かずたちのブログ

40代の共産党員が、世の中の「数」をひろい集めます。ついでに「言葉」も。そこから見えてくる世界と日本は…。

長崎市長銃撃事件と久間発言

2007年04月18日 | Weblog
「朝日」18日付によると、銃撃され亡くなった長崎の伊藤市長と親しい久間防衛大臣が、「投票日の3日前までに亡くなったら補充がきくが、それを過ぎたら補充がきかない。そうすると、共産党と一騎打ちだと共産党の候補者が当選してしまう」と語ったという。
久間大臣はもちろん、“民主主義無視で許し難い”“伊藤市長の容態が心配だ”とものべているが、それにしても…と思う。
民主主義を暴力でおさえこみ、恐怖で人びとをしばりつけるテロにたいして、政府としてき然として対応しなければならないのに、その閣僚が“まず共産党対策”を口走るとは。
仮にそんなことを考えたとしても、胸に秘して…というのが、政治家としてあたりまえ。
それを口にしてしまうのは、よっぽど共産党を伸ばすことが恐いのか、それとも暴言閣僚内閣の一員としてタガが緩んでいるのか。
共産党から立候補していた山本氏は、候補者活動を自粛することを発表している。
亡くなられた伊藤市長のご冥福を祈るとともに、地球上からあらゆる暴力を一掃することをめざす日本共産党の一員として、テロを一掃し、民主主義を発展させるために微力をつくしたい。

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