燕猫の気まぐれ日和

日記や趣味やぷらぷらしたこと、で、しょうか?

言葉が違えば文化も違う

2024-06-25 07:59:00 | 
今日も本の話😄

ちょっと前に読んで終わったやつなんですけども。。

にん。



日本語は世界の言語の中でも、難しいと言われています。
それはなぜか?🤔🤔🤔
それは、簡単に言うと日本語がオリジナル性の高い言語だからってあたりだからでしょうか?

例えば、フランス語はイタリア語、ポルトガル語、ルーマニア語と似ていると言われたりします。それは、基の始まりの言語は一緒でそれが派生して生まれた言語だからです。

文法的に主語や動詞などの配置が似ていたり音が似ていたりするので、覚えやすいといえば、覚えやすいですね。

それと比べると、日本語は海外の言語と比較して文法が異なる部分が多く、韓国語?ベトナム語?所どころ似ているとは言われますが、どこがルーツなのか分からないっていう😅
だから、覚えにくいんですよ。逆に私たちにしてみれば、海外の言葉を覚えるのが大変って感覚になるのかな?

………難解だな。島国め。。←


で。話を戻しましてwww

私たちにとって一番、身近なのは英語ですかね。
でも、その英語でも日本語にすると意味が分からないなってなる言葉もあります。

例えば、『Hello,○○ goodmorning!』って、日本語に直訳すると、『こんにちわ○○さん、おはようございます!!』ってなりますよねw

いや、どっちやw的な。

感覚的にはHelloは軽い挨拶で、朝昼晩いつでも使えるし、ついでに電話口でもHello(もしもし)ですから、割と万能な言葉なのかもw
だとすると、感覚的に表現するなら『やぁ、○○、おはよう!』とか、そんな感じになりますかね。でも場面やタイミングで翻訳の内容は変わってくるかなと思いました。でも、『やぁ』は『Hi』と英訳出来るので🤔答えは1個じゃないですねw

そして英語には姉、妹、弟、兄、という単語は存在せず、纏めてsistar(姉妹)brother(兄弟)と表現します。ここから英語圏では年齢の上下をあまり気にしない文化なんだってのが分かりますよね。単語を繋いでlittle brotherと表現することはありますがw

こんな誰でも知ってる英単語を見ただけで、私たちとの感覚の違いがわかるかと思います。


ではでは、ここで、一個質問で。

世の中には『右』『左』という単語が存在しない言語があります(ホントです)
この言語を話す人に、『右手にバナナ🍌左手にりんご🍎』を説明するにはどうするか!

しかも電話で。

さぁ、どうする??

あ、テレビ電話はだめですw



………この場合はですね。



相手に現在地と場所と時間と太陽がどこに見えるかを聞き
『西側の手にバナナ🍌東側の手にりんご🍎』
と言うのが分かりやすいかもしれませんw←

左右が存在しない言語で重要になるのは方角っていう。なんで左右が無いのか。
きっと必要が無かったんですね、と、思ったり🤣←分からんのかい
きっと、それよりも自分が居る場所の方が重要。居る場所によって東西南北、手の呼び方も変わるんですね。


言語が変われば文化も考え方も違う。
この本には、沢山の言語の違いが載ってました。海外の方が書いたから、日本語も異国の言葉の例として載っていた辺り、私が使っている言葉も所詮は多くの言語の一つだと🍀改めて思います。


そう思ったら凄く世界が広く見えました。視野が広くなったと言うか。
感覚や考え方が違うのは当たり前。だからこそ、知ってみたいなと思う所も沢山あります。


そう思った一冊でした😌


13個のオレンジを3人で分けるには

2024-06-21 06:10:03 | 

13個のオレンジを3人で分けるには?

 

と、聞かれたら皆さんはどう答えますか?

 

方法としては

1️⃣4個づつ分けて一個は3等分に切り分ける

2️⃣量りを使って、平等に3等分する

この方法が一般的でしょうか?もしかしたら、大きい小さいや、甘い甘くないがあるかもしれませんが「分けて」と言われたら、こういう考え方が真っ先に浮かぶと思います。

 

ではこういう方法はどうでしょうか?

3️⃣オレンジをジュースにして、3人に分ける

これ、思いつきましたか?

確かに、オレンジをそのまま分けろとは書いてません。これも一個の方法と思います。

では、もう一つ。

4️⃣そのオレンジの種を植えて、木を育てて、実ったオレンジを3人で分ける

これ、思いつきましたか?確かに文章にはオレンジを植えるなとは書いてませんし、いつまでに分けろとは書いてません。

でも、こう思いますよね「いや、オレンジの木が育って実ができるまでに何年かかるんだよ、それまで3人居るのかよ、そんなの不可能だろ?」って。

 

不可能。ほんとうにそうでしょうか?

