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獅子舞(情報誌より)

2010-08-16 18:59:58 | 地域情報
情報誌より
獅子舞というと、時代劇でしか見かけないという人も多いと思いますが、埼玉県には数多くの獅子舞を舞う風習をもった地域があります。
獅子舞は大きく分けると、関西地方の伎楽(神楽)系と言われる一人もしくは数人で一匹?の獅子を操るタイプと、関東や東北地方に多い風流系と言われる頭の上に獅子頭を乗せ、腹にくくりつけられた太鼓を叩いて踊るタイプに分かれるようです。勿論埼玉県は風流系の獅子舞を踊る地域が多く、三匹獅子舞と言われる三匹の獅子が一緒に踊るものが多いようです。
獅子舞には、「ささら」という独特の楽器を使う事があり、地域によっては「ささら獅子舞」と言ったり、単なる「ささら」が獅子舞の事を指している地域もあります。
「ささら」は竹や木を細かく割ったものを紐で縛り、互いに打ちつけながら鳴らすもので、富山県の「こきりこ節」で使用される「ささら」は「こきりこささら」(びんささら)といわれております。元々は稲穂が風になびいて触れ合う時に生じる音をイメージしたもので、五穀豊穣を意味していると言われ、獅子舞も五穀豊穣の舞いとされているようです。
桶川市にも小針領家や川田谷の前領家・前原・三田原地区に獅子舞の風習があります。上尾市では藤波・畔吉などの地区に、北本では石戸宿に、鴻巣市でも原馬室や大芦・小谷・広田地区に獅子舞の風習があります。どの地域も市の無形文化財などの指定されているようですが、毎年の開催があやぶまれる状態の地域もあるようです。開催時期は九月中旬から十月が多いようですので、地域の文化に触れてみるのもたまには良いのではないでしょうか?
T.I
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