明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

真剣に思っている相手には・・・ -連続テレビ小説「スカーレット」より-

東京は今日も寒いですね&雨が降っていますね・・・。

 

こんな日は、家でTVをゆっくり観るのがイチバンです。

 

今週は仕事が朝早い日が多かったので、スカーレットの内容が途切れ途切れになっており

 

朝からBSで全部しっかり観ました笑

 

喜美子と八郎が結ばれることは、週のタイトルからも明らかでしたが

 

そこに到るまでの言葉のすれ違いや、二人の距離が縮まったり離れたりするのが

 

大人の男女あるあるで、なんとも言えず面白かったです。

 

そして、二人が喜美子の家の前で抱き合った途端にお父さんと新作と妹が戻ってきて

ばったり鉢会うという

 

どうしても笑いに結びつけてしまう、関西ドラマあるある笑

 

そして、喜美子のファザコンぶりを象徴するシーンでもありました。

 

同時に、喜美子が大好きなお父さんから離れて八郎と一緒に生きていくという

 

本当の意味での家庭からの自立を象徴する場面でもありますね。

 

来週から、二人はどんな人生を歩んでいくのでしょう?楽しみです。

 

今週の放送の中で個人的にグッときたのは、おそらく金曜日分の放送だったと思いますが

 

喜美子と八郎が一緒にろくろを回して茶碗を作っている場面で

 

初めて出来上がった茶碗を見て喜び「簡単やん、この茶碗に絵をつけようか?」と

はしゃぐ喜美子をよそに

 

八郎は、その茶碗をすぐに崩して、もう一回作り出すように促します。

 

喜美子はちょっとショックを受けた様子でしたが、すぐに作り直しにかかります。

 

このシーンに象徴されていると思ったのは

 

八郎は喜美子のことを真剣にパートナーとして考えていること

 

だからこそ、一回茶碗を作っただけで満足することなく、何度でも作り直せと伝えたことです。

 

自分自身の人生を振り返っても思いますが

 

真剣に接しようと思っている人に対しては、決して甘やかすことをしません。

 

むしろ、相手がもっと高みに行けるようにとの願いを込めて、厳しく接します。

 

私も、ここ最近仕事で2回叱った相手がいるのですが

 

それは、その人ができるはずことをしていなかったからであり

 

その人はもっとできる、と思っているからこそしたことです。

 

怒ることが習慣になっている人は別ですが、

 

私のように省エネタイプの人間が怒るときは

 

相手にわかって欲しいこと、成長して欲しいという期待があるからです。

 

しかし、今週その方からこう言われました・・・。

 

「もう、〇〇さん(←私の名前)に怒られたので、私はこの組織に必要ないのかと思って・・・」

 

ちがーうw

必要ない人に怒るなんて、そんなエネルギーの無駄遣い

誰がやるかいな!

 

・・・そう言いたくなるのを堪えるのに必死でした。

 

そして、相手の立場に立って振り返ってみると

 

私自身がテニスや仕事で怒られた時も、やっぱり同じように「私ってダメなんだろうか・・・」って

思いますが

 

心の奥底では「私のことを『もっとやれる人だ』と思われているから言われるんだ」と知っています。

 

このご時世、褒めておだてて無難に過ごすのもアリですし、それも必要だとは思いますが

 

真剣に相手に接しようとすると、厳しくならざるを得ない時もある

 

それを受け止める度量が相手にはちゃんとある、と信じて接するしかない。

 

そう思います。

 

楽しい恋愛話のネタなのに、オチがシリアスになってしまいました。

 

これもご愛嬌で・・・。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

素敵な土曜日の午後を。

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