1️⃣2️⃣の考え方をロジカルシンキング3️⃣4️⃣の考え方をラテラルシンキングといいます。

 

ロジカルシンキングは理論的な考えです。筋道を考え整理し、実現可能なのかどうか、そして考えを掘り下げ、一個の答えを導きます。

 

ラテラルシンキングはその逆の思考です。一個の答えではなく複数の回答があり、枠組みや理論にとらわれず、常識からも外れていく。可能か不可能かは関係ない自由発想です。

 

私達は考えるときに想像するよりも先に、それは実現可能だろうか、が先にくると思います。なので、何かを始めるときには「これは無理だろう」を最初から排除した考え方になるのです。つまり、考え方がロジカル一本。実は、凄く窮屈な考え方何だと思います。

あれをやりたいけど、こうだから無理。じゃあこれは?これは難しいだろう。それじゃあ……物事が解決しない堂々巡り会議ですよ(笑)

堂々巡りをしてしまう考え方の中に、ラテラルな考え方を入れてみると楽しくなるし、一気に問題が解決することがあります。

 

馬車が自動車に取って代わったのも「早い馬が欲しい」という利用者の希望をロジカルに考えてたら、未だに私達は馬車に乗ってたかもしれません。

「早い馬がほしい」=「早く移動したい」=「馬じゃなくても早いやつ」

という「移動手段は馬車」というラテラルな考え方を払拭した人が居たから車が普及したんです。

 

CDやブルーレイを返却するのが面倒、延滞料金嫌だ。という利用者の意見に対してサブスク型の郵送などによるレンタルシステムが一時普及しました。お店に行く手間も延滞料金も無い。しかも、借りても借りなくてもお店も損はしない。なかなかラテラルでしたが、これも最近は少なくなりました。

それを上回る発想が、今はほぼなんじゃないですかね?「動画配信サービス」これが主流かと思います。でも、レンタルシステムが普及しているときからこれはあったんですが、「動画配信で成功なんてありえない無理だ」と言われ続けていたんですよ?でも、ネット環境がどんどん普及し、どこでも動画が見れるようになり、形勢逆転したんです。レンタルじゃなくて配信。映像が見たいんだ!に着目した発想が最終的に成功した一例だと思います。

 

では、問題です。今から1時間かかる空港までなるべく早く行きたいんだ!という時にどんな方法が浮かびますか?ラテラルに考えてみてください。

 

私の場合は、どこでもドアでした(笑)実現不可能ですかね?

 

ちなみに4️⃣オレンジの種を植えて木を育てて実ったオレンジを3人で分ける

 

と言ったのは、小学生に上る前の子どもの発想ですよ。いろんな発想を豊かに持っているって色んな可能性を持っているってことなんだなって思いました。

 

 


読書。

2024-06-17 06:24:55 | 
よく本を読みます🙂
 
種類は色々、文庫から新書から自己啓発から何でも、読みたいなと思ったものを😌
 
最近、読み終えた本。
 
『罪と罰』の、上下巻🍀



 
見た目から察していただければですが、古本です。名著なんで色々リメイクしたのとか漫画もあったりするんですが、ホントに初期の頃のを読みたくてw
 
今ある文庫と表現が異なるのが物凄く面白かったですね。一人の人物の会話が長い長いwww下手したら一人の会話だけで3.4ページいくんじゃないかって位w一人で喋って一人で納得して一人で永遠とw演説かな?的なw
 
人物周辺の景色とか環境とか雰囲気の表現よりは、一人の人間の気持ちや感情の行ったり来たりとか、どうしたらいいか分からないような複雑な感情とか、そういうのが沢山描写されてたと思いました。
読んでるこっちが、ああ確かにね、そう思うと嫌だよね、ああ、でもね、うん、もう言ってしまえよーー!!wwwって思ったりw逃げちまえよー!!って思ったり🤣
 
本来の人間のあるべき気持ちなのかなって思います。最近はタイパやら略語やらの短縮形。そして、『つまりこうだよね』って要点を直ぐに求めたがる結論急ぎ型w
でも、もっと考えて悩んで堂々巡りすることは無駄な時間なようで無駄では無いと思います😊重大だからこそ、人は、長く考えますから。
 
罪と罰は、冒した罪に対する罰を直に受けて苦しめって意味じゃなくて、人は、冒した罪に対しての罰を受けることで救われるっていう教訓の本です。
主人公は罪を冒した罰から逃れるために、めちゃくちゃ苦しい思いをするのですが、罰を受けた時よりも罪を認めないで居たときのほうが遥かに苦しい思いをしていました。
 
日常生活の中でも、失敗を隠しているときって何となくずっとモヤモヤしているけど、正直に話した後って怒られても何かスッキリするっていう。大きな間違いであるほど言い難くて長く悩む、まさにそれが、罰の時間なんだよね……と思いました。
 
面白かったです!