住むネット News

日々、住宅に関する多くの情報を新聞・雑誌などで目にするが、消費者には難解すぎる。そんな情報をわかりやすく伝えます。

住宅ローンの代理店?

2005年10月29日 | 住宅ローン
マイホーム購入時には住宅ローンを利用する方が多いですよね。その住宅ローンを借り入れるときは、銀行へ行って手続きすることが今までの本来の形です。

しかし、実際には、不動産会社が申し込みを代行することが非常に多いです。

先日、改正銀行法が国会で成立しました。これにより、銀行の100%出資の子会社以外でも銀行の代理店となることが可能になります。

つまり、住宅ローンの取次ぎを行うことが可能になるわけですね。不動産会社がモデルルームなどでこういった業務を行うことも考えられます。

前述したように、現実には、既に取り次ぎに近いことも行われており、ローン申請代行業務などとして手数料を徴収することも多いです。法的な面で問題のある行為であり、疑問を感じていたのですが、改正銀行法の施行後、金融庁の許可を得れば可能になります。


もちろん、住宅ローンに限ったことではありませんが、不動産業界としては、住宅ローンの取次ぎが増えるのではないでしょうか。

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不動産感覚

2005年10月27日 | 住まい全般
不動産は、専門性が高い。その上、独特の感覚というものがある。不動産感覚とでもいえばいいのだろうか。単なる知識は、活字から学ぶこともできる。でも、この不動産感覚に関してはそうもいかない。

最近、住宅購入のために勉強される方が多い。こういった方は、多くの場合、書籍やセミナーなどで勉強される。

こうして得た知識を物件選びなどの参考にする。

でも、不動産感覚だけは、なかなかそうもいかない。この感覚は、できるだけ多くの物件を見ることによってある程度、身に付く。しかし、不動産取引の経験がないと難しい。

不動産の仲介業を経験すれば、この不動産感覚を得やすいと思う。もちろん、経験豊富な営業マンは、この感覚が優れていることが多いでしょう。

一般消費者にとっては、この感覚を得ることが難しい。何かシュミレーションできる場があれば、いいのですが。

この不動産感覚とは?というと定義は難しい。それぞれの物件を見たときの印象の持ち方、売れる物件か?金額は?仲介業者の考えていることは?など、いろいろとある。

そういったことの全てが、ここでいう感覚。

ただ、本などで勉強しているだけでは得ることの出来ない感覚。多くの取引のなかに身を置き、多くの物件を見てきた人にのみある感覚だと思う。

消費者は、そんな不動産感覚を持った営業マンを相手にしていることを頭の片隅においていた方がいいかもしれない。
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住宅購入も情報は鮮度が大事

2005年10月25日 | その他
最近では、マイホーム購入者のうち、多くの方が勉強するようになってきている。その手段は、ネットでの情報収集であったり、新聞・雑誌であったり、書籍であったり・・・

消費者自身が賢くなることが、住宅購入で失敗しないための最良の方法であるので、単純に良いことですね。

しかし、書籍からの情報収集の場合に特に気をつけなければいけないのが、その「情報の鮮度」です。発行されてから数年経過している場合は、情報が古いことが多い。

特に、住宅ローンの商品に関する個別の情報などは特に気をつけましょう。著者の執筆当時と現在の状況が変わっていることがありますから。

住宅ローンについて、調べるときは、通常、住宅ローン相談の専門家でも個別の案件ごとに各金融機関に情報を確認するものです。そうしないと、毎月のように条件などが変わっているので、正しく適切な相談・提案ができないからですね。

もちろん、一般論というものも存在しますが、具体的な住宅ローンの提案となると別問題ですから。


住宅購入においても、情報は鮮度が大事。ですから、最終確認は、かならずご自分で行いましょう。

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フラット35の受付件数の増加と変わる販売現場の対応

2005年10月12日 | 住宅ローン
住宅金融公庫と民間金融機関の提携住宅ローンである「フラット35」が平成15年度に受付開始されて以来、順調に融資件数を増やしています。住宅金融公庫が、平成17年度の融資件数を発表しているので、これを見ましょう。

今年度の第2四半期の受付件数は、19,643戸です。昨年度の同時期が、1,180戸ですから急激な伸びですね。まだまだ伸びそうです。

平成16年12月あたりから急激に伸びています。これは、金利などの条件が非常に良くなったからです。

しばらくの間、住宅の販売現場では、フラット35のことを営業マンに話しても、「何、それ?」という反応だったのですが、徐々に販売の現場にも浸透してきており、積極的に対応する販売現場もあります。

それでも、仲介物件を購入する場合には、まだまだ仲介業者の反応が鈍いですね。

低金利の状況下での長期固定の住宅ローンですから、利用件数が増加数するのは当たり前。基本的には多くの消費者にとって有利な住宅ローンですから、借入対象として検討してみてください。

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気になる不動産の税金

2005年10月07日 | その他
住宅を購入するときに気になることの1つが税金。税金がいくらかかるのか?とか、税金が優遇されるのですよね?などと聞かれることは多い。そんな税金についての特集が、10月8日付の週刊ダイヤモンドに掲載されています。

いろんなことの節税についての特集なのですが、そのなかに「不動産編」というのがある。ここでは、あまりに長くなるので詳しくは述べませんが、「家を買った人」向けに、住宅ローン控除などのことが書かれています。

税制は、よく変わるもの。だけど、家計が影響を受けるものでもあります。ちょっと時間を割いて読んでみてもいいのでは?

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