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ちょっとずつでも進まなきゃ

あの日から一年…。

2011-12-13 21:59:55 | Diary
ナオちゃんの初武道館ライブから早一年…。
あっという間でしょー。ってか、もう数年前のような気がする…(゜Д゜;)

一年前のこの時期も仕事がカーニバってて、毎日ほんと荒んでたよねww。 
なので私、Adventureをマトモに聴けません。大好きなんだけどね、忙しかった日々を思い出して辛くなるから好きじゃない。

月曜のライブに行くために、二週間くらい前から、常に前のめって仕事して、地味に調整してたんだけどさ、やっぱり当日に大事件が勃発し、予定狂いまくりだったけど、皆さまのお力添えのおかげで、無理矢理会社抜け出させてもらったんだよね。ありがたかったなぁー。
でも、ライブ中、やっぱり仕事のことが気になり、集中できない時もあったりしてね…。
懐かしい…。


あの日から私は成長してるんだろうか…。
前に進めてるんだろうか…。
思い描いていた未来に立ててるんだろうか…。

この一年、泣いたりー 笑ったりー 色んな時を時を過ごしたねー♪
新しい出会いもたくさんあれば、疎遠になった人もいる。
たくさんの幸せもあったけど、辛いこともあった。
そのすべてに意味があるんだ。
意識してても、私は毎日全力で生きてないし、叶えたい夢もない。

キラキラオーラ全開の人達の中にいると、自分もキラキラしてるような錯覚に陥るけど、ひとりになると何の輝きも放てない自分。
そんな自分に気づいてるよ。わかってるよ。
でも、それが辛くて、そんな自分が嫌で、逃げ出したくなって、ふらふらとキラキラを求めてライブやJOINに依存しちゃうけど、それじゃぁいけないこともわかってる。
いつまで自分を甘やかすつもりなんだろう。いつまで人のキラキラオーラを借りるつもりなんだろう。

思い返せば、髪の毛が伸びて、体重が激増した以外、何も成長できてない。

今の私は、私が自分で決断してきた道の上を歩いている。
これからの道を決めるのも自分。

いつまでもぬくぬく生きてないで、キラキラオーラが出せる人になるのだ。
輝きを増して躍進し続けるナオちゃんに食らいつくのだ。

まずは、痩せよう。体が重くて走れないんだよね…。
そして、夢を持つ。
現実を見る。逃げない。

よし、がんばる。

FRN×東の食の会

2011-10-29 23:47:51 | Diary

行ってきました、国立代々木競技場オリンピックプラザ。
「東日本大震災復興祭2011」のフードエリアをFRNがプロデュースしてるので、ご飯食べてきましたぁー。

10月下旬だし、さすがに夜は寒いかなぁーと少々厚着していったら、実際はそこまで寒くなくてよかったです。

お友達を待ってる間、ひとりで偵察…。
apの縮小版というか、ミスチル宮城公演の時の半分くらいの規模でした。
行ったのが夜だったので、野菜の直売とかは終わってたけど、ご飯はまだまだある様子。実際、安くするよーと声をかけられたり…。
しかも、行った時間がほんとによかったみたいで、お客さんも少なく、ゆっくりじっくり吟味し放題でした。
apの時みたいに、混んでるし、選択肢少ないし…って状況ではなかったので、助かりました。
私達が食べ終わる頃には、ちょうど第一体育館でのライブが終わったみたいで、一気に混みだしたので、ほんとナイスタイミングだったな…と。

一通り偵察を終え、ぼけーっとベンチに座り、apでのモロモロや、宮城公演の奇跡を思い出してニヤニヤしてると、シャッチョさんが目の前を颯爽と通り過ぎた…(゜〇゜;)
あのね、オーラがハンパないっす。いやはや…ほんとにすごかった。
どっからどう見てもシャッチョさんなの。
なんかね、ただ企画して、名前だけの主催じゃなくて、社長自らが直々に会場に来るってすごくない??
きっとね、ものすごく忙しいスケジュールの合間を縫って来たんだと思う。その姿に感動しました。本当に尊敬です。やっぱりシャッチョさんはすごい人なんだ。

