Pope Benedict XVI waves from his Popemobile as he rides through a packed Saint
Peter's Square at the Vatican during his last general audience, February 27, 2013.
An estimated crowd of tens of thousands of people held banners saying 'Grazie !' -
'Thank you !' - at the piazza in Rome.
2月27日 水曜日 バチカン の サン ピエトロ広場を埋め尽くす人びとに‘法王専用車’の上から
最後の謁見をする 法王ベネディクト16世。 広場に集まった 何万人もの人びと は 横断幕
などを 捧げ 法王に ‘グラッツェ’ ありがとうございました との意を伝えた。
[引用: ロター通信 "Pope Benedict XVI's Final General Audience" February 27, 2013]
ローマ教皇 ベネディクト16世 1927年 ドイツ生まれ 86歳。 就任 2005年4月 離任 2013年2月28日 午前10時。 生前 自発的に辞任するのは ローマン カトリック史上 ふたり目の由で 719年
ぶり。 超保守派 避妊 人口妊娠中絶 同性愛 断固反対。
2月11日 枢機卿会議の後 スピーチをした法王は、 「法王の職務を遂行するには 心身ともに活力を
必要とする。 しかるに 私には その力が衰えてきて 継続するのが難しくなってきた」 「疲れた」 「辞めるべきだと思う」 旨の発言をした。 この スピーチ は ラテン語で行われた。
イタリアの ANSA通信の バチカン担当 ジョバンナ チリ = Giovanna Chirri 記者が この発言を聞き
理解し その内容を確認すべく 法王庁の広報局長に電話するもつながらず。 編集長に その旨報告し、 自分の ラテン語の能力を信用すべき、 速報を出すべき、 と訴える。 その後 広報局長とも会話が
出来 原稿の内容を否定されず、 ニュースは 11日 午前 11時46分 AFP から世界へ発信された。
彼女は この 大スクープの称賛に対して 「法王は とても判り易いラテン語で お話になったからー」 と 謙遜して応えた。
[Photo: Pope Benedict XVI Final General Audience by Stefano Rellandini, Reuters February 27, 2013]