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毒舌猫の晩酌ばなし

食いしん坊猫Farbyとお世話係 時々 東京スカイツリー

File NO.6 ニヒルな黒猫さんのよーな焼酎

2009-09-17 11:30:22 | 日々是 猫一献
File NO6 つわぶき紋次郎

 

 コレ まずボトルと名前から入りました。 
 ちょっと斬新なデザインですよね はっぱの写真をそのまま顔にしちゃうという… 
 (注. 顔=ラベルのことデス)

 単に 「つわぶき」 という名の酒ならば 
 「ほほぉ つわぶきの葉っぱのよーに呑み口さわやかな焼酎なんだろーなー」 と まぁ 
 減圧白麹?みたいな安易な想像もつきますが
 「紋次郎 は? 紋次郎… 木枯らしでっか?」って昭和40年代以前生まれなら間違いなく
 ツッコミのひとつも入れたくなるこのネーミングセンス。
 なんなんでしょうな… ってことで 呑んでみました (とある呑み屋で)

 結果… うん コレ 「つわぶき」のさわやかさよりも 紋次郎こと中村敦夫氏のこいー顔が思い浮かびます
 確かに 呑み口はさわやかっぽいです でもね コレかなり濃いですよ 
 とろっとした黒麹独特の風味が物すごく 来る …

 値段も手ごろ、ボトルもしょーじき ちと安っぽいですが しっかりとした酎です 
 さすが 数々の通好みの酒を輩出している 無双蔵さん の酒ですな

 呑み方は… まぁ 何でも旨いですが 敢えてあげるなら ロックかな 
  「あっしには かかわりのねぇことでござんす…」などと嘯きながら 男前にのんでみませう 
 
 

File NO.5 陽気で人懐っこい茶トラ猫のような焼酎

2009-09-08 12:38:44 | 日々是 猫一献
 File NO.5 「徳之島 星波(せいは)」

 

 お世話係 正直 「黒糖焼酎」 とゆーものを 敬遠しておりました… 

 ってのは 黒糖があまり得意じゃないんですね 沖縄は大好きな場所で何度も行ってるのですが、
 お菓子が何でもかんでも黒糖風味なのには ちと閉口した覚えがあります。

 でも 考えてみれば 芋焼酎のサツマイモも あまり好きではないなぁ…って(今 書いてて気づいた)

 ま そんな余談はさておき 「徳之島星波」 これね いいですよ… ふふふ  
 ラム酒の陽気さと焼酎の落ち着きを併せ持った酒 というのかな。

 呑み口はまさに 「パッション 」抜け(あとくち)にも黒糖独特のクドさは全くないです。
 とろりとした上品すぎない甘みとほのかな酸味が残って非常に美味。 お奨めは1杯目の炭酸割り
 シュワーっと プシューっと 「明日 休みだぁー」 って日にやりたい酎です。
 2杯目以降は濃い目の水割り かな。割り水はしておかないほうがよいです。

 さすが 南国奄美の酒 踊りだしたくなるような陽気な味わいが楽しめる酒ですな。 
 ただし ただし 呑みすぎには要注意  くいくい いけちゃいますので…  


 

File NO.4 決して媚びない白ネコさんのような焼酎

2009-08-25 12:13:42 | 日々是 猫一献
 File NO.4 「一人蔵」

 

 芋焼酎というのは 焼酎の中では基本とも言える存在なワケで…
 そーなると やはり銘柄も多く、その表情も様々。そんな中で 最近のお世話係のヒットが 
 この「一人蔵」です。

 なんと言うんでしょうか… 黒・白の麹のそれぞれの旨み、特徴がケンカすることなく旨く調和していて
 香味が非常に良いのが特徴かな。鼻から抜ける香りは絶品と言えます。
 (酒のアトクチには ちと うるさいです)

 基本的に 常圧・黒麹のいわゆる「男前な焼酎」が好きなお世話係ですが コイツからは 
 その「常圧・黒」の男らしさにふっと漂う色香ってのを白麹で表現してみました… 
 荒々しいだけが男じゃないでっせ 的なメッセージが感じられます。

 何でも 先代に先立たれた現主が 試行錯誤で必死に ほんとに「たったひとり」で作った酒だとか…

 お奨めは 常温ストレートで 割り水をするとナゼかその繊細な特徴が薄れてしまうので
 ちびり ちびりと舌の上で転がすのがよいです
 
 ぐっと呑んだら深呼吸してみてください。麹のふくよかさが鼻腔に抜けて幸せな気分になれること請け合いです 

 

