おとぼけライオンのスタッフブログ

すむナビでおなじみの新谷工務店不動産事業部のスタッフブログ

豆知識    建築出来る土地とは

2011-07-01 19:38:47 | 豆知識(建築)
豆知識より   建築出来る土地とは
 市街化区域においては、どんな土地でも建物が建てられるかというと、そうでもありません。
 住宅に限っていえば、その土地が建築基準法で定められた道路に2メートル以上接していないと建物を建てる事が出来ません。(住宅が一番条件が緩和されています)
 特にこの『建築基準法に定められている道路』という所が重要で、現在舗装され、人や車が通っていても建築基準法上の道路でないと、建物は建てられません。現在家が建っていたとしても、違法状態である可能性もありますので、注意が必要です。
 又、2メートルの接道も只2メートル接していれば通路状にずっと長い敷地でも良いかというと、そうでもなく、埼玉県では条例で、住宅の場合はある一定の基準以上の防火上の処置をしないと建てる事が出来ません。
 更に敷地によってはセットバックといって、道路の巾が足らない為に、自らの敷地を一部提供しなければならない場合もあります。様々な法律や基準があって初めて快適な暮らしが出来るとも言えますので、不動産業者や建設会社、あるいは建築設計の事務所などに聞いてみるとよいでしょう。
T.I
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建築における民法の規定

2011-03-05 18:50:51 | 豆知識(建築)
情報誌より
豆知識    建築における民法の規定
 民法の規定にこのような条文があります。
第234条 建物ヲ築造スルニハ彊界線ヨリ50cm以上ノ距離ヲ存スルコトヲ要ス
 民法は古い法律なので、条文が漢字とカタカナで読みづらいですが、要するに他家との境界線から50センチ以上離して建物を建てなければならないとい事です。これは建築基準法では決まっていませんので、見逃されがちですが、もし違反した場合は隣地の所有者から損害賠償を受ける可能性もある重要な法律です。
ここでいう50センチは離れを表しますので、建築でよく使う芯寸法とは違います。
商業地域などでは互いになるべく土地一杯に建物を建てようとする人が多いので、問題にされる事は少ないですが、特に良好な住宅地の場合は、あまり近い距離に建物があると相手側に圧迫感を感じさせる可能性があります。もし近い位置に建物を建てなければならない場合、予め土地の所有者に了解をとっておくとよいでしょう。良好な近隣の関係が、その後の工事中のトラブル防止などにもつながると思います。

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豆知識 建築における民法の規定

2011-02-14 18:59:56 | 豆知識(建築)
(情報誌より)
豆知識    建築における民法の規定
 民法の規定にこのような条文があります。
第234条 建物ヲ築造スルニハ彊界線ヨリ50cm以上ノ距離ヲ存スルコトヲ要ス
 民法は古い法律なので、条文が漢字とカタカナで読みづらいですが、要するに他家との境界線から50センチ以上離して建物を建てなければならないとい事です。これは建築基準法では決まっていませんので、見逃されがちですが、もし違反した場合は隣地の所有者から損害賠償を受ける可能性もある重要な法律です。
ここでいう50センチは離れを表しますので、建築でよく使う芯寸法とは違います。
商業地域などでは互いになるべく土地一杯に建物を建てようとする人が多いので、問題にされる事は少ないですが、特に良好な住宅地の場合は、あまり近い距離に建物があると相手側に圧迫感を感じさせる可能性があります。もし近い位置に建物を建てなければならない場合、予め土地の所有者に了解をとっておくとよいでしょう。良好な近隣の関係が、その後の工事中のトラブル防止などにもつながると思います。

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豆知識 斜線制限について

2010-12-29 18:51:15 | 豆知識(建築)
(情報誌より)
豆知識    斜線制限について
 建物を建築する際に、いくつかの斜線制限というものがある事を覚えておいた方がよいでしょう。
用途地域に応じて様々な斜線制限というものがあります。
斜線制限は、主に日照的な問題から来る北側斜線と隣地斜線、道路からの圧迫感を問題にした道路斜線の3つの斜線制限があります。
北側斜線は、特に良好な住宅地を目指した第一種低層(及び中高層)住居専用地域と第二種低層(及び中高層)住居専用地域にしか存在しません。特に低層の住居専用地域は制限が厳しく、隣地近くでは2階建てが建てられない可能性があるので、注意が必要です。
隣地斜線は個人住宅規模の高さでは制限にかかる事はほとんどありません。
 住宅で問題になるのは道路斜線です。
道路斜線は敷地の面する道路の幅員(道の幅)に応じて高さが変わる制限です。基準法の最低限である4メートルの道路の場合、一番厳しい地域では道路に面して5メートルの建物しか建てられない場合があります。斜線なので道路から離れれば離れるほどその高さは確保できますが、屋根の形などにも注意が必要になります。

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容積率について

2010-10-25 19:12:42 | 豆知識(建築)

情報誌より
敷地の面積に対してどれだけの延床面積が建てられるかを表す数値が容積率になります。
容積率は敷地のある地域、前面の道路の幅などによって変わってきます。
居住性を重視した地域では50%という非常に少ない面積しか造る事が出来ない場所もありますし、商業を優先する地域では1000%を超える建物を建てる事が出来る地域もあります。
同じ地域でも先に述べましたように、前面道路の幅員が狭いと地域で建てられる限度以下になってしまう場合もあります。
又、容積率の計算には含まれない面積というものも存在します。共同住宅の共用廊下部分や地下や車庫、小屋裏に類する部分である一定規模以下の用途部分の面積は容積率の計算には入らない床面積となります。
その他にも色々な緩和がありますが、土地の売買時の説明や広告で表される容積率は一般的に用途地域でのものが多いですので、注意が必要です。又容積率的には建てられる大きさでも、斜線制限などのその他の規制で限度いっぱいまで建築する事が出来ない可能性がある事も覚えておきましょう。


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