恋華(れんか)

恋華のブログ。ストロベリー・パニック&涼宮ハルヒの憂鬱などのアニメを応援してます。

ef - a tale of memories. 第10話「I’m here」

2007-12-11 13:33:33 | 放送終了アニメ

第10話「I’m here」



「やっぱり、思った通りだった」

「広野くんは、わたしのことを大事にしてくれる人だね」




「わたしはもう、わたしを大事にしてくれる人としか関わりたくないの」

「そうでないなら」、ひとりでいるほうがいい…」

「もう、だれかの心から消えるのは嫌、それなら初めから出会わないほうがいい」



「わたし、ここにいていいのかな?」

「どんな時でも、わたしだけ見ていてくれる?」

「わたしはもう、大事なものを手放したくない。」


今週はOPカットです
みやこちゃんはやっと自分の居場所を見つけた
でも、不安はある様子…

で、先週の修羅場の続き
景ちゃんがふたりの関係を知ってしまう


「どういうこと…」



「そういうこと…」


その場から立ち去る景ちゃん
景ちゃんを追いかけようとする紘

そんな紘をみやこが止める

「行かないで…お願い。」

「わたしとどっちとるの?」



「わたしだけを見て
  わたし以外見ないで!!」

「お願い…」


でも、みやこちゃんの心の叫びは紘には届かない
景ちゃんを追いかける紘


「やっぱり、
   行っちゃうんだ…」


景を追いかける紘の目の前に二股の分かれ道
どちらに進めばいいのか選べない紘

いまの紘を象徴するかのように…

そこに京介から呼び出しの電話が。
中途半端に紘に怒る京介

勉強も
仕事も
喧嘩も…

そのおかげで振り回される人がいる

景ちゃんの関係を問う京介
家族かオンナか?

どちらでもない、景は景だと言い放つが
それが中途半端だという京介
紘がハッキリしないから
景ちゃんが泣くことになると…

景ちゃんを救えるのは
紘しかいないと…

紘が家に戻ると
みやこちゃんの姿はなかった

そして、みやこちゃんからお別れの電話が入る

「もう会うのやめよう」

「広野くんの心はわたしだけのものではなかった。」

「いつか広野くんの心が
  他の事でいっぱいになったら
    わたし、また消えちゃうんだよね。」

「だから、
  そうなる前に
    お別れしよう…」



そういい残し電話は切れる
折り返しかけたくても
携帯はすでに持っていないみやこちゃん

みやこちゃんを探す紘
また、あの二股の分かれ道へ…

みやこちゃんを探していると
羽山さんに偶然出会う

で、羽山さんから
景ちゃんにサンドイッチの作り方を教えたことを聞かされる

『大好きなお兄ちゃんのためにと…』

そして、新堂凪のマンガが最近面白くないとも言われる

『新堂凪っぽさが無くなった』
と…
己の中途半端を痛感する紘

そんな紘の前に雨宮さんが。

「知っているのと、理解しているのは違う」
という雨宮さん
それは紘は承知済み

「全部大事なものだから
   全部手放したくない。」

「けれど、いつかは
  どれかを諦めないといけない」

「一番大事なものを手放さないために!」

「でないと、全部失うことになる。」


一度関わったものを無かったことにできない紘
それに対し雨宮さんは

「捨てるのではありません。
   あなたが捨ててもらうのです。」

「だから痛いのですよ。」

「生きている限り、痛みから逃げることはできない」

「一度結んだ絆を離すには
   身を裂くのと同じ痛みを伴う。」

「あなたたちは、耐えられますか?」


耐えられなくても逃げられない
やっと決意する紘
答えはずっと前から決まっていた
ただ、理解する勇気がなかっただけ…

探していた色が見えた紘。

紘は景を訪ねる
そして打ち明ける自分の想いを…

学校を辞めて
マンガに専念する
中途半端はもうやめる―――

子供の頃読んだマンガの話へ
その結末で喧嘩した
急転直下な結末
そのことは知らなかったが
打ち切りだったそのマンガ

ふられた女の子の見方だった紘
一方、景ちゃんはふられる方が悪いと…

そして景ちゃんも自分の気持ちを打ち明ける


現実もマンガもの世界も変わらない

綺麗な終わり方なんてありやしない

打ち切りのほうがずっとリアル

ある日、突然終わりが来る
何の前触れもなしに…

それまで夢見ていた自分がバカみたいに…

急に全てが壊れるの…

わたし、ずっとこの関係が続くと思っていた

お兄ちゃんがいて
わたしがいて
お互いに支えあって
時々喧嘩をして
仲直りして
お兄ちゃんと妹みたいだったのが
そのうち恋人になって
そのうち結婚して
そのうち子供ができて

