第11話「その 大切な輝きに…」
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(概要)
澄み切った青空が広がったある日、灯里に初めてお仕事の指名が入りました。
依頼したのは暁さんのお兄さん。
とってもデリケートなネオ・ヴェネツィアンガラスを運搬するため、灯里のようなのんびりとしたゴンドラが必要なんだそうです。
その当日、初めてガラスの工房を見た灯里は、その繊細な仕事ぶりに感激。
職人さんたちの心意気をしっかりと受け止め、ゴンドラは動き出します。
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初指名仕事を前に緊張してしまう、灯里ちゃん。
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まだ、約束の時間まで時間があるのでショップによることにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/54/f95afdb116bcb6c945bbf29ae7bd3cd0.jpg)
お店のなかを見ているとケチをつけるお客が・・・。
本物には勝てない・・・。歴史の浅さには勝てない・・・。
どこにでもいるんですが、薀蓄を述べる人間はあまり好きではないですね。
時間なので、灯里ちゃんたちは工房に行く。
そこには、たくさんの職人さんたちが一生懸命作ってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d4/22f9741fcd5831ce948eaeac8cd8dac7.jpg)
アリア社長、大喜びです!!
職人に向かってケチつけた人間がいたらしく
同行人さんの機嫌悪く、灯里ちゃんに八つ当たりしてしまう。
灯里ちゃんもはじめ落ち込んでいましたが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/73/9837c1636b74d96475424e4c87e24fe9.jpg)
アリシアさんから、「ス・マ・イ・ル」と言われ我に返ります。
そして、素直な気持ちを語りだす。
「宝物を運んでいる気分になっちゃいますね。」
同行人さんもやっと、心を開き始めてくれます。
「職人の腕でなく、歴史の有る無しで判断する人が多くて・・・」
ネオ・ヴェネツィアンガラスは、ヴェネツィアンガラスの伝統を完全には受け継いでいない・・・。
ネオ・ヴェネツィアを作るときに、ヴェネツィアンガラスも復活させようということになったと・・・。
文献探しや、伝統を引き継いでいる人探しなどをして現在に至っている・・・。
最近一部の人が、ネオ・ヴェネツィアンガラスは、所詮偽物・・・。
マエストロを見ていると、悔しいやら、悲しいやらで・・・。
とっても切なくなる。
灯里「あなたが、嘘者だといわれて傷つくのは、あなたのネオ・ヴェネツィアンガラスに対する想いが本物で大切なものだからですよ。」
灯里「わたし、この世に嘘物はないと思うんです。」
観光客の中には、ここは偽ものという人はいるが、
灯里「確かに、街のつくりだけ見るとマネッコかもしれません・・・。でも、アクアとマンホームとでは、街のできた過程、流れた時間も違いますよね。当然そこで過ごした人も、紡がれた思いも違うと思うんです・・・。」
アリシア「人の価値観は、十人十色。」
灯里「わたしには、ほんものか、にせものかなんて全然関係ないんです。だって、ネオ・ヴェネツィアは大好きで・・・。その気持ちを宝ものみたく感じられる私が・・・。いまこうしてここに存在しているんですもの・・・。」
「だから、なんと言われても へっちゃらぽん です。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/28/9beed0d46fc0c4fb23c2649242cdc9bc.jpg)
無事、仕事も終了。
暁さんのお兄さんからプロと呼んでもらえます。
きっちり仕事をこなすのがプロですもんね。
灯里ちゃんのファンも、またひとり増えました。
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次回
第12話「その 逃げ水を追って・・・」「その 夜光鈴の光は・・・」
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(C)2006 天野こずえ・マッグガーデン・ARIAカンパニー
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(概要)
澄み切った青空が広がったある日、灯里に初めてお仕事の指名が入りました。
依頼したのは暁さんのお兄さん。
とってもデリケートなネオ・ヴェネツィアンガラスを運搬するため、灯里のようなのんびりとしたゴンドラが必要なんだそうです。
その当日、初めてガラスの工房を見た灯里は、その繊細な仕事ぶりに感激。
職人さんたちの心意気をしっかりと受け止め、ゴンドラは動き出します。
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初指名仕事を前に緊張してしまう、灯里ちゃん。
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まだ、約束の時間まで時間があるのでショップによることにする。
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お店のなかを見ているとケチをつけるお客が・・・。
本物には勝てない・・・。歴史の浅さには勝てない・・・。
どこにでもいるんですが、薀蓄を述べる人間はあまり好きではないですね。
時間なので、灯里ちゃんたちは工房に行く。
そこには、たくさんの職人さんたちが一生懸命作ってます。
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アリア社長、大喜びです!!
職人に向かってケチつけた人間がいたらしく
同行人さんの機嫌悪く、灯里ちゃんに八つ当たりしてしまう。
灯里ちゃんもはじめ落ち込んでいましたが、
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アリシアさんから、「ス・マ・イ・ル」と言われ我に返ります。
そして、素直な気持ちを語りだす。
「宝物を運んでいる気分になっちゃいますね。」
同行人さんもやっと、心を開き始めてくれます。
「職人の腕でなく、歴史の有る無しで判断する人が多くて・・・」
ネオ・ヴェネツィアンガラスは、ヴェネツィアンガラスの伝統を完全には受け継いでいない・・・。
ネオ・ヴェネツィアを作るときに、ヴェネツィアンガラスも復活させようということになったと・・・。
文献探しや、伝統を引き継いでいる人探しなどをして現在に至っている・・・。
最近一部の人が、ネオ・ヴェネツィアンガラスは、所詮偽物・・・。
マエストロを見ていると、悔しいやら、悲しいやらで・・・。
とっても切なくなる。
灯里「あなたが、嘘者だといわれて傷つくのは、あなたのネオ・ヴェネツィアンガラスに対する想いが本物で大切なものだからですよ。」
灯里「わたし、この世に嘘物はないと思うんです。」
観光客の中には、ここは偽ものという人はいるが、
灯里「確かに、街のつくりだけ見るとマネッコかもしれません・・・。でも、アクアとマンホームとでは、街のできた過程、流れた時間も違いますよね。当然そこで過ごした人も、紡がれた思いも違うと思うんです・・・。」
アリシア「人の価値観は、十人十色。」
灯里「わたしには、ほんものか、にせものかなんて全然関係ないんです。だって、ネオ・ヴェネツィアは大好きで・・・。その気持ちを宝ものみたく感じられる私が・・・。いまこうしてここに存在しているんですもの・・・。」
「だから、なんと言われても へっちゃらぽん です。」
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無事、仕事も終了。
暁さんのお兄さんからプロと呼んでもらえます。
きっちり仕事をこなすのがプロですもんね。
灯里ちゃんのファンも、またひとり増えました。
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次回
第12話「その 逃げ水を追って・・・」「その 夜光鈴の光は・・・」
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