ご飯は散々悩んだあげく、かぼちゃとさつまいものクリーム煮にしました。
写メはないよww。
めちゃくちゃおいしかったぁー( ´艸`)
相変わらずの妄想トークと、しつこいくらいぶり返す宮城公演の話題で、散々盛り上がり、楽しい時間を過ごしました。

私にできることはこれくらいしかないけど、いや、むしろ逆に幸せな時間を頂いてしまったんだけど、ほんの少しでも役に立てたかな。
いやぁー、役に立ってないなぁー(´・ω・`)
でも、シャッチョさんの姿を見て、ap bankの活動に嘘や建前はないと思った。だから、これからもap bankでイベントがある時は、積極的に参加しようと思います。

忘れないうちに…

2011-09-28 06:36:54 | Diary
幸せな夢を見た。

小学校の校庭でリハーサルをしてたMr.Children。ゆるーい感じで終始楽しそう。
もちろん、はじっこで見守るマネージャーさん達もいます。マネージャーさん達も笑顔。ほんとに楽しそう。
その横でサッカーをする私達(出演は、高校の陸部の皆様。あざす。)。
友達の蹴ったボールをうまく取れなくて、ボールはMr.Childrenの方へ…。
リハ中に申し訳ないって思ったら、田原さんが笑顔でボールを取ってくれた。が、どこに蹴ろうか迷ってる様子。
それを察した友達が気を利かせてくれて、「こいつに!!」と私を指差してくれた。
にっこにこ笑顔でボールを私に蹴ってくれた田原さん。私はなぜか、黒い男性用長靴でサッカーしてたため、うまくボールが取れなくて、ボールはまた田原さんの元へ…。
爆笑のMr.Childrenメンバー&マネージャーさん達。
田原さんは嫌な顔ひとつせず、さっきより優しくボールを蹴ってくれた。
私がお礼を言うと、にこっと笑ってリハに戻っていった。
その時の田原さん…、赤白のボーダーTに、ピンクのハーパン(ナオちゃんがよくはいてるやつ)だった。

その後、休憩ってことで、ベンチに座り、みんなで大きなたけのこの里を食べてたら、せんちゃんが近付いてきたから、いっこ渡したら喜んでくれた(*´∀`)
少年サッカーの練習が始まるから…と片付けのためにコートに戻った時には、Mr.Childrenはもういなかった…(´・ω・`)
最終的にはスボルメシューズでサッカーをしてたらしく(最初からそうしろよ…(゜Д゜;))、一生懸命土をはらってる私。いつまで経っても帰る準備ができてない…。
「先に帰っていいよー。」って言ったんだけど、みんなが待っててくれるので、帰って洗おう…と片付け始めた私…。


こんなにハッキリ覚えててくれてありがとう、私。
きゃぁー朝から幸せ( ´艸`)

台風15号

2011-09-21 19:54:53 | Diary
朝起きたら、強烈にのどが痛い。
ミスチルのライブ前なのに…やっばいと本気で焦った。

タイフーンのおかげで早く家に帰れた。
そっから爆睡。

oh、回復してるじゃぁーん。
あさず。

にしても、久しぶりに本格的な台風でしたね。

安らげる場所

2011-09-02 06:47:04 | Diary
笑っていても 泣いて過ごしても 平等に時は流れる
未来が僕らを呼んでる その声は今 君にも聞こえていますか?

