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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

【ココロノマルシェ】ご相談への回答 -不倫の彼がまだ好き-

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もり あずさ(もるも)です。


本日は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。

不倫&社内恋愛の彼が第一子の誕生を機に自分に向き合ってくれなくなったとお悩みの はる さんからのご相談です。


(以下、ご相談文になります)
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はじめまして。
いつも優しい言葉や時には厳しくも的確なアドバイスをくださる皆様の回答を拝見して、とても勉強させていただいています。
今回はそんな皆様のお力をおかりしたくて、思い切って投稿させていただきました。

恥ずかしながら不倫の相談です。
3年程付き合った既婚の彼がいました。1年程前、彼に第一子ができ付き合えなくなりました。
彼から別れ話はなく、話し合いたいとお願いしても忙しい、奥さんにバレる等なんとなくはぐらかされていました。
私が彼を見ることが辛くて距離をとりがちになり結果として別れた状態になっています。
ですが、同じ社内で同じ部署のため毎日彼と顔を合わせます。
元気に仕事と家庭を両立している彼を見るのが辛いです。
私は1年たった今も苦しくて辛くて、仕事に向き合えなくなる日があります。
別れる状態になる直前のことですが、彼は不倫相手である私のことを奥さんに正直に話し、大喧嘩になったと打ち明けてきました。
離婚という選択肢も出たと。
当時の精神ボロボロの私は彼のことを信頼仕切っていたので、私のこと真剣に考えてくれてたのかな…と都合よく受け止めていました。
しかし後々奥さんとの離婚をチラつかせるのは不倫男性の常套手段だと知って、本当に心が壊れるくらい落ち込みました。
騙されたかもしれないことも、彼が保身に走ったことも悲しかったです。
偶然見つけてしまった彼のSNSには彼が子供を可愛がる様子があふれてましたし、彼と家族ぐるみで付き合ってる同僚からも、彼の家庭の楽しそうな話をよく聞きます。
私が騙されたのか、それとも離婚の危機までいった上で乗り越えて今幸せなのか…
どちらにしろ別れ話すらしてもらえなかった私はとても惨めでした。

問題はこんな扱いを受けながら、彼のことがまだ好きだと感じてしまっていることです。
執着なんでしょうか?
正直、今までお付き合いしてきた男性の中で一番好きでしたし、一番大きな愛情を感じて3年間とても幸せでした。毎日楽しかったです。
この一年、彼からも本当に好き、まだ一緒にいたかったなどごくごくたまに未練があるような言葉を言われてきました。
ですが一緒にいようとする行動は全くおこさず、気分で適当なことを言っているのかもと思い落ち込みます。
普段はどことなくよそよそしく、会社でも当たり障りのない態度をとられ傷ついてしまいます。
これって彼はどんな心理なんでしょうか。
普段の態度からはきっと私への関心がもうないんだろうな…と思い知らされています。
そんな彼の言葉に一喜一憂している自分がとてもバカだなぁと思います。
何度か会う約束もしてくれましたが、色々な理由でドタキャンされ叶いませんでした。
行動をおこさないということは、彼にとって守りたいのは家族と世間体いうこと。
頭では理解できるのですが、心が追いつきません。
勝手に天秤にかけられて、私の気持ちは一切考えずに切り捨てられたような気持ちでいます。

我ながらとても卑屈だと思うのですが、この辛い状態からどうやって逃げればいいかわからず、お力おかりしたくてご相談しました。
こんな長い文章を読んでくださって本当にありがとうございました。

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(以下、ご回答になります)
■■■■
こんばんは。
この度は勇気を持ってご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。

ご回答にあたり、まず最初にお伺いしたいことがあります。

はるさんは「恥ずかしながら不倫の相談です」と書かれていますが

はるさんはこの恋を

曖昧な態度を取る彼を好きでいるご自身を

誇りに思いますか?

