ママ研究者~人生まだまだこれから~

製薬会社で新薬開発に挑む研究者。2人の息子(6&0歳)がいます。ママ研究者(今は臨床系)、日々の思いを綴ります!

ランチ・ミーティング♪

2008-10-10 22:17:02 | キャリアプラン
今日は、勉強会で東京に行く機会があったので、臨床開発をやっている方にランチミーティングをオファーしました。(以前、研究所にいた方。)

今、私は、探索研究というのをやっているのですが、せっかく製薬会社に入ったので、薬を世の中に出す(患者さんに届ける)のに携わる仕事をやってみたい。もちろん、本業の研究で自分が手がけた新薬が出るのが一番なのですが、成功確度も低く、要する時間(平均15年くらい。)もとてつもなく長い。

ということで、今の研究に目一杯打ち込んだ後は、臨床開発に行くキャリアプランを思案中なのです。

とはいえども、臨床開発のお仕事の内容があまりよく分かりません。部署の雰囲気なども知りたいところです。
今日のランチで、二人の方が、とても親切に相談に乗ってくださいました。

臨床開発には、治験モニター、市販後、メディカルライティング、など様々な仕事があるのですが、私がやりたいのは、PM(プロジェクトマネージャー)であることが分かりました。

臨床開発は、人での試験であるし、試験の進め方や自分の判断が会社の売上にも莫大な影響を与えかねない責任のある仕事であること、でも、それこそが、醍醐味でもあること、を知りました。

今日新たに分かったことですが、
 意外にサイエンスベースでもあること。
 論文を書いたりすることもできるということ。
 お医者さんと話す機会も多く(これも、ぜひ私がやりたいことのひとつです。)、そういう時にサイエンスの知識を持っている方は、ドクターも真剣に話をしてくれることが多いのだということ。
 海外とのやりとりも多く、その際は、博士号という肩書きも生かせるということ。
  (私は肩書きのためにとった訳ではないのですが、海外はこの辺りは明確ですよね。)

あと、社内での異動を希望する時のやり方なども聞きました。
私の場合、あと2~3年くらいは今のテーマに打ち込みたいのですが、その間にしておくこととして(人事部へのインプット方法など)、私がとろうと思っているストラテジーが正しいことも分かりました。

できれば、多発性硬化症(MS)や、炎症性腸疾患(IBD)(クローン病や、潰瘍性大腸炎)、リウマチなどに関わる新薬の臨床開発に携わりたいのですが、最初からなかなかそうはいかないでしょう(パイプラインにない可能性もありますし。)。

まずは、PMの前に、臨床薬理をやってみるのもいいな、と思いました。これなら、今までのバックグラウンドも活かせるかも。

そして、臨床薬理 → PMと経験を積む過程ではMSやIBDに携われなかったとしても、その先、そういった治験を導入する提案を社にしてみたり、もしくは、フォーカスしている会社に転職する手もあるな、と思いました。

ランチミーティング、勝間和代さんの教えを実行したわけですが、収穫大でした♪
これからのキャリアプランに具体性がぐっと増しました。

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