あの時の感覚は今でもはっきり覚えてる。
ぱぁーっと光が射して、明るい未来が見えたんだ。
それ以来、いつも自分に問いかける。
でも、たまに苦しくなるんだ。


どうしようもなくなって、また行っちゃった。





胸にしまった記憶の数だけ 強くなれたから

またがんばる。がんばるよ。
いつもありがと。

おめでとう&ありがとう

2011-07-30 23:13:23 | Diary
私の大好きなシクラメンが、この度メジャーデビューすることになりましたぁ
うわぁーすごい、おめでとう

だよね、だよね、重大発表って、絶対メジャーデビュー話だと思ったよ。ってか、正直、AXライブで発表あると確信してました。なのにないからさ…お預けかぁと思ってた矢先の大発表。うれしすぎるー!!
私…仕事中にトイレでこれ読んで泣くという大失態をやらかしましたww。

しかも、タイアップがハンパないっ。
DOG×POLICE 純白の絆
市原隼人っからの~、戸田恵梨香。
きゃなり期待されてる証拠ですね。シクラメンなら、150%期待に応えるね。うん、大丈夫。


29日に発表があって、一日中シクラメンのこと考えてたから、今日はシクラメンの夢を見た。
モール的な会場でライブしてくれてね、「とおく とおく」を歌ってくれたの。
まぁ…当然泣くよねww。
夢の中でも号泣してた私…起きたら目尻に涙の痕がww。
ほんとに泣いたらしいよ
どんだけシクラメンが好きなんだ私。こんなこと初めてだよ…。
そして、ライブ後に会場近くをウロウロしてた肉ちゃんに走りより、ブンブン握手しながら、「デビューおめでとー」って伝えたら、肉ちゃんスマイルを見せてくれた。
幸せな夢だったなぁ…



今までトイズのHPのアーティスト一覧で、インディーズのカテゴリーに名前のあったシクラメン。
メジャーデビューの伴い、小林シャッチョサンの下、ゆず兄貴の上というポジションに君臨!!←ただの五十音順ww。

全体画像はこちら。

Mr.Childrenと同じところに名前が載ってるー
もう感動…。

しかも、今まではインディーズレーベルだったから、品番がSKLM-だったシクラメン。
それが…

次のシングルから、TFCC-のトイズ品番になるんだよ。すごいでしょ!!


きっとね、人気が出たら昔からのファン・インティライミさんからよく聞く話と同じ現象が起こるんだろう。
でも、それは仕方ないこと。寂しいけど、むしろ知名度が上がって、人気が出た証拠だから喜ばなきゃいけないこと。いつも耳元で歌ってくれることには変わりないからね。


私、シクラメンに出会わなくても生きていけた。
でも、シクラメンに出会えて、何度も何度も励まされて、泣かされて、いっぱい元気もらえて、癒されて、爆笑して…私の人生がさらにキラキラしたんだよ。いつも支えてもらってる。
ほんとにほんとにありがとう。
これからもよろしくねん

寄り道

2011-04-24 22:59:55 | Diary
18日
ナオトが出演するラジオの、サテライトスタジオへ。
くるくる変わる表情、大きなリアクション、キラッキラな笑顔に心を奪われた。
何度も外を見てくれて、すっごいうれしかった。ありがとう。


19日
ナオト・インティライミ5thシングル「Brave」をマエゲするために新宿のタワレコへ。
ファン・インティライミさんとバッタリンティライミして、ナオトークで盛り上がる。めちゃくちゃ楽しかったぁーヾ(≧∇≦) 


20日
タワレコ渋谷店の地下で、インストアライブ。
ナオト・インティライミのモールツアー初日!!
本当に本当に最高のライブだった。


21日
ラジオのゲストで、シクラメンが地元に来てくれたぁ!!
なので、会いに行かなきゃってことで仕事帰りに向かうも、あと1駅のところで番組終了潤オ。゜(゜´Д`゜)゜。
メンバーがスタジオ出る時に、遠くからバイバイしました。それだけww。
でも、行って満足。
そして、早くも2度めましてーのタイムマシーン3号さん(≧∇≦*)


22日
名古屋に向かうため、仕事終わりに夜行バス。


23日
ナオト・インティライミのモールツアー2日目。
ざぁざぁの降りの雨を全身で受けながら(余談ですが、この部分のナオトのコーラス好き潤オ!!)…楽しかった。
ファン・インティライミさんと一緒に行動させてもらい、ホテルの部屋もお隣りだった。
夜、ケータイが水没(´Д`)


