虎のおじさん再び！

我が家の床の間の床柱は、天井までの一本柱ではありません。

途中までしかないのです。

調べて見たけれど、このような床柱は見当たりませんでした。

しかし、この天井まで無い床柱の存在は意味のあるものでした。

それは、すずちゃんが鎮座するために存在しているのです！

そして、掛け軸の虎のおじさんと、時々お話するために！

こら娘、久し振りじゃの〜！

あら！　

虎のおじさん、こんにちは〜
そう言えば、ここに座るの久し振りだわね

ところでそなた、少し肥えたな

デリカシーの無い殿方は、すず嫌いよ

肥えたものを肥えたと言うて何が悪い！

しかも、迂闊に娘と言うてしもうたが、そなた中年の域に達しておろう？

重ね重ね失礼ね💢
今の時代、パワハラ、セクハラで訴える事もできるのよ！

拙者、軸の中の虎ゆえ、法廷へは出廷できぬので、訴えても無駄というものよ！

ガハハハ

すずだって、箱入り娘の家猫なので、お外に出られないので、法廷には行けないわ！

誰が箱入り娘じゃ！

もう娘では無いと言うておろうが！　まだ分からぬか！


こら〜！

虎のおじさん、かあちゃんの可愛いすずちゃんに、それ以上酷いこと言うと、巻き取って、押し入れの隅に直しちゃうわよ〜

そなたが、言わせておるのじゃぞ！

かあちゃんが、言わせているんじゃないの！

バレたか！

かあちゃん劇場に、お付き合い頂き、有り難うございました