MOTOGP最終戦バレンシア。
予選。
1 | ダニ・ペドロサ | Honda | 1:30.844 | |
2 | J.ロレンソ | ヤマハ | +0.351 | |
3 | ケーシー・ストーナー | Honda | +0.584 | |
4 | C.クラッチロー | ヤマハ | +0.668 | |
5 | ステファン・ブラドル | Honda | +0.913 | |
6 | A.ドヴィツィオーゾ | ヤマハ | +0.951 | |
7 | N.ヘイデン | ドゥカティ | +1.659 |
決勝。
悪天候の中の大混乱のレース。ロレンソのクラッシュには驚きました。中須賀の大健闘。
1 | ダニ・ペドロサ | Honda | 48:23.819 | |
2 | 中須賀克行 | ヤマハ | +37.661 | |
3 | ケーシー・ストーナー | Honda | +1:00.633 | |
4 | アルバロ・バウティスタ | Honda | +1:02.811 | |
5 | M.ピロ | FTR | +1:26.608 | |
6 | A.ドヴィツィオーゾ | ヤマハ | +1:30.423 | |
7 | K.アブラハム | ドゥカティ | +1:31.789 | |
8 | D.ペトルッチ | IODA-SUTER | +1Lap | |
9 | J.エリソン | ART | +1Lap | |
10 | V.ロッシ | ドゥカティ | +1Lap |
悪天候の為、いつもと違うスタート
次々とマシン交換に入る。
一連のピットストップが済むと、ロレンソ、ペドロサの順
ペドロサがロレンソを詰める。
ロレンソが接触によりクラッシュ
中須賀がクラッチローを詰める
ストーナーが3位へ
中津賀2位
ペドロサの勝利
大健闘の中須賀
ダニ・ペドロサ( 優勝)
「マルケスのレースを見て、僕も同じようなことをしなければと思いました。そして、今日の優勝はとてもうれしいです。今日はタイヤの選択がとても難しく、ホルヘがグリッドでスリックタイヤを装着しているのが見えましたが、自分のタイヤの選択に迷いはありませんでした。しかし、グリッドにいる間に路面が乾き始め、どうしようか考えました。ポールポジションのことは忘れて、ピットからスタートした方がいいのか、それとも、レインタイヤでスタートして4~5周目で交換した方がいいのか……。ウオームアップラップの最終コーナーでピットに入ることを決断しました。ピットレーンからスタートして追い上げようと思いました。ホルヘに追いつき、そのあと、ミスをしてしまい、また3秒ロスしてしまいます。その1周後にホルヘもミスをして転倒してしまいます。そこからは単独になり、集中力をキープするのが大変でした。今日は優勝することができましたし、すばらしいシーズンの最後になりました。Repsol Honda Team全体に感謝したいと思います」
中須賀克行選手談(2位)
「コンディションが非常に難しかったなかで、このような成績を獲得することができてとてもうれしい。本当に厳しいレースだったけれど、チームが素晴らしい仕事ぶりで僕を支えてくれた。セッティングでベスト・チョイスをしてくれた彼らに、心から感謝している。予選が悪かったので、こうして表彰台に上れたことは夢のようだし、まるで奇跡と言ってもいい。モトGPという特別なチャンスを与えてくれたヤマハに感謝する」
ケーシー・ストーナー( 3位)
「今日は難しいレースでしたし、こうして表彰台に登壇できてとてもうれしいです。今日はこんな天気になり、モチベーションがあがりませんでした。ウエットではプッシュしたくなかったし、マシンも快適ではありませんでした。転倒するリスクを負いたくなく、また足首を痛めるような転倒はしたくありませんでした。ですから、とても慎重になりました。スタートのときに、スリックタイヤでなく、ウエットタイヤを選択したのも自分らしくない選択でした。その後、スリックの方が大きなアドバンテージがあることが分かり、ピットに戻り、マシンをスイッチしてコースに戻ることにしました。必要以上にリスクを負う走りはしませんでしたが、最後にアルバロをパスすることができて、表彰台に立つことができました。僕のチームはまるで家族のようでしたし、苦しいことも一緒に乗り越えてきました。毎週、みんなにもう会えなくなるのは辛いです。長い間、僕をサポートしてくれた彼らとすべての人にさようならを言う日がやってきました。何年もサポートしてくれたすべての人、スポンサー、Repsol Honda Teamのみんなに感謝したいと思います。
========================
スリックかレインかのタイヤ選択が非常に難しい判断だったことが分かります。トップ3のライダーが、あれだけ派手な転倒をするのは滅多にないでしょうし。今後1,2年でMOTOGPのレギュレーションが見直されるのではないでしょうか。その時ストーナーは戻って来るかな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます