Vermont 徒然

米国Vermont州在住のCardiology Fellow(循環器科フェロー)のブログです。日々の出来事を徒然と...

旅は続く-日本へ

2009-08-18 04:32:10 | 徒然と・・・
ビザ、結局不調に終わりました。

米国での研修を修了させて、日本に帰国する事となりました。

2002年6月下旬に渡米、7月よりニューヨークにて内科研修、その後バーモントにて循環器科の研修を修了し、日本に帰国する事となります。内科研修中の憧れであった"cardiologist"になることができて非常にうれしく思っています。

2002年の引越しと同様に、日本への引越しは大きな移動になると思います。
日本に帰国後、これまでに学んだことを日本で生かす事ができれば、と思っています。

ここでとりあえずVermont 徒然は終わります(もうVermontにはいませんので)。が、またブログのタイトルを変更するか、新しいブログをたてるかして今後とも日々雑感を書く機会を作ることが出来れば、と思っています。

The Post-American World

2009-08-16 03:17:13 | 徒然と・・・
The Post-American World (by Fareed Zakaria)と言う本を読みました。

この本は、アメリカ主導の時代が終わった後の世界はどのようになるか、に関して予測しています。本の流れとしては、

1、将来は"the rise of the rest"、(アメリカ以外の)様々な国の経済的、政治的に相対的に増してくる。

2、特に、中国、インドは国際舞台での役割が今後大きくなってくるだろう。

3、アメリカはどうなるのだろう。

私自身この7年間アメリカに住んでいたので、この国がどうなるのかに興味があり、ちょうど時間が出来たので、この本を読んでみました。一個人による著書ですが、なるほど、と考えさせられる部分も多々ありました。

この著者は高校までインドで過ごし、大学からアメリカに来ているのですが、生粋のアメリカ人でない点も彼の現在の視点を形成しているように見えます。

この本からは概して著者のアメリカへの好意、希望を感じました。

本文の最後より引用
"For America to thrive in this new and challenging era, for it to succeed amid the rise of the rest, it need fulfill only one test. It should be a place that is as inviting and exciting to the young student who enters the country today as it was for this awkward eighteen-year-old a generation ago."

同感です。

塞翁が馬

2009-08-11 04:55:31 | 徒然と・・・
相変わらず状況に変化はありませんが、この状況のおかげで出来ていること、というのもあります(この状況のおかげで出来ていない、と言うことの方が多いと思いますが…)。

まず、試験勉強。
これから半年のうちに試験を3つ受ける予定なのですが、今の浪人生活のおかげで試験勉強に時間をかけることが出来ています。もともとこの手の試験が余り得意ではない私には実は本当にありがたかったりします。

もう一つは、一旦トレーニング修了後に時間が出来たため、将来のことについて考える余裕も生まれたことでしょうか。これまでは、物事を数年単位でしか考えてこなかったために、基本的には行き当たりばったりで物事をこなしてきた感があります(7年前にニューヨークに来た時には自分が内科の中で何を専門にしたいかまだ固まっていませんでした。もちろん、ある程度の目星はついてはいましたが…)。

将来何をやりたいか、どこでやりたいか、どのようにやりたいか、という事を少し考えてみる機会があるのも、良かった事の一つだと思います。結論がすぐに出た、と言うわけにはいきませんが…

私の大学の同級生の言っている様に、「一度きりの人生、でかいことをやれ」をモットーにいきましょう。

BORN CYCLIST

世界は動いている

2009-08-06 03:22:42 | 徒然と・・・
元大統領のクリントンが北朝鮮に行き、アメリカ人のジャーナリストが釈放されたとの事。

世界は動いている、と言うことを実感しました。

それにしても、このようなことが実現するまでには様々な準備、障壁があったと想像しますが、本当に実現するところは純粋にすごい、と思ってしまいました。

とりあえず、"Think Globally, Act Locally"ですね。