情報誌より
上尾市の由来
上尾という名前には2つの説があるようです。
一つは地形から来たという説で、芝川と鴨川に挟まれた台地(高台)にあることから、上(陸や高地)、尾(山の尾根)=上尾という地名になったといわれています。
もう一つは、上尾駅近くにある神社の由来にもなっているのですが、それは次のような逸話からきているようです。
江戸時代の大晦日に近いある日、3人の童子が鍬(クワ)を持ち、踊りながら荷車を引いてゆくという変った一行が上尾宿を通りました。一行はそのまま通り過ぎて江戸に向かって去っていきましたが、大晦日の日に又戻ってきました。なんでも荷車の荷物の届ける先が見つからなかったので、仕方なく戻って来たとの事でした。
ところがこの荷車が上尾宿の辺りで急に何をしても動かなくなりました。困った挙句皆で相談し、仕方なく此処に奉る事にしたそうです。
荷物の中身は二本の鍬と金の弊束だったそうで、その事から鍬神社(後に氷川神社と合祀されて氷川鍬神社)と言われるようになったというお話しです。
そして正月も明けた五日になると、童子もいなくなってしまいました。そこで童子が置いていった包みを開けると中から数十本の稲穂が出てきたので、神棚に上げて奉ったそうです。
この『稲穂』を『上げた』事から、上げ穂=あげお(上尾)という地名になったという説もあります。
地域地域で様々な由来があるものです。たまには歴史をひも解いて地元の名前の由来でも調べてみてはいかがでしょうか?
T.I
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上尾市の由来
上尾という名前には2つの説があるようです。
一つは地形から来たという説で、芝川と鴨川に挟まれた台地(高台)にあることから、上(陸や高地)、尾(山の尾根)=上尾という地名になったといわれています。
もう一つは、上尾駅近くにある神社の由来にもなっているのですが、それは次のような逸話からきているようです。
江戸時代の大晦日に近いある日、3人の童子が鍬(クワ)を持ち、踊りながら荷車を引いてゆくという変った一行が上尾宿を通りました。一行はそのまま通り過ぎて江戸に向かって去っていきましたが、大晦日の日に又戻ってきました。なんでも荷車の荷物の届ける先が見つからなかったので、仕方なく戻って来たとの事でした。
ところがこの荷車が上尾宿の辺りで急に何をしても動かなくなりました。困った挙句皆で相談し、仕方なく此処に奉る事にしたそうです。
荷物の中身は二本の鍬と金の弊束だったそうで、その事から鍬神社(後に氷川神社と合祀されて氷川鍬神社)と言われるようになったというお話しです。
そして正月も明けた五日になると、童子もいなくなってしまいました。そこで童子が置いていった包みを開けると中から数十本の稲穂が出てきたので、神棚に上げて奉ったそうです。
この『稲穂』を『上げた』事から、上げ穂=あげお(上尾)という地名になったという説もあります。
地域地域で様々な由来があるものです。たまには歴史をひも解いて地元の名前の由来でも調べてみてはいかがでしょうか?
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