フェデラーvsジョコビッチ戦、盛り上がらず残念でした・・・。
フェデラーは身体に痛みを抱えていたようで、本調子ではありませんでした。
この二人の激闘を楽しみに早めに帰宅したのですが
あっさり試合が終わってしまって拍子抜けしています。
そんな時は、自分のテニスに集中するしかありません。
今使っているラケットはHEADのPrestige MPと言いまして
その名前に相応しく、80年代からある伝統のモデルです。
古くはサフィン、ソダーリングが使っていました。
今はアイコン的にはチリッチが使っていますが
私の大好きなシモンが使っているモデルでもあります。
初めて購入したのは、もちろん「シモンが使っているから」という
とても不純な動機からですが、
コーチから借りた旧版のPrestige MIDを試し打ちした時に
その打球感の手ごたえや振り抜きの気持ちよさに感動したのも大きかったです。
その経験から、どうしてもプレステージシリーズを使いたくなり
買って使い始めたのが2年半前。
それからというもの、出会うコーチの9割以上に
「そのラケットは重すぎる」
「女性には無理だ」
と言われ続けました。
確かに重いです。
最初の頃は、自分自身がラケットに振り回されている感覚がありました。
でも、面ブレしない安定した打球感、フラットで厚く当たった時の球威、
そしてライン側で正確に落ちてくれる軌道
その3つにどうしても惚れてしまい、
「このラケットに見合う自分になる」
そう決めて打ち続けてきました。
また、このラケットを使っているシモンは筋トレが苦手であり
プレースタイルはカウンターパンチャー、
どう見てもパワーヒッターではありません。
男子選手の中ではかなり非力です。
そんな彼がこのラケットを「これ以外考えられない」と言って使い続けているのであれば
自分にもやれるはず。
そう自分に言い聞かせてきました。
使い続けて2年半が経ちました。
慣れたのか、重さはほとんど気にならなくなりました。
というより、重いんですが実は遠心力でラケットが振りやすく、
以前に使っていた305gのYONEXのvCOREよりも、むしろ振りやすいです。
ライン側でスッと落ちてくれるコントロールも健在ですし、
クリーンヒットした時の振り抜きの気持ちよさ、球威も素晴らしいです。
打点を外した時のスカ感もハンパないですけどね笑
数少ないプレステージを評価してくれたコーチのうち、お一人が言っていましたが
「プレステージはプレイヤーのありのままが出るラケットだ」
・・・全くその通りだと思います。
そういうところも好きです。
ずっと使い続けるかどうかは分かりませんが
まだまだプレステージに惚れております。
そういえば、最近はコーチから「そのラケットを変えたほうがいい」って
言われなくなりました。
やっと、ラケットと自分が馴染んだのかも知れません。
そんな訳でプレステージさん、
これからもよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。