オールドレーシングカー談義

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イプシロンロケット2号打ち上げ

2016-11-17 | 航空宇宙

イプシロンロケット2号機、12月20日に打ち上げ ジオスペース探査衛星を搭載
2016/11/15
スペシャリスト:塚本直樹

JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)は15日、イプシロンロケット2号機を2016年12月20日に打ち上げることを発表しました。打ち上げ時間は20時〜21時(日本標準時)を予定しており、打ち上げ場所は内之浦宇宙空間観測所。また予備期間として12月21日〜2017年1月31日が設定されています。
 今回のイプシロンロケット2号機にはジオスペース探査衛星(ERG)が搭載されます。ERGとは小型科学衛星で、地球を取り巻く放射線帯(ヴァン・アレン帯)にて高エネルギー電子に関する観測を行う予定です。また、以前にはおなじく小型科学衛星として惑星観測衛星「ひさき」がイプシロンロケットによって打ち上げられています。
 そしてイプシロンロケット2号機は3段式の固形燃料ロケットで、2013年9月に打ち上げられた「イプシロンロケット1号機」から第2段モータを強化(M-35を採用)することで打ち上げ能力を向上させています。全長は26メートルで重さは95.4トンとなり、少人数での管制が可能なことも特徴です。
 先日打ち上げに成功し、静止軌道への移動が確認されたH-IIAロケットと気象観測衛星「ひまわり9号」につづき、イプシロンロケット2号機とERGも無事に打ち上がることを期待しましょう。
 Image Credit: JAXA
■イプシロンロケット2号機によるジオスペース探査衛星(ERG)の打上げについて
http://www.jaxa.jp/press/2016/11/20161115_epsilon2_j.html

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ようやくと言っては失礼ですが、イプシロンの2号機が打ち上げみたいです。ペンシルロケット以来の流れが続いているのは嬉しいことなのですが、逆に言うと日本の国としてのロケット方針の統一性は?となると思います。イプシロンの少人数管制システムをH2ロケットに生かすとかの交流は無理なのかしら。SS-520が死んでしまうのは惜しいのだけど・・・などと思ってしまうのですが。
 実用衛星と科学技術衛星の打ち上げを分けて進めるという方針は、一時はうまくいった方針だったでしょうが、今後はどうなるのでしょうか。その当時はビジネスには到底なり難い分野だったでしょうが、今は違いますからね。



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