知床半島 羅臼町
毎日異常な暑さが続いています。
令和元年7月29日、30日に羅臼岳に登る予定で知床半島の羅臼町まで行きました。
羅臼国設キャンプ場でテントを張り、おいしい海鮮丼を食べに町に出ます。
ガソリンスタンドで「寒い!」と言ったら「今日は暑い方だよ!」と言う言葉が返ってきました。
教えていただいたお店に行くと、外にはキタキツネが人に慣れている感じで数匹、
この辺では野良猫か?と思うような感じで珍しくないそうです。
海鮮丼は新鮮な魚介類がたくさんのっていてとってもおいしかったです。
写真を撮らなかったことを後悔しています。
最近の熊出没のニュースも目に留まります。
札幌では住宅地に熊が出没、一頭を射殺。
羅臼町では飼い犬が熊の襲われ、姿を消し、残されたのはしっぽと足だったとか。
北海道の熊は人を襲わないのかと思うくらい、漁業をしている脇に熊が魚を食べていたりする映像を見たことがありましたが、
住宅地にまでも出没するようになったのですね。里にあるおいしい食べ物を覚えたのでしょうか?
ガソリンスタンドでは給油証明書を発行していました。
あなたは本日、世界遺産の知床羅臼町に訪れ、しかも日本で最も端っこに位置する日本最北東端SSの
羅臼アポロ石油で給油をしましたことをここに照明いたします。
と、日付入りの名刺の大きさの証明書がもらえます。
30日の天気予報は曇り、自分の体力を考慮して、今回は羅臼岳は登らず観光して帰ることとしました。
温泉もたくさんありました。
羅臼町の国設キャンプ場
キャンプ場前の熊の湯 乳白色のとっても気持ちの良い温泉でした。
映画 北の国からの撮影場所になった瀬石温泉
石の中からフツフツとお湯が沸き出ていて、満潮になると海の中の入ってしまうので、
一旦お湯をくみ上げ、温泉が溜まるまで入れない。
訪れた時間が少し早くお湯が少なくて入れない状態でした。
こんな波打ち際の温泉には、お湯がいっぱいでも私は入る勇気がない。
遠くに国後島が見えます。大きな島でした。
ほとんどのお宅が昆布業のようです。羅臼昆布高級品です。
高速走行で7時間 小樽のキャンプ場で1泊
31日はバター工房や小樽ワイナリーを観光して帰路につきました。
山頂に着いたら知床半島の左右、国後島とオホーツク海が見えるのを想像していましたが、断念しました。
それをいつまでも引きずっています。
今回は3座とも、違った個性の山を登ってきたな~と思いながら、羅臼岳は想像の山になっています。
羅臼は遠いのよね。行く時はトムラウシ、雌阿寒、斜里と途中途中で寄り道してから行ったので遠いと感じなかったけど、帰りは高速で7時間!
遠かったわ。また行きたいな~
遠くまで来たな〜と心細い気持ちになった事を思い出します。
晴れた羅臼岳は明るい綺麗な山でした。青い海に囲まれ、トウチソウの花が一面に咲いていて テント場にあるフードロッカー(ヒグマ避けの食料を入れる箱)
を見て ちょっとドキドキしました。
北海道の山は冒険心をくすぐるそんな山ですね!