ネーム提出→修正指示

久々に編集部に行って編集氏にネーム見せました、そして各種ツッコミを受けたので修正に入ります。いつもの事ですが、「ここはちょっと違和感…」って感じてるところは漏れなく突っ込まれます、編集者というのはすごいです。ていうかこっちも違和感をなくして出すべきなのかも知れないけど、そんなことしてたらずるずる延びて行くのでとにかく出して話して修正してく方式を採用させてもらってます。漫画というのは作家が作るものだと思いがちですが、実際は芸術作品ではなく商品なので、作家と担当編集者と編集部上層部（つまりお金出す人）の３者の合意で成り立っています。

色々修正して、また次の会議で提案できるように頑張ります。ちなみに通るかどうかはおいといて「連載企画」として出すのでかなりの作業量……いつもの事ですが、頑張ります。

ネーム第１稿ＵＰ

次回作ネームの第１稿完成。編集氏と相談するためのたたき台なので、↑な感じで超ラフですが。でもこれは結構手ごたえアリです、とても面白くなりそう。思った以上にキャラが上手く動いてくれたので、描いてて楽しかったし読んでも楽しい……はず！？ 以前のミリタリーネタのネームも「これはなかなか面白いのが出来たぞ」と思ったんですが、今回はそれより断然面白いと自信をもっていえます。よーしやる気出てきた、なんとかして掲載までもっていくぞ！

ネーム先行制作開始

さて、ネームをはじめます。とはいえ、編集氏からの指示ではなく、自主的なやつ。キャラと設定と話の骨格が大体出来てきたので、とにかくキャラクターを「遊ばせる」のが主目的のネームです。どうせ編集氏からネーム制作の指示が出たらその後は何稿もボツと修正を繰り返すのだから、今のうちにキャラクターを存分に動かしてみて、自分の中で確立し、本ネーム制作前に「キャラクターが勝手に動く」状態までもっていくためのネームです。

普段は４コマ漫画や１ページ漫画でやるんですが、今回は思い切ってネームで。本ネーム制作前の予行演習、もちろん、出来がよかったらそのまま本ネームにしちゃいますが。ネーム制作はとにかく数、数をこなせばこなすほど上手くなるので無駄は一切ありません。

…ところで制服はやっぱりブレザーかな。『ゼーガペイン』を見て以降、もうスクールベスト無しの制服は耐えられないんですよ。

腕が…

整体医にいってきました。久々なのにへたくそな打ち方を繰り返したせいで右腕に過度の負担がかかり、痛みが（泣）。医者いわく、初回「右腕の筋肉がものすごく張ってますね」、２回目「…２回目だから少しはよくなってるかと思ったら、全然治ってないですね…」。しばらく通院の予感……まあ、漫画作業にほとんど支障はないのでいいんですが、治療のマッサージを毎日受けてるせいで常時腕がだるい…。

久々のテニス…

学生時代にやっていたテニスを久々にやったんですよ。近所のオートテニス場で。いや、運動不足なのはわかってたんですけど、とりあえずボールが全然返らない…。２回目行って、ある程度慣れたと思ったら今度は前回のダメージで腕が痛くてフォアが打てない。いくらブランクが長いとはいえ、これはひどい！（でも意外にサーブが入ります、弱いですが）。

仕方ないのでバックハンドで打ったら、これが何故か安定して相手コートに返る。両手打ちのおかげで、利き手である右手で打つよりもラケットが安定しているのが理由のようです。つまり利き手の力が弱すぎる、なんとも情けない話。いや、バックハンドが相手コートに入るだけでも、初心者よりはマシなはずだ！？

髪の処理とか

というわけで、昨日のを完成させるとこう↑　『けもツキ！』の頃はまだまだデジタルを使いこなせてなかったので髪の処理が黒塗りにホワイトでしたが、今の私はツヤベタにグラデトーンが主流です。アナログからデジタルになって、グラデーショントーンの選定が無くなったのは本当に楽になりました。あれ、幅が色々あったりして貼る以前に選ぶのが大変なんですよ…。

スターシステム…？

今日の記事は手塚漫画や 『未来少年コナン』 のネタバレを含むので注意して下さい。

さあ気分を切り替えて次ネタ用のキャラデザインです。とはいえ、ボツになってしまったネタに大切なキャラを置いていく余裕はありませんので、以前ミリタリー系アクションで使ってた黒髪長髪子さんをサルベージします。つまり、スターシステム（違）。

