明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

大坂なおみの優しさ -全米OP ガウフ戦より-

今朝は大坂なおみvsガウフ線を途中から観ていました。

 

いやー、大坂は全米だと別人のように強いですね。

 

ハードヒットするプレースタイルはやっぱりハードコートに合っているとは思いますが

 

それだけじゃなく、事実上のホームでプレーする感覚は

 

やっぱり格別のやりやすさをもたらすのでしょう。

 

大坂の快勝で終わった試合ですが、

 

なんと大坂、負けたガウフにオンコートインタビューに応じるように促しました。

 

ガウフは泣きながら「この試合で多くを学んだ」と観客に感謝して帰って行きました。

 

いやー、大坂は優しいですね。

 

「このスタジアムではほとんどの方が彼女を観に来ていたから・・・」と言ってましたが

 

そんなことは無いと思います。

 

彼女のプレーに感動しているのは決して日本人だけじゃ無いし

 

そうでなくても、全米オープンには多数の日本人が観戦に行ってます。

(私も一昨年行きました^^)

 

彼女は国籍こそ日本人ですが、育ったのはアメリカですし

 

心のホームタウンはアメリカなんじゃ無いかと思います。

 

それでも、15歳のガウフにかつての自分を重ねたのか

 

ここまで勝ち上がった彼女を讃えて、インタビューに応えるように促す。

 

そういえば大坂はガウフの応戦席の陣営に対しても

 

「あなたたちに会った事がある」って言ってましたね。

 

いろんな意味で共通点を感じているんでしょうね・・・。

 

こういう振る舞いには賛否両論があると思います。

 

「もっと勝負に徹しろ」とか「勝っているから余裕があるだけだ」とか。

 

・・・まぁ、それも間違いじゃ無いとは思うのですが

 

やっぱり、彼女は優しいんだと思います。

 

そういう優しさは確かに弱さと表裏一体ですし、

 

優しさが故に結果が出ないケースもあるとは思います。

 

でも、それも含めて彼女らしさなので、

 

これからもっと強くなったとしても、変に擦れることなく持ち続けて欲しいです。

 

全豪優勝直後にサーシャコーチと別れた時、彼女はこうコメントしていました。

 

「勝利より人生の幸福が大事」

 

実はフェデラーとナダルもかつて同じようなコメントをしています。

 

セレナも「テニスは永遠に続かない。でも、神や家族は永遠」と言っています。

 

本当に強い人って、勝利を超えたものを知っているんですね。

 

私もそんな境地に辿り着いてみたいなあ、と憧れてしまいます。

 

さぁ、大坂は全米連覇達成できるでしょうか?

 

とっても楽しみです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日からも素敵な1週間を。

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