24日
ナオト・インティライミのモールツアー3日目。
ファン・インティライミさんみんなに助けて頂き、無事にカーニバることができました。ほんとにほんとにありがとうございます(≧∇≦*)
みなさま優しすぎー。゜(゜´Д`゜)゜。
めちゃくちゃ楽しい一日だった。
夜行バスで東京に向かい、朝はそのまま会社へ。


すっごい充実した1週間でした。
すべての人にほんとありがとー(*´∀`)

桜っからの~、善光寺

2011-04-09 21:47:53 | Diary
4/8(金) ファン・インティライミさん達とお花見@中目黒
いやはや~、今年はどの名所もライトアップ自粛…とのことなので、まさかの懐中電灯持参で向かったんですが…街灯とまわりのお店の電気でそれなりに明るかった。
っていうか私、目黒川沿いがお花見スポットだということを全く知らなかったし、そもそも中目黒なんてオサレなところで降りたことがなかったので、何もかもが新鮮でした(≧∀≦)
駅に着くと、あまりの人の多さにうろたえましたww。
一度はぐれちゃうとあっさり見失っちゃうくらいの人混みはほんと久しぶりだった。なんかね、すっごい懐かしいと思った。ディズニーランドに行きたくなった。
川沿いに行くと、暗闇の中に少ないライトで照らされてる桜が見えてきた。ぼんやりと白っぽくって、幻想的だった。うわぁー、めちゃくちゃキレイ!!

「お花見」っていう、桜を愛でる習慣を作ってくれた先人に心から感謝です。でもさぁ潤オ、あれだけキレイなんだもん、ついうっかり足を止めて見入っちゃうって。ウキウキしちゃうって(*・ω・)ノ

桜でテンソンが上がった後は、お店でナオトーク&きゃなりカーニバったトークを繰り広げ、めちゃくちゃ楽しい時間を過ごした。
もう幸せっす。最高っす。

そして、途中参加・インティライミさんもいらしたので、桜おかわりと称して再び目黒川へ…。

数時間前と同じ場所で見たんだけど、ちょっとした変化があり大爆笑( ´艸`)
ケバブの肉が痩せてるww。
個人的にはきゃなりツボでしたww。

ファン・インティライミになって、ライブやらイベントやらに行くようになって、すっごいお友達が増えた。
しかもね、みんなほんとにいい方々で、一緒にカーニバってくれたり、妄想トークを聞いてくれたり、色んな情報をくれたり、DVD焼いてくれたり…ありがたいです(≧∇≦*)
これからもずっと仲良くしてもらえたらなぁーと図々しく考えながら、終電で帰宅。
ほんとにありがとーでした☆


4/9(土) go to 長野
いつも通り出かける準備を一切してなかった私は、夜中にゴソゴソ準備を始めてみるも、あっさり意識を失い夢の中へ…。
毎回こうやって直前に準備して、忘れ物だらけなのに反省しないふてぶてしさ…今回も健在ですww。
3時間睡眠で新幹線に飛び乗り、すぐに爆睡。1時間半なんてあっと言う間…もっと寝てたかったよ。長野近すぎー(´・ω・`)

どんより曇り空の中、善光寺に向かった。

遠征先で観光したのいつぶりだろう…??
全然思い出せない…(;¬_¬)

善光寺の中に入って、本堂内陣を体験。
これね、大仏様の下を通って、極楽浄土への鍵を探し当てるという修行なんだけど、そんな説明を一切読まずに中に入ったため、真っ暗闇に尋常じゃないくらいテンパったww。
ほんとに真っ暗なの。ひとりきりだったら間違いなく気が狂ってたね(ノД`)
ただただ恐怖に怯えながら出口を目指し、光を見つけた時の喜びと言ったらもう…。゜(゜´Д`゜)゜。
号泣してる子がいたけど、その気持ち痛い程わかるよ(。・ω・。)
これ何だったんだろ…と説明書きを読み、主旨を理解した上でおかわりw。
今度はちゃんと見つけられたよー☆

そうそう、味噌味のソフトクリームがすっごいおいしかったぁ♪
帰り道では、休憩がてらカフェで桜あんみつを食した。桜味のアイスに、桜の塩漬け入シロップをかけて食べるんだけど、めちゃくちゃおいしかった!!
奇跡的に写真があるのでアップww。

あっ…切り干し大根のおやきも食べたんだ…。

久しぶりに観光して、名物食べて、きゃなりリフレッシュできました。楽しかったぁー!!
そして、翌日のライブに思いを馳せつつ、早めに寝ます!!