ちなみに私はハム・エッグはあまり好きじゃないですが、アセチレン・ランプは好きです、特に 『来るべき世界』 で円盤から落下するランプとか、 『ロストワールド』 で宇宙船から宇宙空間に投げ出されるランプとか、とにかくクライマックスでいいとこ持ってく最高の悪役です。前者は 『未来少年コナン』 で最後ギガントからレプカ局長が落下するシーンの元ネタだろうと昔から思っているんですが、まあそんな話はどうでもいいですねスミマセン。

話を画像に戻すと、この子のデザインて前作の主人公・有間伊吹の成長バージョンですね……持ちキャラパターン少ないなあ自分。以前は黒髪ロングストレートだったけど、デザイン中なので実験的に髪を縛ってみたらもう完全にアダルト伊吹じゃん、どーすんだ…。

次回作ネタ決定

↑そんなわけで、先日の指定に従って仕上げるとこう。

この絵を見せたら、何人かから「ラケット描くのがめんどくさそう」っていう意見があったけど、むしろこういう密度の高い部分があると絵全体が締まって見た目の印象が良くなるので、私は積極的に描きたいと思う方。このへんもアシスタント経験のおかげです、頑張って小物を描いた時の画面の引き締まり度は素晴らしいものがあります（神は細部になんたらっていうやつ）。いやほんと、アシスタント時代にお世話になった先生方には一生頭上がりませんよマジで。

ていうかぶっちゃけ、漫画描くこと自体がめんどくさいんですよね一般的には。漫画家はそれをめんどくさいと思わない人間の集まりだと思うので、じゃあ細かい絵を描くのもその中に含めてしまえば、めんどくさいなんていう思考すら出てこないわけです。思い込みって重要です。

さて、そんな事いってる間に、次回作の方針が固まりました。以前触れてたミリタリーアクションは凍結、最近ネーム審査の返事待ちの間に少し手を出してたスポーツものをメインで行く事になりそう。なんかちょっと出しておいたスポーツもの企画の絵と文字プロットが、２月からネームやってた方より評価高かったらしき。いやはや、つまりこれでまた振り出しに戻るわけだけど、今更あまり急いでもしょうがないですしね、ここはより面白い作品を作るためにじっくり攻めることにしますよ。

スクリーントーンの指定方法

スクリーントーンの指定書を外部アシさん向けに作ったので、参考に載せてみます。基本的に画像のように色分け指定して貼ってもらう感じ。これはメインのアシスタント先の先生がやっていたものをそのままデジタルに移しただけのものですが、まあ他所でも大体似たようなやり方だったので、結構一般的なのではないかと（？）。なんかアニメの塗り指定に似てて、ちょっと面白いなと思います。

掲載決まってないのにアシ使ってんのかよ！って突っ込みもあると思いますが、ぶっちゃけ社会人漫画家志望者は「ヒマはないけど金は(多少は）ある」のです（爆）。何せ余暇の９０％が漫画によって消費されていくので、趣味で金を使うということがほとんどない（＾＾； バイクは実は一度免許と車体と装備が揃ってしまえば後はそんなに維持費のかかる趣味ではありません。

まあトーンを頼んでいるのはご近所の漫画家志望仲間なので、平時でも気軽にお願いしてしまおうかという感じ。勿論、作業に見合ったお給料は出します。とにかく連載を獲得できる日まではひたすら企画・サンプル提出でアピールアピールの連続です。世の中に出てる連載漫画は、その数倍のボツ企画から厳選された作品群であることを知ってもらえると、我が家にHDD内に眠っているボツ企画フォルダも多少は報われるというものです（苦笑）。いつ終わるかわからないエンドレスのように感じる今日この頃ですが、引き続き頑張ります。

傘

昨日は雨でしたが。いつものようにコンビニに入って買い物をし、１～２分で戻ってくるとまあ大変、傘がありません（笑…いごとでもないんですが）。うーん、ほんの数分で盗まれたようです。まさかこんなことがあるとはガッカリ。仕方ないのでコンビニで傘を買いました。で、買って開くとなにやら違和感。なんだ？と思ったら、なんと骨が16本もある傘でした。

最近流行ってるのでしょうか？？ 強風時に重宝しそうですが、それ以外に何かメリットがあるのかは謎です。でも、なんか面白いアイテムですね。骨が倍でも別に重くなかったし、盗まれたことでガッカリした気分を忘れさせてくれる思わぬ発見でした。