爺ヶ岳 東尾根

冬季限定のバリエーションルート　爺ヶ岳 東尾根へ行ってきました。

メンバー：Ｆ見、nami、H岡

 

6：45　鹿島山荘前駐車場から入ると、すぐに急登が始まります。

もう今の時期はこの辺りに雪がほぼ無かったので、藪をかき分けて進みます。

枝や笹が目に入るので、サングラスやゴーグル必須です。

重い荷物を背負って急な藪の中を歩くのはとても大変でした。冬季限定ルートの意味が分かる気がします。

ジャンクションピーク手前（1700ｍ辺り）からは、しっかり雪がありました。

水が作れる、と安心しました。

 

11：45　幕営地Ｐ3に到着しました。

天気が良く、最高の景色の中、のんびりとお酒を飲みながら午後を過ごしました。

静かで暖かくとてもいい時間でした。

 

夜はnamiさんが作ってくれたちゃんぽん風ラーメンを食べました。今回もとってもおいしい食事でした。

15時頃からnamiさんの夕飯を楽しみにしていた私には、待ちに待った幸せな時間でした。

 

2日目、5：20　アタック開始です。

この日も気温が高くなるので、雪の締まった時間になるべく歩きます。

 

藪と違い、雪の斜面はアイゼンが効くので快適に歩けます。

朝日の暖かさを背中に感じながら、この景色を見ながらどんどん標高を上げていきます。

P2を過ぎて狭いリッジを抜け、

7：40頃　爺ヶ岳中峰山頂に到着しました。

山頂からは雲海と、青空と、山だけが見えていました。

鹿島槍ヶ岳や剱岳が見え、次はどこに登ろうかなと思いながら眺めてました。

下山はまた急登と藪が待っていることはすっかり忘れていました。

幕営地戻り　9：20

下山　13：00

 

日帰り山行で行く方も多い東尾根ですが、月明かりの爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳を見ながらのテント泊はとても素敵でした。

H岡 記