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サンオフィス社員日誌

不動産屋の日常、外房食べ歩き、本と映画の批評

映画 『桐島、部活やめるってよ』  2-3 キャラクター一言紹介

2017-04-22 23:13:43 | 映画

今一つ曇り空が続いたものの、温かい土曜日となりました今日、皆様も心地よく過ごされたと思われます。

本日の弊社は、電気関係の工事(IHクッキングヒーター)(エアコン交換工事)や、

賃貸物件のご案内や、契約に向けての準備など、週末らしい日となりました。

先日、社長が台湾に旅行に行った際に、台湾でちょうど日本人観光客と知り合った際に、

その方が埼玉県の不動産業者の方で、弊社のホームページをすぐにスマホで確認して、

なんでお客様からの頂きものや、映画の事をブログに書いているのか、質問をされたという事があったそうです。

頂きものに関しましては、やはりお客様がわざわざ弊社に、お金を払ってご用意されたものを頂く訳ですから、

弊社として、感謝の気持ちでブログにて報告させて頂いています。

映画については深い理由はありません。意味とか意義とか関係なく、好きだから書いているんでしょうね。

 

今日の映画については、先日触れました、『桐島、部活やめるってよ』の続きです。

この作品については、観た後何らかの形で、感想を書いておかないと、落ち着かない作品ですので、

時間が別に余っているわけではないのですが、続きを書こうと思います。

これについては、ネタバレ無しに感想を書こうとするのがきわめて難しいので、

ネタバレ関係無く、書いていきます。

ですので、ネタバレが嫌な方は、ブラウザバックでお戻りください。

『桐島、部活やめるってよ』人物相関図

上の相関図は、ネットで公開されていたものに、野球部キャプテンを追加したものです。

『桐島部活やめるってよ』の出だしは、文武両道で美形で人望も有り、女子からも人気が有り、

県の選抜選手にも選ばれる噂があるほどの選手で、また直接は描かれてはいないものの、

たぶん性格も良い、完璧超人の高校のバレーボール部のキャプテンである桐島が、

突然部活を辞めてしまって、学校にも来ていない、という情報が伝わる事から始まります。

 

桐島は最後まで出てきません。彼と思われる人物の観ている視点のシーンや、

彼かもしれない人がすれちがったりする描写は有りますが、はっきりとは出てきません。

この辺り、桐島が最後に出て来なかったという事で、低評価のレビューをされている方も

おられるのですが、的外れだと、個人的には思います。

 

今の言葉で言えばリア充のお手本みたいな、桐島が突然いなくなった事で、

普段彼に依存していた人間は、直接的に被害を被る事になります。

・梨紗・・・桐島の彼女。付き合ってはいるものの、桐島の家も知らないし、

事前になんの相談もされていなかった人。

迷セリフは「眼中に無いんじゃないの!?」

【一言で言えば、完全な道化役】

 

・久保・・・バレーボール部の副キャプテン。

いきなりキャプテンがいなくなってしまったのに、すぐに試合を控えており、

試合は順当に敗北。桐島の代わりにレギュラーになった風助が足を引っ張ってしまい、

分かってはいるものの、苛立ちを押え切れず、風助にきつく当たる。

【一言で言えば、テンパってしまった人】

 

・風助・・・桐島は居なくなるわ、久保からは当たられるわ、本当に可哀想な役回りの人。

最後の衝突シーンで、仲裁に入るなど、結構良識派だったりする。

【一言で言えば、良い人で努力家なのに報われない人】

 

この3人の中では、梨紗はまあ性格があんまり良くは無いので、共感しにくいのですが、

久保に関しては、自分が処理できない事が相次いで起こったために、テンパってしまっている事は、

理解できるし、仕方が無いのかとは思います。風助に対しては当たりはきついのですが、

陰湿さは無いので、桐島の件が無ければ、それなりに良い副キャプテンだったとは思いましたね。

 

・また表面上でははっきりとは、最初は描かれていないのですが、一番衝撃を受けているのが、

桐島の親友である、菊地宏樹(以下 宏樹)です。

宏樹は、桐島と親友であるものの、彼にも桐島は何も相談していません。

宏樹は桐島と親友であるだけあって、彼自身もまた、文武両道の美形の高校生です。

 

桐島との違いを言えば、彼は野球部に所属していて、野球も一番上手いにも関わらず、

幽霊部員になっている点です。

勉強でもスポーツでも何でもできて、彼女も性格はともかくとして、外見は良い沙奈で、

それなりに深い関係なのだろうと思われるのですが、どう見てもキスシーンで非常にやる気のないキスをしたり、

手を握って歩いていて、携帯が鳴ったら、彼女の手を振りほどいて、携帯に出るなど、

仕方なくつきあっている感が、見て取れます。

普通なら、携帯がかかって来ても、手はつないでいられるように、

携帯を入れておくポケットは、逆にしておくとか、あるでしょうにね。

名セリフは「出来る奴は何でも出来るって事で、出来ない奴は何にも出来ないって事だろ」

【一言で言えば、なんでも出来るがゆえの、虚無に囚われた人】

 

