住むネット News

日々、住宅に関する多くの情報を新聞・雑誌などで目にするが、消費者には難解すぎる。そんな情報をわかりやすく伝えます。

不動産広告について

2005年11月10日 | 住まい全般
皆さんも新聞に入っている不動産広告を見て違和感を感じたことは多いのではないでしょうか?

マンションの名称と場所が一致しない、と感じることが多いと思います。
大層なカタカナの名称の中に、○○○公園前、などと入っているけど、「公園から結構遠いやん!」と思うこと多くありませんか?

有名な公園の側であれば、マンションのイメージにもプラスと考えたのでしょう。売主がそのような名称をマンションに付けることが多いですね。


11月10日付日本経済新聞の記事によりますと、公正取引委員会が景品表示法に基づいて認定した公正規約で、消費者に誤解を与えるような広告を防ぐようになりました。

前述のように、マンション名に公園の名称などを用いる場合は、300メートル内にあることが条件になっています。逆にいうと、マンション名に公園の名称があると300メートル以内にあると確認できますね。

よく「○○駅前」などというマンション名もありますが、これも最寄駅の名称しか使えないとのことです。確かに、1駅先の駅名をマンションに付けていることもよくありますよね。

駅名は、ブランドにもなりますから。

ほかには、断熱性や遮音性などの性能を表示する場合は、表示と異なる可能性があることを明記するようになりました。

性能を表示しないことも多いのですが、これは性能の表示を義務付けてもいいと思いますね。

ただ、少しでも消費者にとってはプラスになることだと思います。

コメント

不動産感覚

2005年10月27日 | 住まい全般
不動産は、専門性が高い。その上、独特の感覚というものがある。不動産感覚とでもいえばいいのだろうか。単なる知識は、活字から学ぶこともできる。でも、この不動産感覚に関してはそうもいかない。

最近、住宅購入のために勉強される方が多い。こういった方は、多くの場合、書籍やセミナーなどで勉強される。

こうして得た知識を物件選びなどの参考にする。

でも、不動産感覚だけは、なかなかそうもいかない。この感覚は、できるだけ多くの物件を見ることによってある程度、身に付く。しかし、不動産取引の経験がないと難しい。

不動産の仲介業を経験すれば、この不動産感覚を得やすいと思う。もちろん、経験豊富な営業マンは、この感覚が優れていることが多いでしょう。

一般消費者にとっては、この感覚を得ることが難しい。何かシュミレーションできる場があれば、いいのですが。

この不動産感覚とは?というと定義は難しい。それぞれの物件を見たときの印象の持ち方、売れる物件か?金額は?仲介業者の考えていることは?など、いろいろとある。

そういったことの全てが、ここでいう感覚。

ただ、本などで勉強しているだけでは得ることの出来ない感覚。多くの取引のなかに身を置き、多くの物件を見てきた人にのみある感覚だと思う。

消費者は、そんな不動産感覚を持った営業マンを相手にしていることを頭の片隅においていた方がいいかもしれない。
コメント

首都圏と地方の価格差

2005年09月25日 | 住まい全般
「住宅地の都道府県別価格指数」というものが、9月21日付の日本経済新聞に掲載されている。これは、東京都の住宅地を「100」として、他府県の指数を出しているもの。これにより、価格差のイメージを掴めます。

これによると、大阪が、53.2ポイントと約半分。思っていた以上の印象ではないでしょうか。経済の好調が伝えられる愛知で、33.7ポイント。ただし、愛知は、東京や大阪に比べて面積も大きいので、割り引いて考えた方がいいかもしれませんね。

埼玉 39.8ポイント、神奈川 62ポイント、京都 37.3ポイント、兵庫 32.2ポイント、広島 20.4ポイント、福岡 17.0ポイント となっています。

地方との格差は相当なものです。地価は、住宅取得費に響くわけですが、首都圏での住宅取得がいかにたいへんであるかわかりますね。首都圏の方の収入が多いとはいえ、たいへんですね。
コメント

大阪の基準地価は?

2005年09月25日 | 住まい全般
新聞各紙では、大阪も下げ止まりの傾向などど書かれているが、まだまだ下落への動きが強い印象。

大阪市内でも住居系の地点で上昇、もしくは横ばいは少ない。天王寺区や阿倍野区といった住宅地として人気のエリアの一部では上昇も見られるが、その他は厳しい状況。

大阪市外では、堺市や東大阪市といった大きな市でも上昇・横ばいの地点は、かなり少ない。人気の北摂エリア(豊中市・吹田市など)でも、厳しい。

住宅地に関しては、以前として、下落傾向にあると見る方が正しいようだ。

コメント

東京都内の基準地価は?

2005年09月25日 | 住まい全般
東京都の23区以外のエリアの基準地価を見てみます。

東京都心部では、上昇地点も多く見られましたが、その周辺へ行くと、途端に上昇地点が減ります。しかし、上昇している地点もあるわけですので、それをあげていきます。

まず、武蔵野市。吉祥寺を中心に上昇または横ばいが多い。次に、三鷹市。こちらも上昇または横ばいが多い。そして、調布市。東つつじヶ丘、西つつじヶ丘などで上昇地点がある。

都心部から近い市での上昇が多いが、これらの市の中でも、比較的、駅に近いエリアが上昇、もしくは横ばいとなっている。逆に、駅から離れると、下落傾向にあるようだ。

コメント