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先月行った奄美のティダホール。

いまふと思い返せば透明度30Mくらいあった気がします。
みなさま、年末年始のダイビングが楽しみですね♪
ただ最近、減圧症になるダイバーが増えているようですから充分ご注意下さいね。
身近な方にお話を聞く限りでも、何でそんなに深い所にいくの??と思うことも多々ありますから、肌感覚でもなんとなく減圧症が増えているのが分かります。(ほとんどの方がリスクも感じず深場に行っています。)
ところで減圧症って何だったっけ?というダイバーの方も多い思いますので簡単に書くと、時間や深度の限度を超えてダイビングすると、血液の流れが悪くなって色々な症状を引き起こすことです。
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【減圧症の症状例】
手足(特に抹消側)のしびれ痛みや違和感(チクチク・ジーン)手足の力が入りづらい
めまいや難聴、耳鳴り、関節や筋肉の痛みや違和感、皮膚のかゆみや発疹、倦怠感、
息切れ・呼吸困難・胸痛・胸部の違和感、頭痛または頭がぼーっとする
両手両足の腫れむくみ等々
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後遺症が残って日常生活に支障を来たすこともあり得ますから侮れない潜水病です。
程度の差はあれ、少なくとも減圧症になればダイビングから離れることになる人が多いです。
防げる確率も高いのに、不注意や知識不足、過度な冒険心で、大好きなダイビングを私は辞めたくありません。
そんな私が、減圧症に絶対ならないために心がけていることを優先順に記載します。
(1)ゆっくりした浮上速度で水深を上げる。
減圧症予防で最も重要視していることです。
水面までの浮上だけではなく、泳いでいる時に水深を少しでも上げる時は、ダイブコンピュータの警告表示等を確認しながら、常にゆっくり上がることを意識しています。
特に5Mから水面までは時間も意識し、30秒ほどかけて移動するイメージを持ちます。(1分間に10M)
(2)ダイブコンピュータを最も厳しい設定に変更し、さらにかなり控えめな潜水計画にする。
実際に減圧症に罹ったほとんどのダイバーがダイブコンピューターの指示を守っていますから、もはや安心材料ではありません。
控えめな潜水計画の一例としては・・・
・18M以上の深場へは計画しない。(普段は最大でも10mほどですが、どうしても理由があって深場にいくときは最小限の時間、全体の潜水時間も短め、安全停止も長め(5分)にして細心の注意を払った計画にします)
・1ダイブの中で前半(15分まで)に最大水深を持っていき、後半はそれ以上の深い所へは行かない。(たとえガイドが深場に行ったとしても私は深度を下げません。)
・1日最大2本までにする。(滅多にありませんが3本やる場合は最大水深5m前後で潜水時間も短めにします。)
(3)潜る前の水分補給(水とスポーツドリンク)と塩分補給を充分すぎるくらいする。前日夜、当日朝の栄養補給もしっかりする。お酒も控える。
(4)飛行機搭乗を逆算して約24時間前までに最終ダイビングを終える計画にする。
(5)潜った後は軽度の運動にとどめ、スキンダイビングもしない。
(6)運動量が増えても息が上がりにくいように日頃の有酸素運動(軽いジョギング、ウォーキング、スイミング等)を行う。
減圧症リスクが高い40代男性が気をつけていることはこれくらいです。
減圧症についてより詳しい情報を知りたい方は山見先生のwebサイトがおすすめです。
もし減圧症になってしまったら・・・
減圧症の専門医はかなり少なく、近くの病院で診察治療ということは難しく、かなり面倒なことになるというのは間違いありません。正直私もネットで調べる以上の情報は持ち合わせておりません。
しかし後遺障害を残さないためにできるだけ早急に専門医を受診することが大切なことです。
まずはしっかりと安全対策の知識を入れて、この冬も楽しいダイビングを!
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