ロ-ワ-クス

F's Company & rawworksの川内清通です→micci@fs-company.com

裸体の北九州 楽日

2005-10-24 16:55:55 | エンゲキ風味
昨日と同じく10時に小屋入り。

アップ、場当たりなんかをやってると、
あっという間に、会場時間。

昼の公演は、夜の公演に比べて出来が悪くなりがちだが、
それにはこの時間の無さも関係しているのかもしれないと思う。

朝のバタバタした時間から、
昼の本番への集中力の持って行き方。
まだまだウチの課題だと思う。


本番が始まると、やはりケアレスミスが起こる。
普段間違わない箇所に限って間違えやすい。
ひとえに集中力の問題だと思う。

6回目の本番でも、必ずと言ってイイ程起こる
アクシデント。
対応能力がまだまだ低いと痛感。


それにしても、北九州芸術劇場のスタッフさんは
協力的で有り難い。

アウェイの地で、スタッフさんが協力的な事ほど
有り難い事はないと思う。
気さくで話しやすく、紳士的な態度で接してくれる。
感謝感謝です。


そうして我がF`s companyの北九州進出公演は
終了した。

お世話になった方々に感謝しつつ、
北九州を後にする。

帰りの車内は、今までナカナカ話せなかった役者ならではの
話となる。

現状に対する不安。
役者としての悩み。
アウェイでの洗礼。

俺達の歳になるとついてくるこれらの悩みは、
そのどれもが、真剣に芝居と付き合っている故の悩みだ。

でも、俺達はまだスタートラインに立っただけ。
ここからが勝負であり、
無限に続く限界への挑戦の始まりに過ぎないのだ。

一回目は出来る事も多い。
それを2回、3回と続けていく事が大切だと思う。


なんていう俺も、今回の公演は久しぶりにへコんだ。
初日の夜は、誰とも話したくなくて、一人で寝た。

一つ掲げていた目標を達成した実感と、
それを証明して見せたと思っていたエゴに打ちのめされた。

もうどうしていいか解らない、と思える程
へコんだ。

でもね、

きっとイイ兆候です。
まだまだ登る山はそこにあるし、
登る事を楽しめそうですから。


始まった感じです。

俺の役者人生が、ね。

さぁ、次に行くぞ。







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