SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【デザイン】敵キャラデザイン模索中

2011-10-08 04:21:30 | Gallery
まぁ、この場では何度と無く口にした言葉であるが…
シンプルなザコ敵キャラのデザインって本っ当、難しいネ…。

で、現在もノロノロと形にすべく進めているわけなのですが、そろそろ試作を作ってみようかな?とか考える次第。
でも関節の(…と、言うかコンセプトとしての)構造が「はたしてこれは可動フィギュアのカテゴリーに属するものなのか?」と考えてしまうもんだったり、最初こそミゼットの敵役として考えていたのですが、それにしてはややチープに過ぎるか?などと躊躇してしまったりするので、あえてミゼットの商品とは別物として、さりげなく無印で売ってゆくのが正解なのかな~…などと着地点を探っております。

えぇ、肩の力を抜いて、何よりも製作に着手するためにも…。

それにしても未だにデザインが定まらない。シンプルな量産型的デザインのザコ…ここまでは良いんだ。けどシンプル且つある程度のカッコ良さと力強さの両立は結構難しい。
もちろん、造形の情報量を増やせばカッコ良さ力強さを加えるのは容易い。
けどね、それはあまりに安直だと思うわけです。

サテュロスの時には意図的に線を増やしたわけですが、ドロイドとしてしての最大公約数として正解ではあったのでしょうが、どうしても違和感は感じていた、もちろんユーザー側の思うところ、求めるところとは全く別の創る側の感想として。
やっぱりミゼットの企画としては如何にも2000~2010年代の「盛る」文化よりも本来日本のインダストリアルデザイン(…などと銘打たれる更に本質的な部分の)が潜在的に持っているベアナックル的なデザインに辿り着きたいと思うわけであるのです(既にその解答を見出している…などと思い上がってはいません、念のため)。

それは現代においてはメーカーやプロの職場の人間相手でさえなかなか理解されづらい部分ですが…ね。
















日本のサブカルチャーが隆盛の陰に失ったものは、想像以上に大きい。
それは恐らく今後急成長してゆくアジア諸国のサブカルにことごとくシェアを奪われて初めて気づくことでしょうが、たぶんその時は手遅れ…。



いや、したり顔で語る前に「サブカルチャー」なんて言葉を使っている時点で既に俺もダメかも…

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