本日の根本裕幸お師匠のブログを読んでいて
「うーん」と唸ってしまいました。
記事の内容は、お師匠のいつものスタイルで相談者さんからの質問に
答えると言うものですが
その相談者さんの質問内容がサラリーマンあるあるでして・・・
ご興味がある方はぜひ記事をお読みいただきたいのですが、要約すると
2個上の上司がパワハラ、1個上の上司は「諦めろ」と助けてくれず
仕事は人手が足りずとても忙しい
いつか自分が潰れそうで怖い
そう言うご相談です。
で、流石の我らがお師匠。
コメントは(一言で言うと)
「逃げろ」
・・・以上
はい、客観的に見て、私もご相談者さんは早くこの職場から距離をおいたほうが
いいだろうなと思いました。
お師匠のブログって、ご相談が来てから実際にお師匠が回答するまでの間に
かなりタイムラグがありますので
この相談者さんは、お師匠から回答が来るまでの間
ずっと黙ってこの状況に耐えているのだろうか?
・・・そう思って心配になります。
でも心の悩みって多かれ少なかれこのケースに似ていまして
他人から見ると
「なんで逃げないの?」
「なんでそんな人に関わるの?」
そう思えるような状況を
本人は必死でうまくやろうとしたり、我慢したりして切り抜けようとする
だから苦しんで悩むのです。
この相談者の方も、推察ではありますが
「部下もいるのに、私だけ距離をおいて一抜けしていいんだろうか・・・?」
「私がうまくやれないのがいけないんじゃないか・・・?」
そんな風に自分を責めてしまっているのかも知れません。
「自分を大切にする」
「嫌な環境からは逃げる」
言葉で書くと一言ですが
それを実行に移すためにはいろんな心のステップがあります。
(良いか悪いかは別にして)自分の決断を信頼すると決めること
その決断によって、結果的に損をしても構わないと思えること
誰かと対立したり、嫌われても構わないと思えること
誰も支持してくれなくても、自分の幸福に責任を取れるのは自分だけだと腹をくくること
・・・これらも書くとそれぞれたったの一行ですが
どれも、自分を信頼していないとできません。
よく「自信」を持つには成功体験が必要と言いますが
個人的には逆だと思っていまして
「自信」とは
逆境にあるとき、損をしているとき、理不尽な思いをしているとき
そんな時にあっても「自分の決断・行動を信頼する」と決めることです。
割と精神的にタフじゃないとできないです笑
タフじゃない普通の人間としては
その先に「希望」を持つことが大事です。
今はしんどくても、自分の決断を信頼して行動し続けていれば
いつかもっと素敵な世界が自分を待っている。
そう思えることが必要です。
でも、その前段として、希望を持つには心に余裕を持つことが必要です。
そして、心に余裕を持つには、身体の調子をよくすることが必要です。
去年の大河ドラマ「いだてん」主人公の金栗四三の有名な言葉に
「体力、気力、努力」
があります。
この順番には意味がありまして
体力が無ければ気力が出ないのです。
なので今、もしこの相談者さんのように心に大きなお悩みを持っている方が
いらっしゃったら
とりあえず、1日でもいいから休んでみましょう。
麻生財務相も言ってましたが
「(安倍首相は)休む必要がある。自分の健康管理をするのも仕事」
です。
どうか、無理しないでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。