・沙奈に関しては、外見が良いので、桐島を中心としたスクールカーストの上位におり、

学校一、イケてる桐島の、付き合っている梨紗の、友達でいるという事で、

スクールカーストの上位に居る事を保っているという人間で、

性格も悪く、そしてえげつなく、この映画の悪役です。

背が小さい人を小馬鹿にし、映画部を馬鹿にし、宏樹との仲をあるシーンで

見せつけるあたり、観ていてかなりムカついて来ます。

(この演技は女優の松岡さんの俳優としての力が凄まじく、

前田役の神木さんがインタビューで、怖くて話せなかったと言っていたほどです)

宏樹と付き合っているのも、別に好きだからという訳では無く、

(好きだったら、彼にあんなやる気のないキスをされれば、不安になりまが)

イケてる外見の者同士が付き合うべきという、階級の維持が目的化している人あって、

内面はかなり空虚な人です。

名セリフは「は!?(威圧)」

【一言で言えば、手段が目的化している性格の悪い女】

 

・かすみと実果については、省きます。

特にかすみに関しては、実際に映画を見た方が、驚かれると思いますので。

 

で、スクールカーストの上位が居れば、当然残酷に、下位がいるという事で、

この映画の主人公の前田が所属している映画部がそれに当たります。

 

・前田は、

【一言で言えばコミュニケーションが下手な、映画バカ。

ただ映画が好きという情熱は誰にも負けない。

ちなみに好きな映画はゾンビ映画】

ゾンビ映画という要素で、モテる要素は無く、廊下を走っている姿も、

どう考えても運動神経と無縁な走り方だし、

サッカーの授業で足を引っ張るなど、

それでも、いやそれだからこその主人公です。

亜矢(後述)との場所取りの交渉の時に、舌足らずな口調で話すあたりが、もう最高です。

迷台詞は「き、許可証は?」

名台詞は「ロメロくらい観とけ!」

 

 

・前田の親友の武文も、前田に劣らず、映画バカで、

上品な映画ファン向けの「キネマ旬報」でなく、

私を含めたぼんくらな映画ファン向けの「映画秘宝」を好む

【一言で言えば、映画バカ2号】です。

武文が前田に言う、「おまた~」と言うセリフを、

スクールカーストの上位の女子グループが嘲笑した後、

武文が「俺が監督だったら、あいつら絶対に映画に使わないね」と廊下で、名捨て台詞を吐いたり、

前田と吹奏楽部の亜矢(後述)との、場所取り交渉の時に、それとなく亜矢に気を遣ったり、

結構、洞察力や発想が鋭いキャラなので、好きなキャラだったりします。

名セリフは「スクリーム3 最後まで見ちゃった」

 

・亜矢は、吹奏楽部の部長で、スクールカーストの下位の映画部ほどでは無いにせよ、

だからと言って上位に居る訳では無いという、言ってみれば地味な人なのですが、

そのため、桐島の影響を受けない人です。

性格も悪くなく、むしろ良い。

悪意が無いだけに、前田に対して残酷な事を言ってしまったりしますが。

【一言で言えば、後半、ある重要な決断をする人】です。

内容は、ここでは書きません。実際に映画で見てください。

迷台詞は、前田「僕たち映画部です」 亜矢「知ってる!」

 

・詩織は、またこれが出来すぎた後輩で、【一言で言えば気遣いの人】です。

 

・帰宅部の竜汰と友弘については、桐島が部活動をやっている時に、

広樹と一緒に3人で適当にバスケで遊んで、桐島が部活が終わったら一緒に帰るというメンバーです。

基本的には良い人たちです。

違いがあるとすれば、

竜汰は【わりとなんでも器用にこなせる人】

友弘は【外見は良いけれども、実は不器用な人】

友弘のシュートは、映画中、一回もバスケのゴールに入りませんし、たぶん彼女もいない童貞でしょう。

 

・野球部キャプテンは、そんなに強い野球部では無く、

他の登場人物が2年生以下である中で、唯一、3年生として登場します。

このキャプテンが実に深みのあるキャラクターで、この人を見るだけでも、

この映画を見る価値はあると思います。

【一言で言えば、有りもしない奇跡を待つことが出来る人】です。

 

次回は、3-3に続きます。

 

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