こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
本日はオンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。
「絵が好きなのだが能力を伸ばす努力ができない」とお悩みの
りりさんからのご相談です。
(以下、りりさんからのご相談内容です)
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初めまして。
私は絵を描くことが好きです。
2,3歳のときから絵を描き始めて、アニメの絵を勉強する専門学校ではクラスで2番目くらいには上手でした。少しだけなら絵の能力があるのですが、それを伸ばすための努力ができません。
今は週3日しか働いていないので、一日5時間くらい絵を練習したい、できれば8時間練習したいと思うのですが、1時間練習すると疲れてしまいます。
過去にまともに受験勉強をした経験もないので、堪えて頑張る根性を身につけていません。ましてや絵を描くという楽しいことなのに、私は投げ出してしまいます。
上手くなりたい気持ちはあるのに、それ相応の努力ができないのでここ五年間でほぼ絵が成長していません。
好きで上達したいことのために努力できるようになるにはどうすればいいでしょうか。
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(以下、回答です)
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りりさん
こんばんは。
この度はご相談をお寄せいただき、ありがとうございます。
努力をする才能につきまして、中高生の頃は受験勉強、そして現在はテニスマニアのカウンセラーもるもよりご回答させていただきます。
1:努力する才能がある人は、必ずしも能力は高く無い
まず、もるものりりさんへの羨望からお伝えをさせてください。
>2,3歳のときから絵を描き始めて、アニメの絵を勉強する専門学校ではクラスで2番目くらいには上手でした。
クラスで2番・・・。
羨ましい。
りりさんには才能があるんですね。
もるもはいちおう東大を卒業しておりますが、どんな科目においてもクラスで2番になったことはありません。
また、もるもは11年間テニスをしており4年前から毎月のように試合に出ておりますが、優勝はおろか準優勝すらほとんどしたことはありません。
「・・・お前、何が言いたいんだよ?」って?
ちょ、ちょっと待ってください。
まだブラウザを閉じないでください。
私はガチで回答しております。(いつもです!)
何が言いたいのか申しますと
何かに向かって努力をする能力と、何かができる能力とは別ということです。
そして、これはもるもが43年間生きてきて、いろんな才能溢れる方を見ていて思うのですが
才能がある人と成功する人とは別です。
才能のある方は、往々にして地道な努力をするのが苦手です。
なぜかと申しますと
才能があるから、先が見えてしまうのです。
「こんな風に努力したところで、別に何者にもなれるわけじゃないし・・・」
そんな風に気づいてしまうのです。
一方、何かの道で成功する人は往々にして才能はありません。
しかし、その道で「成功したい!」という気合いと熱意には満ちており
先のことは考えずに、ただひたすら成功に向かって突っ走ります。
日々努力を怠らず、その道に関する何かを積み上げます。
ちなみにもるもは22年間サラリーマンをしておりますが
サラリーマンとして成功するのは、必ずしも能力が高い方ばかりではありません。
でも、気合いと根性と「偉くなる!」「何かを成し遂げる!」という意志の力がとてつもなく強いです。
一方、能力の高い社員の方は実はあまり出世されないことが多いです。
先ほども書きました通り、能力が高すぎて先が見えてしまうからです。
りりさんは「絵の才能はあるが努力ができない」と書いていらっしゃいました。
もしかして、りりさんもどこかで「どうせ絵が上手くなったところで、何者にもなれる訳じゃないし・・・」と思っていらしたりしないでしょうか?
もし少しでも思い当たるフシがあるとしたら、それはりりさんに才能があるからです。
才能があるから先が見えてしまって、努力ができないのです。
努力ができないご自分を責める前に
「しょうがないよなぁ・・・アタシ才能あるし」
・・・と、自分の能力の高さにほくそ笑んでみてください。
そして、もしりりさんのお近くに努力ばかりしていて一向に絵が上手くならないお仲間がいたら、心の中で鼻で笑ってやってください。
奴らは才能が無いから努力しちゃうんです。
それでもまだりりさんは「努力ができる自分」になりたいでしょうか?
少し考えてみていただた後、次へとお読み進めください。
2:絵が上手くなることで達成したいこと、ビジョン
りりさんは絵が上手くなることで何を達成されたいのでしょうか?
あくまでご自分の満足のためですか?
それも悪くは無いと思うのですが
人間には「承認欲求」がございますので
「誰かにその成果を見せたい・認めて欲しい」という不純な動機がある方が、俄然モチベーションは上がります。
・仲間うちや友達に「うわーすごい!」って褒められる
・作品展に応募する
・個展を開く
・イラストレーターなどの仕事にする
そんな「なりたい自分の姿」があると、それに向かって努力する動機が高まりますし
それを達成した諸先輩たちが、どうやってそうなったのか
その様子を見て真剣に学ぶようになります。
こうした営みが、りりさんの求める「努力する能力」を身につけるきっかけとなります。
カッコよく言うと「ビジョン」というやつです。
絵が上手くなって達成したいこと、なりたい姿
それらに思いを馳せてみることで、努力を始めてみるきっかけが得られるかも知れません。
3:本当に才能を伸ばしたいのか?
もるもはテニススクールに11年間通っていますが、スクールの中にも実力をどんどん伸ばす方とそうで無い方がいらっしゃいます。
好きであることと、能力を伸ばすこととは別です。
テニスは大好きだけど、ただテニスを楽しみたいからやっているのであって、上手くなったり試合に勝ったりしたい訳では無い。
そういう方はたくさんいらっしゃいます。
・・・というか、そういう方の方が圧倒的に多いです。
テニスをしているその瞬間、その時間自体を楽しんでいるのです。
絵を描くときのりりさんはいかがでしょうか?
絵を書いている時間、練習している時間そのものを楽しめているでしょうか?
また、りりさんは本当に絵が上手くならなければいけないのでしょうか?
絵を描いている時間そのものを楽しむことができれば、それで十分なのでは無いでしょうか?
なぜ、5時間も8時間も練習しなければいけないのでしょうか?
それは本当にりりさんがしたいことでしょうか?
ぜひ一度、お気に入りの絵を眺めながら考えてみてください。
りりさんが絵を描く理由、原点に立ち戻ることができたときに
本当にご自身は才能を伸ばしたいのか、そのための努力をしたいのか
その答えも見えてくるはずです。
4:まとめ
いかがでしたでしょうか?
りりさんの絵を描く才能、絵を好きな思いを何にどう活かしたいのか
何を実現されたいのか
何のために努力するのか
そこをぜひ一度考えてみてください。
りりさんが絵を描くことが好きな気持ち、才能を伸ばしたい気持ち
その気持ちをご自身のビジョンを達成するエネルギーへと変えていくことを
私は心からお祈りしています。
そして、もし1人ではビジョンを見つけるのが難しいと感じる場合は
ぜひカウンセリングセッションをご検討ください。
もるもが全力でりりさんの中にある絵を描く動機・光・希望を見つけ出し、ビジョンへと繋げるお手伝いをさせていただきます。
ご参考になりましたら幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。
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