なんとかの ひとつ覚えではないが 光陰は矢の如く飛んでゆき 2011年5月も本日で終わった。 矢の如く というのが古い というのなら 今どきのことばで リニア新幹線の走るが如くと 言い換えよう。
リニア中央新幹線 (というのが確定された本名の由) は早い。 東京 大阪を1時間でつなぐ。
1962年4月 ”リニアモーター推進浮上式鉄道” の研究が 国鉄+鉄道技術研究所 (たしか 東京 国分寺にある) にて開始。 1972年3月 車体が 浮上し 走行を確認。 1979年 宮崎の実験線にて 無人ながら 試験車両 ML-500号 が 517km/h 世界最速を記録。
1997年12月24日 山梨に新設された実験線にて 設計最高速度 550km/h 記録。 1999年11月 営業目標速度 500km/h での すれ違い、 相対速度 1,003km/h の実験に確信。 2003年12月2日 時速 581km を記録し 鉄道の世界最速をギネスが認定。 2008年10月8日 山梨線 累積走行距離 70万km を記録。
2011年5月20日 国交省は 法に基づき 中央新幹線の 建設 および 営業主体として JR東海 を指名。 26日 整備計画を決定 それによると 区間 東京 大阪。 最高運行計画速度 505km/h。 概算建設額 (車両を含む) 9兆300億円。 運行は 両ターミナルを結ぶ ほぼ直線の ”南アルプス ルート” 全線の 略60% は トンネルとなる。
経過地。 東京・品川 - 神奈川 (多分 橋本) - 山梨 (多分 都留市) - 長野 (多分 飯田) - 岐阜 - 愛知・名古屋 - 三重 (多分 亀山) - 奈良 - 大阪 (多分 梅田に ターミナルを置く)。 京都には寄らない。
2027年 東京-中京圏 の 先行開業 東京 名古屋間 40分。 2045年 全線開業 東京-大阪間を 67分で 走りきる。 [引用: JR東海アドペイジ linear.jr-central.co.jp/ などから]
この列車が走る頃 僕は もう こちら側には居ず 向こう側から 安全運行を念じつつ眺めていることとなるでしょう。 しかし 乗ることは出来ないね。
[Photo: JR-Maglev Shinkansen Model MLX01-02 by JR Central]