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sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

白鳥と天使

2025-01-23 11:45:19 | 自作詩
夕暮れの 湖に
一羽の白鳥が 舞い降りた

白鳥は 虹羽の天使に 変わり
静かに ハープを 奏でる

心の尊さを 知らせるため
深い愛を 守るため

湖は いつしか
またたく星に つつまれて

岸辺には
秘密の花に 光のしずく

すべての命は つながっていると
全ての人が 信じたなら

やがて この世界に
本当の平和が 訪れるでしょう

地球は かけがえのない
たったひとつの 命だから


(2025年1月22日作詩)







*心象画


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いのちの道

2025-01-03 11:42:31 | 自作詩
いのちの道が 続いている
生まれてから ずっと今日まで

心に 明かりを 灯しつつ
人は 誰しも 夢を抱く

いのちの道は 光と陰を 繰り返し
いつか 辿り着く場所を 目指す

途中 花が 咲いている
気高き 枯れない 愛の花

高い木が 生えている
経験という 年輪を育てながら

時に 歩みを妨げる 
大きな石も 存在する

それは 神様からのギフト
自分を 成長させなさいと

たとえ つまずいても 
歩みは 止めず

やがて 霧のむこうに
金色の神殿が 見えてくる

そこにあるのは
すべての人々の 真の幸福

だから 心の中の 尊い夢を
まっすぐな眼で 見つめ続けて


(2025年1月1日作詩)







*生き方
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クリスマス・イブの公園で

2024-12-18 11:50:48 | 自作詩
クリスマス・イブの夜

約束もない青年は
ひとり 公園に

冬の公園は とても 寒く
心まで 北風が 吹き抜けるよう

青年は なにげなく
ブランコに 乗った

ほんの少し 漕いで
ゆらゆら 揺られていると

どこからともなく 鈴の音が
耳をすますと クリスマスソング

ふと 大きく まばたきをすると
そこは 楽しげな クリスマスの世界

女神さまが あらわれて
飾りのついた 小箱を

その瞬間 公園に 戻っていた

手には 小箱があり
そっと 開けてみると

綺麗な電飾が 灯る
小さな クリスマスツリー

青年の心が 明るく 輝き

思わず 大切な人に
明日会う約束を したのでした


(2024年12月17日作詩)







*ファンタジー

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落ち葉のふとん

2024-12-07 12:35:09 | 自作詩
誰もいない しずかな林
紅茶色の 落ち葉のじゅうたん

歩くと かさかさ 心地いい音
踏みしめる靴が 喜んでいるみたい

林の近くの ふとん屋さん
ある午後 ここに 散歩にきました

そして ふと 思いました
落ち葉のふとんを 作ろうと

いつもの綿に 落ち葉を混ぜて
ふとんを 一枚 仕立てました

ほのかに 枯れ葉のいい匂い

次の日 ひとりの娘さんが
そのふとんを 買いました

ふとんは とっても 暖かく

幼な子のように
眠ることが できました

しあわせの中
やさしい夢の国を 訪れて


(2024年12月7日作詩)







*小さな物語

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フィルムカメラ

2024-11-22 11:45:02 | 自作詩
戸棚の奥から
古いカメラが 出てきたよ

昔 使っていた フィルムカメラ
手に取って ながめていたら

心に 一枚の写真
目を閉じると 瞼に浮かんだ

パステルカラーの 都会の片隅
そこに 懐かしい笑顔 重なって

遠いところにいる あの人
きっと 元気にしていると

たいせつな 心の写真

胸の奥の 銀色の小箱に 
そっと しまおう

いつか どこかへ 旅に出て
素敵な写真を 撮りたいな

きっと 優しく生まれる 写真
ほのかに レトロな あたたかさで


(2024年11月22日作詩)


    



*大切なもの

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