Vermont 徒然

米国Vermont州在住のCardiology Fellow(循環器科フェロー)のブログです。日々の出来事を徒然と...

Jay Peak、UVaからの日本人ポスドクUVMに。

2006-03-27 11:22:05 | 徒然と・・・
 今日は朝早起きをして、少しやり残した事をこなし、Jay Peakへ。バーリントンからI-89を使って1時間半、70マイルでした。
 バーリントンも今日は50F(摂氏10度)程度まで上がったそうですが、Jay Peakはカナダとの国境に近いため、雪もまだそれほど溶けておらず、コンディションはかなりよかったです。下のほうは少し雪が溶け気味でしたが。Salt Lake Cityに行ってから、Salt Lake Cityのパウダースノーが忘れられませんでしたが、「バーモントもなかなかじゃん!」と今日は思いました。
 頂上のほうでは雪が降っていましたが、スキー場のベースのレストランでは、外も結構暖かいからか、みんな外でお昼を食べていました。左はそのときの写真です。
 一つこのスキー場で面白かったのは、「外国(アメリカの外という意味で)」に来た気がしたということでした。というのも、カナダから非常に近いため、カナダからのスキーヤー、スノーボーダーが多く、彼らはフランス語で話していたためです。フランス語がチンプンカンプンの私には、異国に来たような気分でした。
 バーリントンに帰ってきてから、UVa(バージニア大学)でポスドクをされている日本人の方がUVMに来たので食事に一緒に行きました。「所変われば…」らしく、大学の雰囲気も違うようです。いろいろな場所、見方があるのだなあと再認識です。と同時に、バーモントの住みやすさも再認識しました。やはり住みやすいなあと。(冬が寒いのだけが難点ですが、これはスキーが好きなので、どうしようもないですね。)
 今週からパートタイムの授業の新学期も始まり、研究ですべきことも山積みです。金曜日にニューヨークに帰ることを楽しみに頑張りますか。

インタビューシーズン

2006-03-25 14:56:55 | 徒然と・・・
 私のいるプログラムでもインタビューの時期となっているようです。普段私は研究棟の方で働いているのですが、私のようなリサーチをするトラックを希望するアプリカントの方も結構いるようです。これまでそのうちの数人と話す機会がありました。アプリカントのバックグラウンドもバラエティーに富んでいるようです。
 彼らにとってやはりフェローの「生の声」は参考になるようです。よく聞かれるのは、「プログラムの雰囲気はどうか」、「生活はどうか」、「これまでリサーチ経験がないが大丈夫か」、「今ハッピーか」などです。私も面接に来たとき、バーモントの「人にやさしい」雰囲気にびっくりしたものですが、シカゴから面接に来たアプリカントも同様の雰囲気を感じ取ったようです。
 面接が始まって、冬から春への季節の移り変わりを感じていると、実はフェロー開始よりもう10ヶ月が経ちそうだということに気がつきました。あっという間でした。もう少しいろいろしないと、、、などと思ってしまいますが、とりあえず一歩一歩、でしょうか。

Gang襲来(笑)

2006-03-22 12:00:35 | 徒然と・・・
 金曜日から今日火曜日までニューヨークから妻と息子がバーリントンに来てくれました。ということでバーモントで家族水入らずのときを過ごしました。
 普段私がニューヨークに「帰る」ため、バーモントの我が家は子供対策は全くしていませんでした。現在息子は14ヶ月なのですが、前回来た時は1歳前で、ハイハイするくらいの行動範囲だったので特に問題なく過ごせたのですが、果たして今回は?
 結論から言うと、やはり「備えあれば憂いなし」ですね。以前息子と私とで妻のノートパソコンを壊したほどの大きな損失はありませんでしたが、家の中の配置等の変更を余儀なくされました。
 まず、居間にはマガジンラックが置いてあったのですが、その中身は散乱。息子の手の届く範囲にビデオ、CDもあり、それらも散乱。(おかげでこれらを整理できました!)
 キッチンについていた、前住んでいた人から譲り受けた電話機の受話器が床にたたきつけられ、使用不能に。 
 お風呂場においてあった体重計、気がついたらひっくり返っていたので少し不吉な予感がしたが、見てみると目盛りのところが見えなくなっており、これまた使用不能に。
 お察しのように、息子は元気に楽しく過ごしていました。行動範囲が広くなって毎日がうれしいようです。息子がこのように楽しく過ごしてくれることは父親として本当にうれしい限りです。おかげで以前から新調したいと思っていた電話も新調できるし。
 今日二人はニューヨークに帰ったのですが、帰る直前に普段お世話になっている同僚に二人を紹介しました。皆さん喜んでくれた様でよかったです。
 こうして普段の生活が始まりました。家の中で歩き回っていた、超活動的な息子が帰ってしまったので我が家の静かさがますます強調されているようです。次に家族に会うのが今から楽しみです。

