SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発草案】“量産型”の本音

2008-04-26 00:45:25 | Laboratory
まだ現在製作中の原型さえ出来上がっていない状況でこういうものを出してしまうというのも何だかな…?という気もしますが、ちょっと思いつきで『ロボット(仮称)』量産型の胴体部側面イメージを描いてみました。
見たとおり、現在製作しているレトロロボット風のデザインとはまるで別物で、二足歩行兵器として製作しようと考えております…が…、描いてみて思ったのは「これ、たぶん商品としては完成しないかも…」ということ。
これは先にも述べたとおり量産型の製作は現在の商品が完売したとき初めて動き出そうと考えているためで、当然それが販売にこぎ着けるまでは全く着手する気はないし、その上順番的に次に作るべき商品計画があるため優先順位としてはもっとずっと先の話になるのではないかと予想できるからです。
裏を返せば、より多くのユーザー向けのアプローチとしての「兵器デザイン」である量産型は、自分の中ではさして優先順位の高いアイテムとは考えてないのではないか?…と思うわけで、そんなモチベーションで果たして完成できるのかどうか、ちょいと期待できないかなぁ…というのが本音だったりするのです。
もちろんどこぞから報酬があることを前提に発注されると言うのであれば話は別ですが(意識だけはプロ、ですので)、基本個人運営のガレージキットなものですから、執念というか執着心というか、そういった損得勘定別にした強い意識がないとたぶん絶対途中で挫けると思うのです。
省みて、現在製作中のものは、要するに「自分が欲しいから」という純粋且つ単純な欲望が根底にあるためモチベーションを維持し続けることが出来ているのであり、極端な話、自分用のワンオフで済ませても構わないとさえ考えてしまうエゴイズムがあるからこそ恐らくは完成まで辿り着くことが出来るのではないかと思うのです。

そう考えると、量産型の製作は現在まだ未定である上、完成させることが出来るかの自信もなく、おまけに製作中の商品のような利益度外視の価格設定にするつもりも皆無ですので確実に高価な商品になることは目に見えているかなぁ…と。そんな後ろ向きな考えで作った商品を、果たしてユーザーは買うか?という結論になってしまうわけです。絶対そこら辺の心根は見透かされてしまうに違いありませんから…。












準備だけは怠り無く調えた上で、計画スタートのためには何か自分のモチベーションを高めるためのメリットを要す…ですね、今のところは。

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