第15話「その 広い輪っかの中で・・・」
夏の陽射しと、日陰を通ってくる風が気持ちの良いある日の午後。
灯里は久々にひとりきりで、とある広場でランチ。
するとそこへ、晃さんがたまたま通りがかり…。
近くの時計屋さんにお使いに来た暁がたまたま灯里に気付き…。
たまたまパーツを買いに来ていたアルも…。
そして、幼馴染みという暁とアルの子供時代の話が始まるのでした。
少年・少女時代
公園で、アクアの平和のために修行する暁とウッディー。
そこに謎の少年と少女が。
謎の少年にダメ男呼ばわりされる暁。
貴様ぁ!!何様だ!!
俺様だ!!
貴様に決闘を申し込む。
どちらがアクアの平和を守るのにふさわしいかはっきりさせるのだ。
勝負は、滑り台をいかにかっこよく滑るか。
ノーブレーキで滑りかっこよく決める謎の少年。
暁も意を決して滑るが・・・。
完敗。
謎の少年は、言う。
アクアのために俺様がいるんじゃない。
この俺様のためにアクアがあるんだ。
暁は、謎の少年に引かれ
「兄貴と呼ばせてくれ。」と。
なつかしいなぁ。
あいつかなりビッグな男になっているんだろうなぁ。
と振り返る暁だが・・・。
あらあら、なつかしいわねぇ
いつの間にか、アリシアさんが座っている。
アリシアさんの話しから、あの謎の少年は晃さんと判明。
くるくるくるくるまわって、まためぐり合える
とっても不思議な摩訶不思議・・・。
でも、私はマンホーム出身だからその輪っかの外側なんですよね。
少し、寂しさを感じる灯里ちゃん。
晃「今は、もう輪っかの内側じゃん・・・。気づいてなかったのか。」
暁「しかも、もみこ真ん中だし。」
アル「みんな灯里さんのところに集まっているんですよ。」
アリシア「いつの間にかにね。」
灯里
「アイちゃん。ひとりぼっちの休日のはずだったのに、気が付くと私は、みんなの輪の中に包まれていた。それは、アクアにいる私を包んでくれる、とても広くて、とても素敵な輪っかだったんだよ。」
アイ
「素敵な話しだねぇ。灯里さんを包んでいる輪っかはマンホームにも届いていて私も包んでいるのかなぁ。灯里さんは二つの星の輪っかをつないでいるんだねぇ。」
灯里ちゃんの輪っかの中にいる人が最後に登場です。
アテナさんの歌がやっぱりいいなぁ。
物語をうまく締めくくってくれました。
輪っかの中心にいる灯里ちゃんがうらやましいなと思う私でした。
次回
第16話「その ゴンドラとの別れは…」
(C)2006 天野こずえ・マッグガーデン・ARIAカンパニー
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