本来、人が人を好きになることは、この世で最も素敵な感情です。

ご自分を幸せにし、そんな時間を過ごせたことを

心の中でいつまでも宝物にできるような

そんな体験です。

はるさんは「今までお付き合いしてきた男性の中で一番好きでしたし、一番大きな愛情を感じて3年間とても幸せでした。毎日楽しかったです。」と書かれています。

不倫であってもなくても

恋愛において一番大切なのは、まさにはるさんが感じたこの感情であり

それ以外の何者でもありません。

不倫は民法上の不法行為であり

彼の奥様から慰謝料を請求される可能性があります。

また現在の社会通念にも反している行為ですので

彼、彼の奥様、職場の上司・仲間、ご自身の家族、友達などから

謗りや批判を受ける可能性は十分にあります。
(もしかしたら、既に受けていらっしゃるかも知れませんね)

しかし、それはあくまで法律上や社会通念のお話であり

心の世界、つまりはるさんの幸せにとって一番大切なことは

彼と一緒にいた時間において、楽しかったり大きな愛情を感じたり

今まで一番好きだと感じたり

そうしたことだったのではないでしょうか?

ちなみに、不倫で無かったとしても

遠距離恋愛だったり、お互いあるいは一方の家族が反対しているなどの理由で

彼と結婚することができない

彼の一番になることができない

そうしたケースもあります。

そうした思う通りにならない状況の中で一番大切なことは

「思う通りにならなくても、彼のことを好きでいられるか」

・・・これに尽きるのではないでしょうか?




また、彼の気持ちと行動についてですが

第一子誕生後の彼

奥様に不倫の事実を話して修羅場を迎えた彼

そうした彼が、はるさんのことを好きだとしても

その思いの通りに行動できないことは大いに有り得ると思います。

彼は、父親である責任

奥様とお子様を養う責任

社会人としての職場での責任

そうした様々な責任を抱えて生きています。

はるさんが、彼との時間を楽しんで幸せを感じていたのであれば

それは彼もきっと同じだったはずです。

パートナー同士は、同じ感情で幸せを感じます。

しかし、彼がはるさんとの幸せな時間のために

彼自身が抱えている責任を全て放り投げても良いのだと

はるさんはそう思われますか?

はるさんは彼に対して

「全ての責任を放り投げて自分を選びなさい」

・・・そう言い切れるでしょうか?



また、はるさんは彼と会って話をされたいご様子ですが

彼に会って伝えたいことは何でしょうか?

ヨリを戻したい?
それともキッパリ別れたい?

また、何だかんだと話をはぐらかして会おうとしない彼の気持ちに思いを馳せたときに

はるさんが、彼に対し「家庭を捨てて私を選んで」とワガママを言えないのと一緒で

彼もはるさんに「家庭を捨てられないし、はるさんとも別れたくない」とワガママを言えないのだとしたら

いかがでしょうか?

よく「パートナー同士は鏡」と言われます。

「彼に『家庭を捨てて欲しい』だなんて、ワガママだから言えない」
「できれば彼が自ら家庭を捨てて欲しい」

はるさんがそう思っていると、彼も

「家庭を捨てられないし、はるとも別れたくないなんて、ワガママだから言えない」
「できればはるに俺の気持ちを察して欲しい」

・・・なんて思っていたりします。

はるさんは、彼がご自分をどう思っているかをとても気にされていますが

それでは、ご自分は今彼をどう思っているのでしょうか?

彼は家庭を捨てることはできず

それでいて、はるさんのことも好きで

会ってキッパリと別れを告げる勇気も無い

そんな優柔不断な男性だと分かっていても

それでも彼を好きでいられるでしょうか?

相手の気持ちが見えなくなったときには

まずはご自分の気持ちをしっかり見据えることが大切です。

ご自分の気持ちがはっきり見えたときに

彼の気持ちもはっきり見えるようになります。

繰り返しになりますが「パートナー同士は鏡」ですので。

はるさんの幸せを心よりお祈りしております。

ご参考になりましたら幸いです。
■■■■
(以上です)


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。

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