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sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

深い心で

2023-08-23 12:34:45 | 自作詩
人がみな 還る場所
正しく 安寧の心で

真白の 雲の間の道を
ゆっくりと 進んでゆく

ほのかに漂う お香の匂い

想うは 
まばゆき光の 根源(みなもと)

どこまでも
どこまでも 続く道

想い出を 振り返りながら
心そのもので 旅をする

えもいわれぬ
懐かしさに 包まれて

ただ ゆっくりと 歩いてゆく

ところどころに咲く 蓮の花が
尊き道を 示してくれる

真実の自分を
深い心で 見つめながら


(2023年8月23日作詩)







*心について


いつもお世話になっております。
あまり皆さまのところに行けていませんが、
どうぞよろしくお願いいたします。
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森の花園

2023-07-28 11:44:45 | 自作詩
森の奥深く キラキラ
小川が 流れていました

川のむこうに
たくさんの花が 咲いています

そこは 妖精が住む 花園
不思議な音楽が 流れています

人が来ることは ありませんでした

花園には 大きな白いゆり
それは 女神さまの化身でした

虹色の光を放ち
気高い香りが しています

白いゆりは 時に 
女神さまの姿に なって

透明のピアノを 奏でます

ピアノの音色は 森に 響き
すべての生き物を 癒します

空は エメラルド色になり
妖精たちが 踊ります

森の奥深く ひそやかに


(2023年7月27日作詩)







*小さな物語
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七夕の願いごと

2023-07-07 09:30:08 | 自作詩
星空の下
地上に たくさんの 七夕飾り

今年も逢えた 織姫様と彦星様
二人で 短冊を 見ています

昨年聴いた 七夕の歌が お気に入り
レコードにして 聴いています

天の川に映った 短冊は 
その願いごとが 映像に

いくつもの映像が 
宇宙の中に 浮かびます

それは 星座の物語のように

宇宙(そら)に映った短冊に 
きらきら星のシールを 貼ると 

その短冊が ぽうっと 光ります

天の川のほとりに 灯る
色とりどりの短冊 揺れて


(2023年7月6日作詩)







*小さな物語

※コメント欄はお休みです。
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雲のふとん

2023-06-24 12:12:48 | 自作詩
夜 眠れない人が いました

とうとう 眠れないまま
朝を 迎えることも

ある日 街を 歩いていると
「雲のふとん」という看板

いったい どんなふとんだろう
その人は お店に 入りました

扉を開けると そこは 水色の空
ふわふわと 白い雲が 浮いています

お店の人は 言いました

「この雲で ふとんを 作ります
誰もが ぐっすり 眠れます」

おひさまの いい匂いが します

気づくと その人の家の中
ベッドには 白い雲のふとん

横になると
なんて 心地いいのでしょう

すぐに 深い眠りに 落ちました

そして 目覚めたら
清々しい朝を 迎えたのでした


(2023年6月24日作詩)







*ファンタジー
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金星の鏡

2023-06-09 11:43:45 | 自作詩
ある人が 林の中を 歩いていると 
白樺の根元に 丸い鏡が ありました

覗いてみると
そこには 不思議な 異国の風景が

おとぎの国のような
可愛らしい家が 並んでいます

思わず 「どこ」と 呟くと
「金星の国」鏡が しゃべりました

「私を ここに 置いたのは 金星の人」
地球とコンタクトを とるためだと

そして もう一度 覗くと

今度は 見たことのないほど
美しい 自然の景色

それは 心が 透きとおるようでした

その人は 鏡を
元の場所に 置きました

遥か彼方の 金星に
懐かしさにも似た 想いを 馳せながら


(2023年6月8日作詩)







*ファンタジー
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