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当店はタンクもすべて自社管理しており、2~3年に1回程度の割合でタンクのOリングは交換しておりますが、それでもタンクとレギュレータの接続部からのエア漏れに現場で気付くことがあります。
今回も1本ありましたので、石鹸水で再点検しました。

一般ダイバーさんはこのようなエア漏れを確認したら、スタッフに必ず申し出てください。
シューという小さなエア漏れ音で気付くことも多いので、バルブ開いたときは要音チェックです。
その上で現場で出来る緊急対処法として、レギュレータのヨークスクリュー(締付ダイヤル)の締め付けが弱めの場合はエア漏れしやすいので、一旦外していつもより強めに締めなおすことで改善することも多いです。
今回もその方法でエア漏れは一旦止まりました。
※締付位置がずれるとタンクやレギュレータ金属部の変形に繋がることもあるので要注意です。

ただ弱めの締付による少しのエア漏れであっても、劣化や摩耗があるのは確かなので要Oリング交換です。

さて、このタンクバルブのOリングですが、定められた規格があるのはご存じでしょうか?

今回写真に写っているOリングは、すべて同じ大きさ(P-12,5サイズ)です。
しかしサイズは同じでも、誤った規格のOリングが水中で破損して、接続部からエアが一気に噴出するトラブルが過去にありました。
スクーバ用タンクバルブのOリング規格は、下記の1種類のみです。
●サイズ P12,5
●材質 NBR(ニトリルゴム)
●硬度 90(1種B)
ホームセンター等にある一般的なP12,5は、ほとんどすべて硬度が70(1種A)で、スクーバタンクには安全に使えません。
左が90で右が70

見た目は全く同じですが、触ったら明らかに硬さが異なります。
インストラクターだけでなく、バディ潜水するダイバーさんも予備のOリングは必須です。
基本的には室内(車内)保管をおすすめしますが、緊急的に現場ですぐに交換できるよう私は常時ここに取り付けています。
(実際に何度か役立ちました。)

あとOリングは問題なくても接続部からエア漏れするという場合は、タンクバルブ金属部の問題や、レギュレータに問題があることもよくあります。
お困りの方はご相談ください。
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