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NDSのBCジャケットボタンは潮つまりしやすいです

少しずつですが「NDSは耐久性に優れたメーカー」だと認識される方が増えてきました。

確かにレギュレータはスペシャル頑丈で間違いないのですが、BCジャケットのボタン部であるオクトエアとバランスインフレータに関しては他メーカーと同レベルで、丁寧な水洗いとこまめなメンテナンスが必要です。



まずバランスインフレータですが、割と潮つまりしやすい機種です。



決して複雑な構造ではないのですが、この部分に海水が残って硬化し、給気ピストンの動作が悪くなりやすいです。



これはNDSに限らずですが、一番怖いのが水中で給気ボタンを押して戻らない(給気が止まらない)ことですので、潜水前の点検でしっかりチェックしてください。

水洗いに関しては、真水で給排気ボタンを何度も押しながら洗う、そしてその後タンクにつないでエアを通してやるのがおすすめです。

それが難しい場合は、せめてEX後のタンクが接続されている間に、給気ボタンを何度か押してエアを通しておいてください。

これらの洗い方が出来ない場合は、1年に1回のオーバーホールをおすすめします。

オクトエアの場合は、給排気ボタンの潮つまりについてはかなりマシですが、オクトパス機能もついている分、使用頻度が低い方はエア漏れ率が高めになります。



また主要な箇所に柔らかいOリングがいくつか使われていて、ソフトな分劣化も早いためそこからエア漏れすることが多いです。



Sプロのエア2よりは少しだけマシですが、それでも1年に1回はオーバーホールした方が良いです。

NDSオクトエア(オクトパス付インフレータ―)の正しい洗い方

あとはこの肩口の部分ですが、ダンプバルブ(排気口)を使わない方は潮で固まりやすいです。



部品はこれだけで、工具も不要なのでこうやって分解して洗えば完璧ですが、少し難しいですよね(^_^;)



ということでNDSはレギュレータは頑丈、BC生地も頑丈、だけどボタン部だけは繊細と覚えておいてください。

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