっきりとした呑み口と上品な抜け の間、
 つまり口に入れてからのどに ごっくん するまでに 一瞬 味が変化するんです 
 んー たとえて言うと 非常に上品な淑女に垣間見える一瞬の小悪魔的微笑 というか… 
 (余計 分からんがな  )

 っま ともかく その「一瞬の変化」が 喉元と鼻腔を 小憎たらしいほど心地よく刺激します。

 呑み方は… まぁ これは 間違いなくロックでしょう… 香り立ちもなかなか個性的で 
 ふっと くちなしの花のような香りが立ちますので 幅広のロックグラスで飲むことをお奨めします 

 蒼い猫さん ロシアンブルーとかシャルトリューみたい ってのは 
 ボトルの色だけでなく 味そのものが神秘的なので… 
 

 

File NO.7 ひなたぼっこ好きなキジネコさんのような焼酎

2009-09-25 12:17:51 | 日々是 猫一献
 File NO.7 「やき麦」

 

 今回は 麦  その名も分かり易く 「やき麦」です。

 味わいは っま これもまたそのまんまな表現ですが 「非常に香ばしい」デス。はい。
 最初に感じたのは 「ん? コレ はったい粉の味するやん」ってことでしょうか… 
 (注.はったい粉 って分かるかなぁ 若いヒト コチラ を見てね)
 
 麦焼酎の特徴として 多かれ少なかれ「香ばしさ」ってのは上がると思うのですが
 コレはその香味がハンパない
 なんでも 焼き加減に非常に試行錯誤したというロースト麦と 裸麦を 
 これまた 絶妙の黄金比で仕込むのだそうな…

 麹は黒 この黒麹にも麦の芳香をたっぷり吸わせ、もちろん丁寧な常圧蒸留で
 仕上げた逸品… さすが 芋焼酎ブームに臍をかんだ麦帝国 大分が 県の威信をかけて
 造っただけのことはありますな (大ウソです  )

 イメージとしては 干したてのお布団の香りにも似たような香味のあと 
 ほこっと広がるはったい粉の味…  
 で 抜けは 「お オマエ麦やんけ…」 と100人呑んだら100人が分かるくらい 麦っぽいです 

 おススメは お手軽にいくなら もちろん湯割り 香ばしさを最大限に楽しめます。
 もしくは 一晩 割り水をしておいたのを 黒じょかで ぼちぼちあっためて ちびちびと…

 ただしこの場合 茶香炉 ならぬ 麦香炉 かいっ ってくらい香りが部屋中に蔓延しますので
 ネコ様のいるお宅はご注意を… 

 うちは 暴君にいやーな顔されました  あしからず