今週の私

2011-03-20 20:56:36 | Diary
3月13日(日)
体中の疲労と恐怖を取り除くかのようにひたすら眠った。
寝ても寝ても眠い。本能のままひたすら眠った。

3月14日(月)
朝起きて、電車が止まってることに愕然とした。
えっ…何??
会社に行けない…。
予期せぬ出来事に言葉を失った。
明日からどうなるんだろう…という不安で眠れなかった。

3月15日(火)
身体の異変を感じる。念のため風邪薬服用。
始発から電車が動いていたので、とりあえず会社に向かう。
JRの混み具合がハンパなかったが、なんとか会社にたどり着く。
明日来れなくなると困るので、ばあちゃん家に泊まる。

3月16日(水)
完ぺき発熱。が、休める訳もなく、また、風邪だとバラす訳にもいかないので、がむしゃらに出勤。
あいかわらず電車がハンパない。
節々の痛い身体、朦朧とする脳みそが、勤勉な日本人を疎んだ。
みんな誰ひとり文句も言わず、ぎゅうぎゅうな満員電車に揺られて会社に行くんだろう。電車の扉に荷物挟まっちゃったら助け合ってさ、譲り合ってさ、何でここまでして働かなきゃいけないの??
疲労感漂う重苦しい車内の雰囲気。ほんとはみんな休みたいんだろうなぁ…。
偉い人が、「今日は休み!!」って言ってくれれば、みんな休めるのに。きっとみんなその一言を待ってる。
仕事中、お客様から心ない一言を浴びせられ、ここまでして働いてることがバカらしくなった。人間って、こういう時に本性が出るんだな。何があっても、他人を思いやれる人になりたい、ならなきゃいけないって強く思った。
帰り道、ホームにさえたどり着けなくて、駅の構内はものっすごい人で溢れかえってた。警察官もたくさんいて、整列を促していた。
明日もこれをくぐり抜けないと帰れないのかと思うと、熱が上がった気がした。

3月17日(木)
金曜日じゃないことを激しく恨み、風邪薬を飲み込む。
駅の大混雑を思って、玄関で足がすくむ。
行きの車内で、働くことの意味が自分なりに見えてきた。
私は会社で仕事して、その対価として給料をもらってる。だから生活できてる。社会が何となくでも動いていて、休みにならないのなら、働きに行くのが当然なんだ。クビになるのが嫌だから。震災によって、ますます閉塞するであろうこの時期に職を失うなんて有り得ない。何が何でもしがみついてなきゃ。
そっか…みんなを会社へと向かわせる原動力はこれなんだと一人で勝手に納得した。
体調悪化。声が出なくなる。

3月18日(金)
今日が終われば家に帰れるという喜びだけが自分を支えていた。
劇的に声は出ないけど、熱は下がった気がする。カプチーノで風邪薬を流し込む。
あまりの衰弱ぶりに、電話ごしのお客様がことごとく心配してくれた。みんなギリギリで働いてるのに、ひとりだけ体調崩して申し訳ないと反省。
しかし、よほど悲壮感が漂ってるのか、この声だとお客様に強く当たられないことに気づき、しばらくこの声でいいや…とほくそ笑んだのも事実ww。
来週のことは来週困ろうというスローガンのもと、定時で帰宅。
いつも使ってる私鉄は、日ごとに運行時間が短くなり、このままフェードアウトするんじゃないかと思ってしまうほどなので、JRに乗る。
地元に着くと、計画停電中だった。
ずっと23区にいたため、初めて体験する真っ暗な街。終電後ですらもっと明るいよ。
想像以上の暗闇に「ただ事ではない」という思いが一層強くなる。この光景は一生忘れないと思った。いや、忘れちゃいけない。
月が1番明るいって、田舎のキャンプ場じゃあるまいし、信じられない事実だと思った。でも、月明かりがあってよかった。新月だったら真っ暗だったよ。
そう言えば、地震の日はキレイな三日月だったなぁとぼんやり思い出した。確実に月日は流れている。
そして、夏に逗子の海で見た月を思い出した。そうだ、あの時はまわりにあんまり明かりがなくて、月明かりがキレイだった。一日も早く、またみんなでカーニバれる日が来ることを願って…。

