小川山 涸沢3峰マルチピッチ
さらば運動靴ルート(T中、Marライン)
7P Ⅵ 170m(オールフリー) 1982年5月16日
日時 2021年8月7日
メンバー:O 石 F見 岩ひばり
大先輩たちが開いたルート、ずっと行きたかったこのマルチに行ってきました。
スラブ、クラック、フェイス そして最後は、稜線リッジで頂上へ・・・
素晴らしいルートです。
アプローチ
涸沢2峰に向かうアプローチ道手前、右に入り、すぐ3峰 時計台の岩稜取り付きに到着。
時計台の岩稜
1P 35m Ⅵ スラブ
かぶりぎみのフェイスからスラブを直上する。昔は、残置ボルト2本だったとか。今は、新しいボルトが打たれ終了点も作られていた。右からもカムで登れるが、ここは先輩達のラインを忠実に上る。ランナウトしているのでカムがあると安心。
2P 15m Ⅵ- 広めのかぶったクラック
写真が無くてすいません!!O石さん、かぶった短めのクラックをダイナミックに登る。特に出だしが難しい、 しょっぱい!!
3P 10m Ⅴ スクイズ チムニー
これまた厳しい、出発前にF見さんが、6番持っていきましょうかと言ってくれたのが、大正解。1本でも厳しかった・・・懸命に抜ける。ナイスファイト!!
4P 20m Ⅲ クラック~リッジ
最初のクラックは、短くて楽しい。その後は、リッジ左を藪こぎして3峰上部の取り付きに出る。
Ⅲ峰上部
5~6P 50m Ⅳ+~Ⅳ 大まかなフェイスから、凹状のフェイスを上がり、稜線リッジへ。
本当は、凹状手前(30m)で切っていくはずが、特攻隊のO石さん、凹状も直上する。3峰上部は、難しい登りはないが、支点が取りづらく、ルートファインディングが必要。 落石に注意すること。
(6P目 終了点)
7P 35m Ⅱ~Ⅲ 稜線リッジ
7P目は、稜線上のリッジを直上、ここも難しくはないが、支点はカムで。しかし、この景色、写真映えです。後ろは、涸沢4峰。
終了点は、3峰頂上、お疲れさまでした。
下降
頂上に下降用の支点があり、裏側に10m位懸垂する。そこから徒歩で4峰に突き当たるまで下ると3峰上部の取付きに出る。さらに3峰と4峰の間のルンゼを時計台の岩稜を右手に見ながら下ると最初の取付きに戻って終了。
良きメンバーと天気に恵まれ、素晴らしいラインを登ることができました。ぜひ、後輩みんなに登って欲しい!!
先日、何で、この名前にしたんですか?て聞いたら、‘さすがにこのルートは、運動靴では登れない’って思ったそうです。この時代のクライマーに敬意を表します。
T中さん、Marさん、ありがとうございました。
さらば運動靴ルート(T中、Marライン)
7P Ⅵ 170m(オールフリー) 1982年5月16日
日時 2021年8月7日
メンバー:O 石 F見 岩ひばり
大先輩たちが開いたルート、ずっと行きたかったこのマルチに行ってきました。
スラブ、クラック、フェイス そして最後は、稜線リッジで頂上へ・・・
素晴らしいルートです。
アプローチ
涸沢2峰に向かうアプローチ道手前、右に入り、すぐ3峰 時計台の岩稜取り付きに到着。
時計台の岩稜
1P 35m Ⅵ スラブ
かぶりぎみのフェイスからスラブを直上する。昔は、残置ボルト2本だったとか。今は、新しいボルトが打たれ終了点も作られていた。右からもカムで登れるが、ここは先輩達のラインを忠実に上る。ランナウトしているのでカムがあると安心。
2P 15m Ⅵ- 広めのかぶったクラック
写真が無くてすいません!!O石さん、かぶった短めのクラックをダイナミックに登る。特に出だしが難しい、 しょっぱい!!
3P 10m Ⅴ スクイズ チムニー
これまた厳しい、出発前にF見さんが、6番持っていきましょうかと言ってくれたのが、大正解。1本でも厳しかった・・・懸命に抜ける。ナイスファイト!!
4P 20m Ⅲ クラック~リッジ
最初のクラックは、短くて楽しい。その後は、リッジ左を藪こぎして3峰上部の取り付きに出る。
Ⅲ峰上部
5~6P 50m Ⅳ+~Ⅳ 大まかなフェイスから、凹状のフェイスを上がり、稜線リッジへ。
本当は、凹状手前(30m)で切っていくはずが、特攻隊のO石さん、凹状も直上する。3峰上部は、難しい登りはないが、支点が取りづらく、ルートファインディングが必要。 落石に注意すること。
(6P目 終了点)
7P 35m Ⅱ~Ⅲ 稜線リッジ
7P目は、稜線上のリッジを直上、ここも難しくはないが、支点はカムで。しかし、この景色、写真映えです。後ろは、涸沢4峰。
終了点は、3峰頂上、お疲れさまでした。
下降
頂上に下降用の支点があり、裏側に10m位懸垂する。そこから徒歩で4峰に突き当たるまで下ると3峰上部の取付きに出る。さらに3峰と4峰の間のルンゼを時計台の岩稜を右手に見ながら下ると最初の取付きに戻って終了。
良きメンバーと天気に恵まれ、素晴らしいラインを登ることができました。ぜひ、後輩みんなに登って欲しい!!
先日、何で、この名前にしたんですか?て聞いたら、‘さすがにこのルートは、運動靴では登れない’って思ったそうです。この時代のクライマーに敬意を表します。
T中さん、Marさん、ありがとうございました。
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