第25話「パル」
(概要)
泉に向かった少女たちの前にユンが現れる。
少女たちは手に手を取って泉に浸り、アルクス・プリーマへと戻ってくる。
嶺国側にアーエルとネヴィリルがまだ泉へ向かっていないことが判明したことで、
アルクス・プリーマは騒然となるが、
二人にどうしても「違う世界」へ行って欲しいと願う
アルクス・プリーマの仲間たちは……。
泉に向かったコールテンペストのメンバー
その前に姿を現したのはユンであった。
皆、疑問に思うがロードレだけがユンの気持ちを悟る。
「そこにいることにしたのね…ユン。」
「ユンは選んだの。自分の進む未来を…」
「俺は、ここにいる。」
「ユンがあそこにいる。」
「行こう。」
ユンのもとにみんなで向かう。
その気持ち・皆の想いをひとり受け止めるユン。
みんなが去ったあと、ただひとりのユン。
「わたしは、ここにいる…」
ユンも自分が決めた道とはいえ、キツイ選択だったような気がします。
ユンはこれで幸せなんだろうか…
一方、アーエルとネヴィリルは
アルクス・プリーマにいた。
アーエルは、ネヴィリルを訪ね問う。
「わたしの胸がこんなにイタイ理由を教えて。」
「どうして、私の胸はこんなにイタイ。」
それに対し、ネヴィリルは
「恋をしているから」
「わたしは、あなたが好き」
「わたしもよ、アーエル」
お互いの気持ちを確認しあう。
そこに、泉から戻ってきたパラ様がやってくる。
場をよめないアーエルが、ここでは…
奇跡だ。
パラ様は、ネヴィリルを踊りに誘う。
二人は、連合国の兵士が見守り中で踊る。
そして本音で語り合う。
最後の踊りを…
「本当に愛されることを覚えたい…」
「わたしは、おんな…」
パラ様も成長しましたね。
その他のメンバーの性別は、
ロードレ→女
モリナス→女
フロエ→男
ヴューラ→男
カイム→女
アルティ→女
フロエの男は意外だった。
カイムとアルティは二人とも女を選んだ。
これで、いままでの蟠りも消えそうですね。
モリナスは、ワポーリフとお幸せに。
その頃、アヌビトュフとグラギエフは連合国側と話していた。
まだ、泉に行っていないネヴィリルとアーエルのことを聞かれる。
いつ泉に行くのか。
和平条約の中に期限の定めはないとして自由だと言い張るが
今日中に、二人には泉に行っていただくと連合国側は強硬姿勢。
まぁ、事実上の降伏勧告の受け入れですから仕方のない状況。
兵士が二人のところへ行き、別々の狭い部屋に監禁されてしまう。
監禁された二人を何とかして救い出したい。
「あの二人には、私たちの『いま』がかかっているんだ」
泉に行ったみんなの希望が二人に託されているから…
でも、兵士の数が多すぎてどうすることも出来ないパラ様たち。
違う部屋に監禁された二人は、
別々に監禁され、離されたことにより想う気持ちがさらに高まる。
「アーエル、あなたが好き」
「会いたいよ、ネヴィリル。」
「さわりたいよ、ネヴィリル。」
互いに、壁越しにキスをしあう。
なんともいいシーンです。
そんな二人を救うべくアヌビトュフとグラギエフは影で動いていた。
二人に泉に行く前の挨拶の場を設けるという名目で二人を監禁部屋から出し
みんなのまえに連れ出すことに成功する。
そして、別の協力者がいた。
それは、嶺国の巫女たち。
二人のためにシムーンを用意し、さらに監視の兵士たちを制圧する。
これで、二人が旅立つ環境が整う。
「サヨナラ永遠の巫女」
みんなの気持ちを秘め、旅たつ。
「さよなら… きっとまたいつか…」
次回
第26話(最終回)「彼女たちの肖像」
いよいよ、次回最終回です。
アーエルとネヴィリルはいつの時代へ行ったのか?
また、コールテンペストのメンバーと会う機会はあるのか?
泉に行った彼女たちのその後は…
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とりあえずこれから宜しくお願いします。
こちらは届いたみたいで良かったです。
これからもよろしくお願いします。