3月19日(土)
緊張感から解放され、休みだという安心感からか、再び発熱。
今までのは序の口だったと思い知らされるくらいのダルさ。
自家発熱なう。
この熱量を電力に代えて、被災地に届けられないかと本気で考えた。
めずらしく食欲も失せ、数年ぶりに本格的な風邪との戦いを強いられた。
しかも、家族が家を出入りする度に挑まれる花粉との戦い。大至急ギブしてるのに、容赦なく粘膜を刺激された。もうヘロヘロ…。
7時くらいに大きな余震あり。朦朧とした意識の中、恐怖で逃げる気力さえ奪われて目をつぶった。
カーテンを開けると、昨日以上の月明かり。スーパームーンと呼ぶらしい。
きっと、何の慰めにもならないだろうけど、被災地の人々に希望の光となって届けばいい…と思った。

3月20日(日)
相変わらずのダルさ。
何も食べたくない。私にしてみれば、最大の危機ww。
16年前の今日、世間を震撼させた事件が起こってる中、私は無事に小学校を卒業した。
地震のニュースで持ちきりだけど、こちらも風化させてはいけない事実。
夕飯のメインはメンチカツww。
文句言ったら、風邪引いてるから何??とでも言われかねないので、おとなしく豆腐とチーズと味噌汁を食べる。さすがに今日は無理っす。ノーメンチカツ(´д`)

帰宅難民

2011-03-12 20:28:55 | Diary
エレベーターから降りた瞬間、目が合った同僚が「揺れてる…。」とつぶやいた。
「えっ??」と答え、同僚の視線につられて天井を見上げると、ゆらゆら揺れてるのがわかった。
先日の揺れで気持ち悪くなって、しばらく動けなかった私は、「またか…。」と正直うんざりしながら、早く止まらないかなぁとぼんやり天井を眺めていた。
すると、尋常じゃない揺れが襲ってきて、立っていられなくなった。事態を理解できないままその場に座り込み、このまま揺れ続けるんじゃないかという不安感に押しつぶされそうになった。
色んな警告音が鳴り響く中、動かないはずの床が揺れ続けることが、こんなにも恐怖で、これほど苦痛だと思ったことはない。揺れが収まった時、精一杯の力をこめて、両手でぎゅーっと床を押さえつけてる自分に気づいた。
何が起きたかわからなかった。
急いでYahoo!を開き、その数字に目を疑った。
震度6強
こんなに恐怖を味わっても、尋常じゃないくらい色んなものが倒れても、数字で表すとそんなもんなんだ…と、画面が伝える低評価に落胆した。と同時に、震度7にカテゴライズされてる地域の人々の身を案じた。
この時はまだ、数時間後に画面を通して目にした光景が広がるなんて思ってもみなかった。それよりも今、自分の身に起こった恐怖を振り払うのに精一杯だった。あと数分遅かったら、私はエレベーターの中でこの恐怖に耐えなければならなかった。それを思うと、正直、他のことを思いやる余裕なんてなかった。
壁が崩れてる、棚が倒れてる…そんな情報が飛び交う中、やっぱり気持ち悪くなった私は、震える手で発信規制のかかったケータイを握りしめ、椅子にもたれかかっていた。

「あぁ、仕事しなきゃ…。」と席を立った時、すとんと上下に揺れた。
もう何が何だかわからない。床に這いつくばって、床を必死で押さえつける手に涙が落ちた。
揺れ続ける床が、みるみるぼやけていく。恐怖に打ち勝つかのように、腕がぷるぷるするくらい掌に力をこめて床を押さえつけた。私にはそれしかできなかった。

