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sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

魂のタイムカプセル

2025-06-03 11:34:13 | 自作詩
いつもの部屋に
やさしい光が 差し込む午後

ある歌を 聴いていたり
本に 心をあずけていると

ふと感じる 深い懐かしさ

思いもよらないあの頃へ
心が 引き戻されることがある

それは 心の片隅が

ちょっぴり 切なくて
ほのかに あたたかくて

私にとっての 特別な瞬間
魂が 大切な何かと 繋がる感じ

人生の中の 印象深い場面
自分の中の コアな部分

そんなことに 気づかせてくれる
ほんの一瞬 貴重な 心旅

魂のタイムカプセルを そっと
開けるような 幸せのひととき


(2025年6月3日作詩)


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春の心の窓辺

2025-05-20 08:28:38 | 自作詩
春の心の窓辺に
クリーム色の 淡い光

あの人に 紡いだ言葉
音符のように

優しい歌に なって
届いたらいいな

緑の草原 風に吹かれて
ひとり 佇む

空から舞いおりる 光の粒を 
小さな ガラス瓶の中に

遠い過去と 近い未来が
小瓶の中で 溶けあって

唯一の光り色 創り出す

窓辺で さえずる小鳥
幸せの訪れを 歌うから

今 空のノートに
大切な言葉 綴りゆく


(2025年5月19日作詩)







*季節

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ローズマリーの咲く庭で

2025-04-18 11:49:22 | 自作詩
その家の庭には
ローズマリーが 咲いていました

小さな紫色の花に ふれると
いい香りが して

透明な光が 降りそそぐ
あるお天気のよい日

その家の奥さんは お客さまを
ティーパーティーに ご招待

緑輝く ローズマリーの庭には

白いテーブルと 白いチェア
花柄のポットと ティーカップ

そよ風の中で
ほほ笑む 奥さんとお客さま

ローズマリーも ゆらゆらと
しあわせそうに 揺れていました

春の国 キラキラ
日差しの魔法 満ちあふれて


(2025年4月18日作詩)









*季節


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人生の真珠環

2025-03-19 11:45:02 | 自作詩
人生は 思いどおりにならなくても
太陽と同じくらい 価値がある

神様が 人生を創った時
最も素晴らしいものをと 考えた

人が いろんなことを できるように
より考えて より心を使えるように

もしも 逆境にあったとしたら
同じくらいの 幸せが訪れる

神様は 公平のもとに すべてを決めた

苦難を乗り越えた 人生には
プラスアルファの ギフトがある

人生は 真珠貝の中で 
ゆっくり 成長する宝石

その一粒一粒を
光の糸で つなげてゆく

いつか完成する 人生の真珠環
きっと 深い輝きに 満ちて


(2025年3月18日作詩)



※真珠環は、真珠のネックレスを表す私が作った造語です。



*生き方

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不思議なエレベーター

2025-02-19 11:40:05 | 自作詩
十階建ての
オフィスビルの エレベーター

ある会社員が 一階から 乗りました

二階で止まり 扉が開くと 
そこには ひっそりと 小さな池

岸辺に 一輪のゆりの花

次の三階は 外国の可愛らしい町
パステルカラーの家々と 石畳の路地

四階は 深く薄暗い森
高い木々と 鳥のさえずり

五階は はてしなく 広がる海
透きとおる波が 揺れています

六階は 高くそびえる山
斜面に 可愛い花が 咲いています

そして 七階は 永遠へとつながる宇宙
たくさんの星が 浮かんでいます

なぜか とても 懐かしい気持ち

扉が閉まり
次は 十階に 止まりました

そこは いつものオフィスビル
だけど いつもと違う心で

生きる尊さを 想いながら
新しい日常へと 戻ります


(2025年2月18日作詩)







*ファンタジー


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