ずっと
ずっと
このまま続くんだって…
そう思っていた。

そして紘も似たように思っていた
なんとなくそうなるのかなって…

景ちゃんは
自分の気持ちを認めるのが遅かったことに後悔


「お兄ちゃん、好きなの。
  わたし、お兄ちゃんのこと好きなんです。」



「小さな頃からずっと。
  わたしの憧れだった。 
    わたしの自慢だった。
      ずっと、ずっと好きでいたかった。


「戻りたい。」

「お兄ちゃんと、ずっといられた頃に…」



「わたしのお兄ちゃんでいてくれた頃に…」



景の想いに応える紘

「戻れるよ。 戻ろう、景。」

「血は繋がっていなくても大事な妹なんだ。」


ドアを開ける景ちゃん
紘の涙を見て苦しんでいたのはわたしだけではない

お兄ちゃんもずっと苦しんでいたんだと理解する

時間はかかるかもしれないが
現実を受け入れる景ちゃん。

紘と景ちゃんは
恋人にはなれなかったが
姉妹として新しいふたりの関係が始まる。

その頃
みやこちゃんは逃げように街を去ろうとしていた

「また逃げるのですか?」

みやこちゃんのところに雨宮さんが登場

「わたしと同じようなひとが幸せになれるかもしれない」

そんな夢を見てみたかったと言い残し姿を消す雨宮さん

みやこちゃん、夢という言葉が引っかかり
紘に電話をすることにする

ここから再び超演出が始まる
100度数の会話

みやこちゃん
街から出ることに決めたことを話す

この電話は最後と…

優しくしてくれた広野くんに最後のお別れ
そして、最後に自分の想いを伝える

大好きな広野くんの心から消える前に
わたしから消えるの。

また子供の頃の辛い思いをしたくないから…

親が離婚し自由になった
何処にでもいけるようになった
でも、それは自分の居場所が何処にも無いということを意味する

まるで世界でひとりぼっち…

みやこの言葉に紘は
声を荒くし言う

寂しかったんだろ
辛かったんだろ
だったら、俺に話せばよかったんだ!!

俺がお前の居場所になる
そうすればひとりだったことも
家の事も昔のことになる


居場所があってもそれが無くなるのが怖い…

無くならねぇよ
俺を信じろ


信じたい
信じたいよ…

わたし最低だもん
いつかきっとわたし嫌われよ

わたし、広野くんと景ちゃんの気持ち知っていたんだよ。
景ちゃんに勝てないと思っていた
でも、広野くんのそばにいたくて
必死に広野くんにしがみついた

それで、広野くんが苦しみのも知ってた
最低だよ、わたし
自分のことしか考えてないもん。


俺のことは俺が考える
お前だってそれでいいんだ!!

俺のことは俺で答えを出した
あとはお前だけだ!!


本当に信じていいの?
もう消えてしまうのは嫌
わたしはここにいるのに
もう無視されるのは嫌


いつも俺が見ている
消えるものか!!

おれはお前に関わりたいんだ

わたしも誰かに触れてもらいたいの。

お前がやりたいようにやればいい
俺が全て受け止めてやる!!

よく聞け
俺は、お前のことが―――



度数0

色が次第になくなっていく…

泣き沈むみやこ…


「俺は、お前が好きだ!!」

背後に紘の声
世界に再び色が。

街中の公衆電話を回った紘が
ついにみやこちゃんを捕まえる

責任とってよね
捕まえたんだから、もう離さないで。



紘とみやこ
そして、景ちゃん
こちらの関係は纏まり
進みだす



残るは、千尋ちゃんと蓮治
どうなるのか…

『女の子は世界に一人』


演出が上手すぎます。
第1話のころは演出に違和感を感じたのですが
見続けるうちにこの演出の世界に嵌ってしまったって感じです。
わたし的には、今期放送中のアニメのなかで
断トツでTOPの評価をあたえています^^

長文をお詫びします
文字数制限(1万文字)ギリギリ^^;



次回
第11話「ever forever」





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1 コメント

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Unknown (犬塚志乃)
2007-12-14 00:54:38
 重い話で精神が耐え切れず捨てセリフみたいな
感想を書く人がいますが、冷静でしょうか?
 もう一度自分の書いた文を見れますか?
 
 ef、myself、スクイズは結構好きです。
 負の感情を描くのは難しい。それに至る過程を
見るのは面白いです。
 落ちる感覚が気持ちいいんですよね。
あと塞がった展開から開放される瞬間も良いです。
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