Residency Placement Party

2006-03-17 10:15:53 | 徒然と・・・
 今日いつもと変わらず実験をして、仕事場の建物を歩いていたところ、どうやらお昼あたりからパーティーが開催されている模様。何かと思って見てみたら、「Residency Destination」なるボードが用意されていました。3月、医学部、Destination?、そうです、今日はmatch dayだったのです。日本でも研修先を決める際、「マッチング」という手法が取られているのですが、ここ米国では結構長い間この制度があるようです。普通に言えば、「就職お祝い記念パーティー」みたいなものなのでしょうか。
 ここ、UVMはプライマリーケアでは全米でもトップ10に入っている医学校らしいのですが、彼らの進路というのがまた面白い。95人中16人も小児科に行くそうです。内科、Family medicineも入れると、卒業生の半分くらいがいわゆるプライマリーケアに進むようです。私がニューヨークにいたときの印象と比べると、ぜんぜん違い、そのギャップを面白く感じました。やはり、「所変われば物変わる」ということでしょうか。
 進路先も全米各地で、UVMに残る人も結構多いようですが、Northeastが断然多いですが、西海岸にも点々と行くようです。もともと西海岸から来た人が西海岸に帰るのかなあと思ったりしていました。なぜかユタ州(Salt Lake City)に結構な人数が行くようです。私がソルトレークシティーに行った時、結構周りを山に囲まれた雰囲気がバーリントンに似ているなあと思ったのですが、その影響もあるのでしょうか。面白いところでは、カナダに研修に行く卒業生もいるようです。これもバーリントンがカナダに近いからでしょうか。
 医学生も研修先が決まってほっとしていることでしょう。
 知り合いの日本人の方も今回のマッチングに参加していたそうで、無事マッチングされたようです。何よりです。私が働いていたニューヨークの病院にも日本人の方がマッチされたようで、こちらもうれしいものです。

仕事をこなす毎日です。

2006-03-16 06:04:32 | 徒然と・・・
 今週は始まりが大変だった。ニューヨークから飛行機でバーリントンに帰ってきたのだが、霧のため深夜につく予定がついたら昼の11時30分。JFKで廊下にブランケット1枚敷き、3枚を上にかけたが、もちろん快眠には程遠い。
 今週は実験も毎日しており、パートタイムでやっている講義の宿題やら期末テストやらであっという間に今日は水曜日になってしまった
 今日明日と大学の同級生がフェローシップの面接にバーリントンに来て、金曜日には家族が来るので忙しくても週末が楽しみです。
 そういえば、最近アトランタでACC(American College of Cardiology)の学会があったようです。速報の電子メール等を見るといろいろと新しい事が発表されているようです。Dr. Yumiも行かれたようなので、要チェックですね。

また天気のことになってしまいますが…

2006-03-07 14:02:18 | 徒然と・・・
 1週間がいつも通り始まりました。天気予報によると、今週末から気温が30度台後半から40度台(摂氏5、6度くらい)になるとの事。日が伸びてきたことと考え合わせると徐々に春が近づいてきているようです。
 スキーシーズンが終わりに近づいているのは非常に残念ですが、春が来るのはうれしいことですね。
 帰り、手袋なしで帰れるくらいの寒さで、空を見る余裕までありました。さすが、バーモントは星もきれいですね。寒いときはそんなことを気にする余裕もありませんでしたが。

バーリントンでの休日

2006-03-05 07:51:52 | 徒然と・・・
 今週はバーモントでの休日。金曜日の夜は、ダウンタウンにUVMの日本人の同僚と繰り出してきました。Vermont Pub & Brewery
バーモントは地ビールがおいしいのがいいところですね。
 昨晩から雪が降り、今日の朝にはまた積もっていました。春が来るのはまだのようです。
 久しぶりにバーモントに残ると言うことで、土曜日は本当に久しぶりに家の掃除をしました。休息日ですね。

明日は金曜日

2006-03-03 14:01:12 | 徒然と・・・
 ついに明日は金曜日。今週は日曜日に車でニューヨークから帰って来て以来、疲れが体に蓄積している気がします。週末にリフレッシュしないと。
 もう3月。2月は本当にあっという間でした。バーリントンの寒さも微妙に緩んでは来ていますが、まだ春には遠い感じです。東京にいたときには春の訪れを感じて喜ぶと言うことはなかったのですが、ニューヨークで働いていたときは、文字通り「春の訪れを切望して」いました。春が来たなあと個人的に実感できるのは、気温が50F(10度)をこえるときでしょうか。この気持ちはバーモントに住んでいるとますます強くなります、と書きたいところですが、今年の冬は余り寒くなく、ニューヨークにいる頃と同じくらいの「待ちわびかた」でしょうか。何よりも日が長くなっているのは本当にうれしいものです。