オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

MOTOGPオーストラリア

2013-10-21 | MOTOGP

TISSOT AUSTRALIAN GRAND PRIX
MotoGP Qualifying Nr. 2 Classification 2013
Phillip Island, Saturday, October 19, 2013

 NoRider TeamBikeKm/hTimeGap 1st/Prev.
1 99 LORENZO SPA Yamaha Factory Racing Y 337.9 1'27.899  
2 93 MARQUEZ SPA Repsol Honda Team H 342.5 1'28.120 0.221 / 0.221
3 46 ROSSI ITA Yamaha Factory Racing Y 340.1 1'28.647 0.748 / 0.527
4 19 BAUTISTA SPA GO&FUN Honda Gresini H 341.4 1'28.713 0.814 / 0.066
5 26 PEDROSA SPA Repsol Honda Team H 337.9 1'28.748 0.849 / 0.035
6 35 CRUTCHLOW GBR Monster Yamaha Tech3 Y 336.8 1'28.809 0.910 / 0.061
7 38 BradleySMITH GBR Monster Yamaha Tech3 Y 334.5 1'28.941 1.042 / 0.132
8 69 Nicky HAYDEN USA Ducati Team D 335.0 1'29.295 1.396 / 0.354
9 4 DOVIZIOSO ITA Ducati Team D 339.5 1'29.660 1.761 / 0.365
10 29 IANNONE ITA EnergyT.I.PramacRacing D 342.2 1'29.756 1.857 / 0.0

J・ロレンソ選手談J(予選1位/1分27秒899/7周)
「セッション・スタート早々にかもめにぶつかってしまったが、幸いその影響はなく、再度アタックすることができた。むしろ彼のおかげでちょっと速くなって、こうしてポールポジションを獲得できたのかもしれないよ。タイムアタックのために限界まで攻め、その結果がしっかり出たのだと思う。新しいアスファルトの表面がざらざらしているため、タイヤに負担がかかっている。ドルナやブリヂストンが、このことについて何らかの解決策を出してくれるか状況を見守っている。決勝では、スタートがうまくいったら、そのまま逃げ切りを狙いたい」
 
マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「今日の目標はフロントローを獲得することであり、その目標を達成することができました。新品のソフトタイヤのアタックでは、ホルヘ(ロレンソ)とバレンティーノ(ロッシ、ヤマハ)がとても速いことは分かっていました。彼らがそれを証明していました。ホルヘとダニとバレンティーノはすばらしいペースがありますが、彼らについていけると思います。明日の決勝は、タイヤの問題で、フラッグ・トゥ・フラッグになります。僕にとっては初めての経験なので、とても楽しみです。周回を減らしてレースを行う方が、僕はよかったのですが、これはレースディレクションが決めることですからね。とにかく、ウォームアップで最後になにか試せないかやってみたいです。そしていつものように、100%の力を出したいと思います」

V・ロッシ選手談(予選3位/1分28秒647/9周)
「路面が新しくなったフィリップ・アイランドを、この好天と気温のもと、M1で走ることができて最高にうれしい。ソフト・コンパウンドのフロント・タイヤで100%プッシュしていけるのが、最高に気持ちいいんだ! 結果は前回に続いて2度目のフロントロウ。3位のポジションに十分に満足しているよ。シーズン序盤はいろいろ苦労したけれど、このところ、とくに予選でいい走りができるようになってきた。とは言え、本当の勝負はこれから。マルク、ホルヘ、ダニがかなり手強いライバルになることはわかっているけれど、そのなかでも全力を尽くし、さらにセッティングを磨いて表彰台を目指したい」

アルバロ・バウティスタ(MotoGP 4番手)
「ある意味ではいい一日でしたし、ある意味では難しい一日でした。よかったのは、すばらしいタイムを出せたこと。そして2列目4番グリッドを獲得できたことです。フロントローとはわずか1000分の数秒差でした。難しかったのは、安全面の限界を確かめるために、ソフトタイヤよりもかなりグリップの落ちるハードタイヤを使ったことでした。とても難しかったです。今はフラッグ・トゥ・フラッグになるかどうかの重大な決定を待っているところです。ソフトタイヤで22周走ってかなり安全でしたので、僕は、タイヤの選択が自由になることを願っています。ライダーの安全を考えることは重要なことですし、間違った意味の戦いをしたくないので、慎重に決定されることを願っています」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 5番手)「言い訳はありません。うまくいかなかったですし、速く走ることができませんでした。でも、フリー走行はポジティブでした。レースディレクションが、26周のフラッグ・トゥ・フラッグにすることを決めたと聞きました。これがベストのオプションだとは思いませんが、ベストを尽くしたいと思います」
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決勝。
TISSOT AUSTRALIAN GRAND PRIX
MotoGP Race Classification 2013
Phillip Island, Sunday, October 20, 2013

