西俣の峰
西俣の峰
平成29年4月5日
天気に恵まれ、枯松峰までの予定で奥川入民宿前より6:55登山開始
ピッケル、ワカン、6本アイゼン持参で準備は万端
1か月半ぶりの登山で、不安は私の体力
今年は雪解けが遅いとの事でまだたっぷりの雪に覆われている
-2度までの冷え込みもあり最初からアイゼン装着で
凍み渡りのように歩き始める
登り初めの急登な岩場も雪に覆われていてアイゼンが活躍している
大曲 8:13 飯豊本山が見えてくる
だんだんと雪質がザクザクになり歩きにくく、亀裂も入っていて注意してすすむ
この日の新潟市の気温は20度を超えていたらしい
アイゼンを付けていても足が取られてしまう
十文字の池付近を越えたころには、もうヘトヘト
これじゃ西俣の峰までも行けないかも?と弱気になりながら一歩一歩
亀裂の部分に はまり込まないように足の置き場を探りながら跨ぐ
急登を息を切らしながら進むと10:45分西俣の峰に到着
枯松峰まではここから1時間はかかるので今日はここまでとしてお昼休憩をとる
風が冷たくじっとして座っていると、足が攣ってしまい雨具のズボンをはく
今日は両ももに筋肉痛
360度の素晴らしい眺め
飯豊本山方面
扇の地神 北地神 梶川尾根 丸森尾根 方面
エブリ差岳 鉾立峰
朝日連峰
西俣の峰から枯松峰までの荒々しい雪庇
11:50 下山開始とするがザクザクの雪で歩きにくく
アイゼンを外しワカンをはく
調子よく下山しているつもりだったが、亀裂に片足を取られ
すっぽりと右足が入ってしまう
そこに雪が落ち、足がびくとしない、動けない
ザックを降ろしワカンをつかみたいが手が届かない
とりあえず足だけでも抜きたいがしっかりと結んだ靴紐から足は抜けてくれない
私はどうなるのか~
救世主登場 雪の上に腹ばいになり雪を掘りワカンをつかむと
足が動いてくれた
あ~ よかった これで帰れる~~~ 助かりました
雪が柔らかくすぐに崩れてしまうので登りよりも慎重に下山する
十文字の池少し手前でワカンを脱ぐ
14:20奥川入民宿に到着
予定の枯松峰までは行けなかったが、はらはらドキドキしながら
事故もなく帰ってこれたことに感謝感謝
次の山のためにトレーニングしなくては・・・・・・
その時より断然雪が多かったです。
枯松峰まではへとへとで行けませんでしたわ
西俣ノ峰までも行けないかと思ったけど
昨年の光景を思い出し、西俣の峰まで行けば
あの景色が見れるんだ、と思いながら
やっとやっと登ったんですが、
下りが怖かった。
いつも思いますが行ってよかった
西俣峰から見た雪庇ー見ただけでザワザワしてしまいました、足が抜けずハラハラした事でしょう、無事に帰って来られて何よりでした。
登りより下り、より慎重にホント気をつけなくっちゃ、ですね。
まだ、しばらく動きがとれませんが、ステキなお山の写真を見せていただきました。ありがとう〜(^^)