もう仕事どころではない。
最低限のことを終わらせ、一刻も早く帰りたいと思った。
でも、交通手段がない…。
電車が動くまで会社待機…のはずが、終日運転見合わせ。
道がすいたら送ってもらう…はずが、時速1kmくらいなんじゃないかと思わせるくらいの渋滞。
会社に泊まらざるを得なかった。
食料を買いに手分けしてコンビニへ。
「何でもいいから食べたいものを、テンション上がるものいっぱい買ってきて!!」と先輩に言われ、ちょっとだけ楽しくなってきた。くよくよしてる場合じゃない。生きなきゃと強く思った。
外に出ると、歩いて帰宅するであろう人々で歩道が溢れかえっていた。
あぁ、こんな夜でも月はキレイに輝くんだ…と、地上で起きた出来事とのギャップに悲しくなった。でも、変わらないことがあってもいいのかなぁと不思議な感覚にとらわれた。

亀裂が入った床でも営業してくれてるお店、人のために働いてる方々にものすごく感謝した。
Twitterには、帰れない人のために場所を提供するお店の情報や、心配する声がひっきりなしに流れていて、なんかすっごいうれしくなった。

つながらないケータイにイライラしてたけど、メールを問い合わせたら家族や友達、ファン・インティライミさん達からたくさんメールがきてた。
そばにいてくれる同僚、お菓子を買ってくれた先輩、心配してくれる家族や友達…ひとりじゃないって思った。うれしかった。
ナオちゃんのツアー当選メールも来ててね、そういえば今朝、このメールを待ちわびてたなぁとぼんやり思った。

ご飯を食べて、ワンセグでニュースを見たら、津波が街を襲ってた。その現実感のない映像に言葉を失った。

私のスマホね、誰にも連絡先教えてないから鳴らないはずなんだけど、みんなのケータイと同じようにバイブと共に鳴り響き、緊急地震速報が続々と届いた。

いつも大きなカバンを持ち歩いてる先輩は、次々と生活用品を出してくれる。
みんなにネタにされてたけど、数日くらい外でも生き延びられるだけの用意は必要だなって思った。家で被災するとは限らない。よくよく考えれば、家にいる時間より、外にいる時間のが長いんだもんね…。

うとうとすれば余震に起こされ、眠れない夜を過ごした。
余震の度に、朝になれば帰れるという漠然とした希望が遠のいていく。
道路は相変わらずの渋滞。電車が動かなければ帰れない。
またいつか大きな地震が来たら…と不安になる。

でも、私には屋根がある。帰る家もある。家族、友達も元気。ご飯もある。
それだけも十分じゃない。それ以上は望めないよ。

電車再開のニュースを聞いて、家路に着く。
が、いつになったら辿り着けるかわからなかったので、会社から近いばあちゃん家によった。心配だから…との口実だったけど、疲れと眠さがピークだったので休みたかった。
じいちゃんの笑顔を見て安心した。喜んでくれてうれしかった。
結果的に、ほんとにただご飯をごちそうになって、寝に行っただけになっちゃったのに、おこづかいをくれた。何度も断ったのに、しっかりカバンに入ってた。
もう…涙が止まらなくなった。
募金のたしにしようと思った。

たまにニュースで目にする「帰宅難民」に、まさか自分がなるなんて思ってもみなかった。
大地震もどこか他人事で、リアリティがなかった。
でも、現実に地震は起こり、ものすごい恐怖を感じた。もう一生消えない恐怖が刻み込まれた。
忘れてはならないし、これを教訓にして生きていかなければならない。

だけど、辛いことばかりじゃなかった。
人の優しさ、温かさ、たくましさ、勇気…涙が出たよ。
なんか…人間ってあったかいなぁって感動した。
自分にできることから始めなきゃ。泣いてる場合じゃないよ。

生きてこそ。

一日も早く平穏な日常が戻りますように…。