 PointNoRider TeamBikeKm/hTime/Gap
1 25 99 LORENZO SPA Yamaha Factory Racing Y 174.1 29'07.155
2 20 26 PEDROSA SPA Repsol Honda Team H 173.4 +6.936
3 16 46 ROSSI ITA Yamaha Factory Racing Y 172.9 +12.344
4 13 35 CRUTCHLOW GBR Monster Yamaha Tech3 Y 172.9 +12.460
5 11 19 BAUTISTA SPA GO&FUN Honda Gresini H 172.8 +12.513
6 10 38 BradleySMITH GBR Monster Yamaha Tech3 Y 171.3 +28.263
7 9 69 Nicky HAYDEN USA Ducati Team D 170.9 +32.953
8 8 29 IANNONE ITA EnergyT.I.PramacRacing D 170.7 +35.062
9 7 4 DOVIZIOSO ITA Ducati Team D 170.7 +35.104
10 6 14 PUNIET FRA Power Electronics Aspar ART 170.4 +37.426

J・ロレンソ選手談(優勝)
「今日の勝利は本当にうれしいよ!マルクがミスをしたことも僕らにとってはラッキーだった。もしそうでなければ、今日の彼の絶好調からすれば優勝か2位だっただろうから。そういう意味で運も味方してくれたということなんだけど、僕のほうもシーズン中盤に不運なことがあったわけだから、これで帳消しだね。僕が第1コーナーに突入しようというところで、マルクがちょうどピットアウトしてきた。タイミングがぴったり過ぎて、回避するのはほとんど不可能だったんだ。ラインを開けるためにブレーキングを少し遅らせたけれど、彼はコーナー進入であまりよく見ていなかったと思う。だからふたりとも悪かったんだ。今日の優勝で、チャンピオンシップの行方にふたつの可能性が出てきたと思う。ひとつは、マルクが今後もコンスタントに表彰台に上る。そうすれば僕にチャンスはない。でもそうでないとしたら、周回数はまだたくさん残っているのだから他の可能性だって考えられるだろう。26歳の僕が、グランプリで50勝目を達成することができたことは自分でもまだ信じられない。2003年のブラジルで初優勝したのが、つい昨日のことのように思えるんだ。でも実際にはもう10年も経ったんだね。この記録を誇りに思う。そしてこれからまた勝利を重ねていきたい」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 2位)
「今日のレースはとてもストレスがたまりました。スタートの前にルールがころころ変わったのがその理由です。最初はミスをしないようにするのが大変でした。マルク(マルケス)も僕もミスをしました。すべては、あっという間のことで、ライダーもメカニックも混乱していました。どっちが9周目で、どっちが10周目なのか、はっきりしていなかったので、どの周でピットに入るか明確にしておかなければなりませんでした。2つのマシンとタイヤが準備されていなければなりませんでした。ピットレーンはいつもより長くなりました。今日はすべてが奇妙でした。ピット出口のラインもはっきりしていなくて、エントリーラインもあまりよく見えませんでした。そのためすべてが行き当たりばったりでした。僕の場合、コース上でミスを修正することができました。セカンドマシンも、最初のマシンと同じではありませんでした。最終的に2位でフィニッシュできたし、いいレースだった思います」

V・ロッシ選手談(3位)
「最終的に、とても良い結果を得ることができた。大好きなフィリップ・アイランド、この素晴らしい雰囲気のなかで表彰台に上ることができて最高にうれしいよ! スリル満点のレースだったけれど、全力を尽くして楽しんで走ることができた。そしてチームのみんなのおかげでピットストップの作業がスムースに運び、ポジションを上げることができたんだ。カルとのバトルは激しかったよ。表彰台争いだと実感したから最大限の力を振り絞った。最終ラップの途中から雨が降り出して怖い思いをしたけれど、幸いひどくならずに最後まで走り切って好結果を得た。次のレースでもこの好調をキープできるよう、さらに改良を続けたい」

マルク・マルケス(MotoGP 失格)
「今日は初めてフラッグ・トゥ・フラッグを経験しましたが、いいレースにはなりませんでした。チームも僕も計画を練り、10周目のあとでもピットに入れると思っていました。しかし実際には、それも1周と数えられました。それが念頭にありませんでした。大きなミスでした。すべてよく計画を練り、ピットボードの指示に従いました。こうしたことから学ぶこともあります。今日のことは忘れて、日本のレースに集中しなければなりません」

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路面改修の為、グリップが良くなり過ぎて10周しかタイヤが持たず、マシン交換でレースを実施。ところが、周回数カウント認識違いでマルケスが失格。チャンピオンシップは面白くなりましたが、後味は悪かった(?)。ペドロサが勝ってくれれば、もっと面白い混沌状態になったところだけれど。
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