近未来のお話しなんですが、
主演の若い女優さんがショートヘアで明るく元気な役柄なものですから、
何だか能年さんを見ているような錯覚を起こします。
もちろん、この主演の女優さんが真似をしているとかいうつもりは全くありません。
笑顔がとても素敵で魅力的な女性です。
問題は、明らかに僕の方にあるのです。
ショートボブっぽい髪型で、小柄の若い女性を見ると、
みんな能年さんに見えてしまうんです。
「グッモー」や「カラス」など、以前の作品を何度も観返していますが、
所詮は過去のお話。後ろばかり見ていていいのか、と自問してしまいます。
動いている現在の能年さんが観られない喪失感に、さいなまれています。
「今」の能年さんが恋しくてたまりません。
能年さんの現況も詳しく分からないものですから、
その分、僕の満たされない思いは一層募ります。
しかし、本当に不安でたまらないのは、能年さん自身のはずなんです。
来年になれば本当に事態は好転するのか、事務所が又なにか仕掛けてくるのではないか、メディアが面白おかしく書きたてるのではないか、等々。
それなのに、ブログでは、あんなに気丈に明るく振る舞っています。
本当にファンのことを思い、ファンを不安にさせず、ファンに喜んでもらえるように、
懸命に笑顔を見せ、明るい話題を提供してくれています。
こうしている間にも、
能年さんは来たるべき次の飛翔の時に備え、
不断の努力を積み重ねているに違いありません。
この、済んだ瞳と透明感溢れる笑顔を守るために、
少しでもお役に立てたら、と改めて思います。
何を今さら、と言われるかも知れませんが、
能年さんの気遣いと努力に、
僕が応えなくてどうするんだ。
僕が落ち込んでいてどうするんだ。
僕が元気づけなくてどうするんだ。
と、
時々自分に気合を入れないと、くじけそうになる勉なのです。
