ダイビングショップ店長ブログ.サンマリンショップ.tel.079-293-1506.NDS正規販売店

スクーバタンクのOリング

昨日の香住は透明度10m。
水温は19度まで上がりました。

昨日のダイブ中にもあったのですが、
ダイバーの方であれば、レギュレータとタンク接続部からの小さな連続したエア漏れ
はよく目にする光景だと思います。

原因として最も可能性が高いのがタンクバルブOリングの消耗です。

「少しのエア漏れなら大丈夫ですよ」

安心させるために我々プロ側はゲストに言いますが、
一般ダイバーの方は、セッティング時タンクバルブを開いたときにエア漏れ音にも
最大限注意し、もし気付いたらすぐにタンクの交換をお願いしましょう。

ここからはプロダイバー側へのお話になります。

小さなエア漏れがあるということは一気に大きなエア漏れが起こる可能性があるということです。

ご存知かと思いますが、
過去に静岡でスクーバタンクバルブのOリングが水中で破損して接続部からエア
が一気に噴出するトラブルがありました。

サイズは同じでも、誤った規格のOリングを装着すると水中破損の可能性が一気に
高まりますので充分ご注意ください。

一般的な旭製作所(アクアラング)のバルブであればOリング規格は1種類です。



サイズはP-12,5
材質はNBR(ニトリルゴム)

ここからが問題なのですが、
硬度は90(1種B)という数値のものになります。

ホームセンターやOリング専門店とかにある一般的なP-12,5は、ほとんどすべて
硬度が70(1種A)のものになり、トラブルの元になります。

プロ側の方はサイズが同じだから大丈夫、ではなく
「硬度」に充分注意してください。

そして、数十円ほどの安いものですから定期的に、かつ頻繁に交換していきましょう。

あと、タンクバルブOリングは新品で大丈夫なのに、接続部からエア漏れする
という場合はタンクバルブ金属部の消耗、変形もしくはレギュレータ金属部の
消耗、変形の可能性があります。
これはまたの機会にしますが、お困りの方はご相談ください。


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