File NO.3 どっしり構えた長老ネコのような焼酎

2009-08-19 19:33:52 | 日々是 猫一献
 File NO.3「むかし むかし」

 

 古酒をブレンドした焼酎というのは 下手をするとまろやかを通り越してしつこさに代わったりしますが
 この「むかしむかし」は そのバランスが素晴らしい焼酎という印象です 

 基本 「どっしりとした男らしい焼酎」が好みのお世話係 NO2でご紹介したのと同じ 
 丸西さんの焼酎ですが その味わいは全く異なります。

 タイプが違っていても 共通していえることは
 ココの焼酎の魅力は 蔵元さんが伝えようとすることが焼酎を通してダイレクトに伝わってくることでしょうか…
 分かりやすい言葉で言ってしまえば 「完成度」ということになるのでしょうが
 ソレを超えた「メッセージ」のようなものを受け取ってしまうのですよ 呑んべぇとしては 

 泥臭く 芋臭く されど 粗野ではない…というのかな。
 香り立ちのよさや 湯割りにしたときの抜け(あとくちのコトです)に
 丁寧な仕事振りを感じます。

 お世話係的おすすめは ぬる燗で。クーラーのきりりと聞いた部屋でのぬる燗ってのも また オツですぜ…   
 
 

File NO.2 ツンっと澄ました美人猫のような焼酎

2009-08-14 11:41:45 | 日々是 猫一献
 File NO.2 「小さな小さな蔵で 一生懸命に造った焼酎です」

 

 名前が冗談みたいですが 蔵元さんのこの1本にかけた想いが そのまま名前になったそうな…

 正直言いましょう お世話係 この手の焼酎は あまり得意ではありません
 暴君のビジュアルにも ソレが現れてる 

 繊細で上品で 甘やかで… いや ね 確かに美味しいのですが ちょっとパンチが足りないかと…
 むろん 酒呑み以外には参考にならない意見ですがね(笑)
 ただ 夏のアツーイ夜 まぁるい氷でオンザロックにすると1杯目はとっても美味。
 ただし 2杯目はもっとダーティーなのが欲しくなるのですが。

 でね ではナゼ お世話係家にこの酎があるのか… 理由は2つ

   ①とにかく女子受けがよい (大概 おいしー コレ呑めるぅー とか言う)
   ②芋ソー(ソーダ割り)にすると最高に美味い!

 っま こんなトコです。あとね コレとにかく香り立ちがよいので「焼酎ってくさーい」とか言ってる
 ケツの青いおねぇちゃんの前に 水戸黄門の印籠のごとく突き立ててあげて下さいまし 

 ほほほのホ  

 

 コレも同じく ココ で買いました 発注は3ヶ月に1回のペース かな…


File NO.1 おなかのまぁるいデブ猫さんのような焼酎

2009-08-11 12:20:48 | 日々是 猫一献
 えー 実は このブログ立上げ当初はネコ話酒話 半々の予定だったのですが…
 ネコが可愛すぎて 二年ほど 酒をほっときました 
 タイトルのかたっぽ「晩酌ばなし」遅ればせ スタート かな 

  日々是猫一献 ハジメマシタ…  



 File NO.1 「昔気質」

 

 コレ お世話係家の常備酒(そんなコトバ あんのか?)デス

 焼酎と言えば 火付けは芋… お世話係ももちろん 芋から入りましたが
 この「昔気質」の呑みやすさ、ふくよかさ 奥の深さは その常識を覆します

 「米焼酎やったら 日本酒呑んでればいいやんっ…」 
 そんなこと 言ってるヒトは ソコに直りなさい 成敗…じゃなくって強制晩酌してあげます (笑)
 … とは言え 決して主張しすぎず 旨過ぎて呑みすぎることもなく 
 本当にキングオブ常備酒 なのですなぁ

 あんまり 口に旨い(呑み口のよい)焼酎は呑みすぎて次の日 仕事にならんからねぇ 

 ってなワケで 一度お試しあれ ロックでよし 湯割りでよし 一番お奨めは
 焼酎サーバーで割り水して寝かしておいたのをキリッと冷やして ですかね
 でも まんま常温でちびりちびりってのも たまにはオツ かも 

 

 ちなみに お世話係が買ってるのは ココ ですのよ 良心的なお店です